カカクコムとは
会社解説株式会社カカクコムは、1997年の創業以来、購買支援サイト『価格.com』や飲食店検索・予約サイト『食べログ』など、消費者の意思決定を支援する日本最大級のインターネットサービスを展開しています。メディア事業を主軸に、圧倒的なユーザー数とDBを背景としたプラットフォーム運営に強みを持ち、近年では求人検索エンジン『求人ボックス』を第三の柱として急成長させています。2025年3月期には営業利益率37.35%という極めて高い収益性を実現しており、日本のインターネット業界を代表する優良企業として確固たる地位を築いています。
事業モデル・収益構造
主に広告収入、飲食店からの月額掲載料、送客手数料の3つが収益の柱です。価格.comでは販売店からのクリック課金や成約手数料、食べログでは飲食店向けの有料集客プランやネット予約手数料、求人ボックスでは求人広告のクリック課金型モデルを採用。自社メディアへの膨大なトラフィックを効率的に収益化する、高利益率のプラットフォーム型ビジネスを確立しています。
カカクコムの強み・特徴
- 1主要2事業(価格.com、食べログ)で国内圧倒的な知名度とシェアを誇る。
- 2営業利益率30%超を維持する、インターネット業界でもトップクラスの収益力。
- 3求人ボックスの売上高成長率が58.3%に達するなど、新規事業の育成能力が高い。
- 4エン・ジャパンから取得した『engage』との連携により、求人媒体から採用プラットフォームへ進化。
投資家が注目するポイント
- 1.ROE 35.4%という極めて高い資本効率を誇り、株主還元と成長投資のバランスが良好。
- 2.求人ボックスへの大規模な先行投資により一時的に減益だが、売上高は前年同期比21.5%増と成長は加速。
- 3.食べログ事業のセグメント利益率が53.9%に達しており、安定したキャッシュ創出源となっている。
- 4.M&Aを積極的に活用し、既存のメディアパワーと外部リソースを掛け合わせた非連続な成長戦略を推進。
就活生・転職希望者向けポイント
- 1.平均年収は720.4万円と高く、IT・Web業界の中でも安定した給与水準と福利厚生を兼ね備える。
- 2.平均年齢36.9歳、平均勤続年数6.3年と、Web系企業の中では比較的落ち着いた就業環境。
- 3.ユーザー数が数千万規模の大規模サービスの開発・運営に携わることができ、社会への影響力が大きい。
- 4.合理性を重視する企業文化があり、データに基づいた意思決定を学ぶことができる環境。
よくある質問
Qカカクコムの平均年収はどのくらいですか?
A最新のデータによると、カカクコムの平均年収は約720.4万円です。日本のWebサービス業界の中では上位に位置しており、30代中盤の平均年齢層を考慮しても高い水準と言えます。賞与や昇給制度もしっかりしており、安定した収益基盤を背景に、長期的にキャリアを形成しやすい環境が整っています。
Q最近の業績が「増収減益」なのはなぜですか?
A2026年3月期第3四半期の決算では、売上高が21.5%増と好調だった一方で、営業利益は4.2%減となりました。これは、成長戦略の柱である『求人ボックス』の認知度向上のため、数十億円規模の積極的な広告宣伝投資を行ったことが主な要因です。将来のシェア獲得に向けた「攻めの先行投資」による一時的な減益と評価されています。
Qカカクコムの主な事業内容は?
A主に「価格.com事業」「食べログ事業」「求人ボックス事業」「インキュベーション事業(不動産サイト『スマイティ』等)」の4つのセグメントで構成されています。購買、外食、就職、住まいといった消費者のライフイベントにおける意思決定を、透明性の高い情報提供を通じて支援する「ユーザー本位」のプラットフォームを提供しています。
Q食べログ事業は今でも成長していますか?
Aはい、非常に堅調です。2025年FYのデータでは、食べログ事業の売上構成比は42.68%に達し、セグメント利益率は53.9%と極めて高い収益性を維持しています。ネット予約の普及や飲食店向けのDX支援機能の拡充により、安定したストック型収益を創出する同社のメインキャッシュカウとして機能しています。
Q今後の成長戦略はどうなっていますか?
A現在は「求人検索エンジン」から「総合採用プラットフォーム」への進化に注力しています。特にエン・ジャパンから取得した『engage』事業とのシナジーが注目されており、求人掲載から採用管理までを一気通貫で提供することを目指しています。既存メディアのトラフィックを活かしつつ、HR領域を第三の収益の柱として確立させる方針です。
Qカカクコムへの転職難易度は高いですか?
A知名度・収益性ともに高いため、中途採用の難易度は比較的高いと言えます。特にエンジニアやデータアナリスト、企画職では、データに基づいた論理的思考力と専門性が求められます。一方で、多様なサービスを展開しているため、特定の領域に特化した専門スキルを活かせるポジションも多く、実力主義の側面が強いのが特徴です。
出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

