キリンホールディングス株式会社

キリンホールディングス株式会社

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食品・飲料業界
1,067Nakano, Tokyo1907年設立公式サイト

事業セグメント構成

酒類事業45%
飲料事業24%
医薬事業21%
ヘルスサイエンス事業10%
酒類事業 (45%)飲料事業 (24%)医薬事業 (21%)ヘルスサイエンス事業 (10%)

国内ビールシェア首位級。飲料、医薬、ヘルスサイエンスの3領域を柱に事業を展開。発酵・バイオ技術を核にグローバルな成長を狙う。

収益

2025年12月期

2.4兆円

+4.1% 前年比

純利益

2025年12月期

1,475億円

+153.4% 前年比

平均年収

1,000.7万円

業界平均: 899.1万円

キリンホールディングス株式会社とは — 会社解説

1907年創業、日本を代表する総合飲料メーカーです。ビール事業で国内首位級のシェアを誇るだけでなく、長年培った発酵・バイオ技術をベースに、医薬(協和キリン)やヘルスサイエンス(ファンケル、ブラックモアズ)へと事業を大胆にシフトしています。現在は「食から医にわたる領域」で価値を提供する、世界でも類を見ないビジネスモデルを構築。2025年12月期Q3ではファンケルの連結化により、ヘルスサイエンス領域の成長が業績を大きく牽引しています。

事業モデル・収益構造

酒類・飲料事業で安定したキャッシュを稼ぎ出し、それを高成長・高収益の医薬事業や、今後の柱となるヘルスサイエンス事業に再投資する循環構造です。特に「免疫ケア」を掲げたプラズマ乳酸菌などの独自素材を活用した高付加価値商品の販売や、買収したファンケルの店舗網・顧客基盤を活用したクロスセルにより、人口減に左右されない収益源の構築を進めています。

キリンの強み・特徴

  • 「一番搾り」や「本麒麟」といった強力なブランドポートフォリオ
  • 営業利益率20.6%を誇る医薬事業の高い研究開発力と収益性
  • 独自の「プラズマ乳酸菌」など、科学的根拠に基づいた機能性素材
  • ファンケル、ブラックモアズの買収によるアジア圏の強固な販売網

投資家が注目するポイント

  • 1ファンケル連結化によるヘルスサイエンス領域の急成長と相乗効果
  • 2原材料価格高騰を吸収する価格改定の進捗とコスト構造の改革
  • 3純利益が前年比153.4%増と大幅に拡大している財務の勢い
  • 4酒類市場の成熟に伴う、非飲料・医薬・健康領域への利益シフトの成否

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収1000.7万円という、国内製造業でもトップクラスの給与水準
  • 2ビール、清涼飲料、医薬、サプリメントと多岐にわたる事業フィールド
  • 3「発酵・バイオ」を軸にした世界最先端の技術開発に携われる環境
  • 4フレックス制度やテレワークなど、柔軟で働きやすい人事制度の充実

事業セグメント別解説2025年12月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

酒類事業

45%

ビール、発泡酒、新ジャンル、ウイスキー、ワイン、焼酎などの酒類全般の製造・販売を行う。飲食店向けの業務用および家庭用チャネルを通じて幅広いラインナップを展開している。

収益1.1兆円営業利益1,354億円営業利益率12.6%

飲料事業

24%

清涼飲料水、茶系飲料、コーヒー飲料、炭酸飲料、ミネラルウォーターなどの製造・販売を行う。自動販売機、コンビニエンスストア、スーパー等の販路を通じて製品を提供している。

収益5,782億円営業利益677億円営業利益率11.7%

医薬事業

21%

医療機関向けの医療用医薬品に特化した研究開発、製造、販売を行う事業です。高い専門性を活かし、特定の重点領域における新薬の上市や、適正使用のための学術情報の提供をグローバルに展開しています。

収益4,965億円営業利益1,023億円営業利益率20.6%

ヘルスサイエンス事業

10%

機能性食品、サプリメント、乳幼児向け粉ミルク、流動食などの展開を行う。科学的根拠に基づき、人々の健康維持や増進、栄養補給を目的とした付加価値の高い製品を提供している。

収益2,514億円営業利益111億円営業利益率4.4%

よくある質問(キリンについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

2.5兆円

営業利益予想

2,350億円

純利益予想

1,560億円

決算レポート

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2025年12月期 通期
#キリンホールディングス#過去最高益#ファンケル#ヘルスサイエンス

キリンHD・2025年12月期通期、事業利益19.3%増で過去最高——ファンケル完全子会社化でヘルスサイエンス黒字転換、800億円の自社株買い発表

キリンホールディングスは13日、2025年12月期の連結決算(IFRS)を発表し、本業の儲けを示す事業利益が前年比19.3%増の2,517億円となり、3年連続で過去最高を更新した。売上収益も2兆4,333億円(前年比+4.1%)と堅調に推移し、親会社の所有者に帰属する当期利益は前年比153.4%増の1,475億円と大幅な増益を記録した。ファンケルの100%子会社化完了や不採算事業の売却により、成長領域と位置づける「ヘルスサイエンス事業」が黒字化したことが収益を大きく押し上げた。また、株主還元策として上限800億円の自社株買いと大規模な株式消却を公表している。

+4.1%売上+19.3%営業利益+153.4%純利益

AIアナリスト視点

今回の決算で最も注目すべきは、長年の投資フェーズであったヘルスサイエンス事業がファンケルの連結化と不採算部門の整理によって「利益を稼ぐフェーズ」へ移行したことです。ビールという伝統的なキャッシュカウから、医薬、そしてヘルスサイエンスへと多角化を進める「キリン流の多角化モデル」が結実しつつあります。 市場が驚いたのは、業績の好調さだけでなく、800億円の自社株買いと発行済株式の1割を超える大規模な消却を同時に打ち出した点です。これは資本効率への厳しい姿勢を示すもので、投資家からの評価を意識した非常に強い経営メッセージといえます。 一方で、2026年度の事業利益が減益予想となっている点は、成長投資の強化期間と捉える必要があります。フォアローゼズの売却など、優良資産であってもポートフォリオの最適化のために売却する果断な経営判断が、今後の株価や企業価値にどう反映されるかが焦点となるでしょう。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
2.4兆円1,475億円3.5兆円+4.1%
2024
通期
2.3兆円1,253億円582億円3.4兆円+9.6%
2023
通期
2.1兆円1,503億円1,127億円+7.3%
2022
通期
2.0兆円1,160億円1,110億円+9.2%
2021
通期
1.8兆円681億円598億円

従業員データ

平均年収

1,000.7万円

業界平均: 899.1万円

初任給

24.2万円

月額 242,000

平均年齢

41.8

平均勤続年数: 14.2

従業員数

1,067

2024年12月時点

給与・待遇

平均年収
1,000.7万円
初任給(月額)
242,000

社員データ

従業員数
1,067
平均年齢
41.8
平均勤続年数
14.2

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2024年12月)

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