九州電力株式会社

九州電力株式会社

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電気・ガス業界
4,446Fukuoka, Fukuoka1951年設立公式サイト

事業セグメント構成

発電・販売事業62%
送配電事業23%
その他エネルギーサービス事業10%
ICTサービス事業4%
都市開発事業1%
海外事業0%
発電・販売事業 (62%)送配電事業 (23%)その他エネルギーサービス事業 (10%)ICTサービス事業 (4%)都市開発事業 (1%)海外事業 (0%)

九州地方を基盤とする大手電力会社。原子力や再生可能エネルギーなど多様な電源を保有。海外事業の拡大や脱炭素化、デジタル変革への取り組みを積極的に推進中。

収益

2025年3月期

2.4兆円

+10.2% 前年比

純利益

2025年3月期

1,288億円

-22.6% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

13.60%

九州電力株式会社とは — 会社解説

九州電力は1951年設立、福岡市に本社を置く九州地方の基幹インフラ企業です。管内に玄海・川内の2つの原子力発電所を保有し、安定稼働させている点が最大の強みであり、燃料価格高騰への耐性が他社より高いのが特徴です。近年は「九電グループ経営ビジョン2030」を掲げ、再生可能エネルギーの主力電源化や、海外発電事業の拡大、ICT、都市開発といった非電力分野への多角化を加速させています。カーボンニュートラルの実現とDXを両輪に、地域課題を解決するエネルギーサービスプロバイダーへの転換を図っています。

事業モデル・収益構造

主な収益源は、発電・販売事業による電力小売と、送配電事業による託送料金収入です。これに加え、ICTサービス(BBIQ等)や不動産、海外でのIPP(独立系発電事業)投資を通じて多角的な収益基盤を構築しています。原子力の高稼働率を維持することで発電コストを抑え、価格競争力と利益率の向上を実現するモデルとなっています。

九州電力の強み・特徴

  • 原子力発電所の複数基が安定稼働しており、燃料価格変動リスクに強い
  • 太陽光発電の導入量が国内トップクラスであり、再エネ運用の知見が豊富
  • ICTや都市開発など、電力以外のセグメントが着実に利益貢献している
  • 九州という成長期待の高いエリアに強固な顧客基盤と供給網を保有

投資家が注目するポイント

  • 1最新Q3の営業利益率は13.1%と高く、通期利益の大幅な改善が見込まれる
  • 2自己資本比率が19.2%まで回復傾向にあり、財務健全性の改善が鮮明である
  • 3原子力の安定稼働を背景に、安定的な配当と成長投資のバランスを重視
  • 4燃料費調整制度のタイムラグ影響による収益の振れ幅を注視する必要がある

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収は約807万円。九州エリアではトップクラスの給与水準と福利厚生
  • 2平均勤続年数21.1年、離職率も低く、長期的なキャリア形成が可能な環境
  • 3海外事業やデジタル変革に注力しており、伝統的インフラ以外の挑戦機会が拡大
  • 4福岡を拠点に、地域の経済発展を支えるという社会的貢献度の高い仕事が可能

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

発電・販売事業

62%

自社発電所の運営・管理、および電力の卸売りや小売販売を行う事業。電力の調達から供給までを行い、エネルギー需給の最適化と安定化を担う。

収益2,009億円営業利益114億円営業利益率5.7%

送配電事業

23%

発電所から届けられる電気を、送電線や配電網を通じて顧客へ安定的に供給する事業です。設備の建設・保守や広域的な需給調整により、電力インフラの信頼性を維持します。

収益748億円営業利益27億円営業利益率3.6%

海外事業

0%

海外市場において現地の商習慣に合わせた金融サービス、投資活動、および多様な事業展開をグローバルに推進します。

収益4億円営業利益9億円営業利益率200.0%

その他エネルギーサービス事業

10%

熱供給、エネルギーマネジメント、分散型電源の導入など、主要セグメント以外のエネルギー関連サービスを提供し、顧客の省エネ・脱炭素化を支援する。

収益334億円営業利益34億円営業利益率10.1%

ICTサービス事業

4%

情報システムの開発、運用、および通信インフラの提供を行う事業。グループ内外のDX推進やデータ利活用、ITソリューションの提供を担う。

収益138億円営業利益11億円営業利益率7.6%

都市開発事業

1%

大規模な土地の再開発や、複数の用途を組み合わせた複合施設の開発を行う事業です。行政や地権者と協力し、都市全体の魅力と機能性を高める街づくりを推進します。

収益29億円営業利益3億円営業利益率11.9%

よくある質問(九州電力について)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

2.3兆円

営業利益予想

1,800億円

純利益予想

1,200億円

決算レポート

1
2026年3月期 第3四半期
#九州電力#増益#インフラ#燃料費調整

九州電力・2026年3月期Q3、営業利益45%増の2,163億円——燃料費調整制度の影響などで大幅増益、自己資本比率も改善

九州電力の2026年3月期第3四半期累計(4〜12月)連結決算は、売上高が前年同期比3.8%減の1兆6,493億円となった一方、本業の儲けを示す営業利益は同45.2%増の2,163億円と大幅な増益を記録しました。燃料価格の低下に伴う燃料費調整制度のタイムラグ影響などが利益を押し上げ、最終的な純利益も同48.0%増の1,610億円に達しました。財務基盤の健全性を示す自己資本比率も19.2%へと向上しており、収益力の回復が鮮明になっています。

-3.8%売上+45.2%営業利益+48.0%純利益

AIアナリスト視点

九州電力の今回の決算は、表面的な減収とは裏腹に、極めて質の高い利益成長を示した内容と言えます。特に営業利益が前年同期比で45%以上も増加した点は、投資家にとってポジティブなサプライズです。 注目すべきは「自己資本比率の改善」です。一時期、燃料高騰により財務基盤が傷んだ時期もありましたが、19.2%まで回復してきたことは、今後の投資余力(脱炭素投資やデジタル化)を確保する上で非常に重要です。他電力会社と比較しても、原子力の安定稼働という強みが収益の下支えとなっている点が鮮明です。 就職活動中の学生にとっては、同社が「電力の安定供給」という伝統的な使命を果たしつつも、ICTサービスや海外展開といった多角化で利益を伸ばしている点に注目すると、企業の成長ストーリーを理解しやすいでしょう。通期予想を据え置いているのは、Q4(1-3月)の電力需要変動への保守的な見方と思われますが、着地は上方修正の含みも感じさせる力強い内容でした。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
2.4兆円1,996億円1,288億円5.8兆円+10.2%
2024
通期
2.1兆円2,549億円1,664億円5.7兆円-3.7%
2023
通期
2.2兆円5.6兆円+27.4%
2022
通期
1.7兆円486億円69億円5.3兆円+14.5%
2021
通期
1.5兆円769億円318億円5.1兆円

従業員データ

平均年収

806.8万円

業界平均: 843.2万円

平均年齢

41.3

平均勤続年数: 21.1

従業員数

4,446

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
806.8万円

社員データ

従業員数
4,446
平均年齢
41.3
平均勤続年数
21.1

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

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