業界ダイジェスト
株式会社メイテックグループホールディングス

株式会社メイテックグループホールディングス

9744
人材サービス業界
0Tokyo1974年設立公式サイト

事業セグメント構成

エンジニアリングソリューション事業94%
その他5%
エンジニア紹介事業1%
エンジニアリングソリューション事業 (94%)その他 (5%)エンジニア紹介事業 (1%)

エンジニア派遣の国内最大手。製造業の設計・開発領域に特化した正社員派遣モデルを展開。高度な技術力を強みに国内主要メーカーのR&Dを支援。

収益

2025年3月期

1,331億円

+4.8% 前年比

純利益

2025年3月期

127億円

+3.2% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

26.40%

株式会社メイテックグループホールディングスとは — 会社解説

1974年設立、エンジニア派遣の国内最大手企業です。一般的な派遣会社とは異なり、エンジニアを正社員として雇用し、製造業の設計・開発領域に特化して派遣する「正社員派遣モデル」の先駆者です。トヨタ自動車やソニーなど、国内主要メーカーのR&D(研究開発)部門を技術パートナーとして支援しています。高度な教育研修体制と、約98%という驚異的な稼働率を背景に、製造業の技術革新を支えるインフラ的な役割を担っています。

事業モデル・収益構造

クライアント企業に所属エンジニアを派遣し、その技術提供対価(稼働時間×契約単価)が主な収益源です。利益は「エンジニア数」「稼働率」「契約単価」に連動します。特に専門性の高い領域に特化しているため単価が高く、教育によるスキルアップが直接的に収益向上に結びつくモデルとなっています。

メイテックの強み・特徴

  • 98.2%という業界最高水準の稼働率を維持する営業力とマッチング力
  • 約1万人の正社員エンジニアを抱える、国内最大規模の技術者集団
  • 大手製造業R&D部門との40年以上にわたる強固な信頼関係
  • 自社内に高機能な研修施設を保有し、常に最新技術へアップデートする体制

投資家が注目するポイント

  • 1ROE 26.4%という極めて高い資本効率と安定したキャッシュフロー
  • 2製造業の慢性的なエンジニア不足を背景とした、中長期的な強い需要
  • 3配当性向を意識した株主還元策と、業績に応じた実質増配の継続
  • 4不況下でも高い稼働率を維持してきた、景気耐性のある経営ノウハウ

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1「生涯プロエンジニア」を掲げ、定年まで技術者として働ける環境
  • 2大手メーカーの最先端プロジェクトを渡り歩き、幅広い経験を積める
  • 3充実した技術研修と、市場価値を高めるためのキャリアサポート
  • 4派遣先が大手企業中心のため、コンプライアンスや労働環境が安定

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

エンジニアリングソリューション事業

94%

設計・開発現場への技術者派遣や、プロジェクト単位での受託開発を行います。製造業のR&D領域を中心に、高度な技術支援を提供します。

収益1,316億円営業利益183億円営業利益率13.9%

エンジニア紹介事業

1%

IT・機電系の専門技術職に特化した、正社員採用のコンサルティングです。技術要件を深く理解したアドバイザーが精度の高いマッチングを行います。

収益15億円営業利益6億円営業利益率38.9%

その他

5%

報告セグメントに属さない、情報システム開発、不動産、新規ビジネスなど、多岐にわたる付随的な業務を包括しています。

収益77億円営業利益70億円営業利益率90.8%

よくある質問(メイテックについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

1,373億円

営業利益予想

197億円

純利益予想

134億円

決算レポート

2
2026年3月期 通期
#メイテック#9744#エンジニア派遣#増収増益

メイテックグループHD・2026年3月期通期、純利益18.1%増の150億円——製造業の技術開発需要が堅調、配当性向100%超を維持

製造業向けエンジニア派遣の最大手、株式会社メイテックグループホールディングスが発表した2026年3月期の連結決算は、売上高が前年比 3.5%増 の 1,376億86百万円、営業利益が同 5.7%増 の 199億3百万円 となりました。主要顧客である大手製造業の技術開発投資が活発で、高水準のエンジニア稼働率を維持したことが増収増益に寄与しました。また、研修施設の売却に伴う特別利益の計上により、親会社株主に帰属する当期純利益は同 18.1%増 の 150億51百万円 と大幅な伸びを記録しています。

+3.5%売上+5.7%営業利益+18.1%純利益

AIアナリスト視点

メイテックの決算で最も注目すべきは、人材不足という逆風下でも営業利益率 14.5% という高い収益性を維持している点です。エンジニア数が微減しながらも増収を確保できたのは、顧客企業との価格交渉力や、高付加価値な案件へのシフトが成功している証左と言えます。 特筆すべきは、株主還元への異常なまでの執着です。配当性向100.5%という数値は、事業で得た現金をすべて株主に返すという強い意志を感じさせます。これは、追加の設備投資が不要なアセットライトなモデルだからこそ可能な芸当です。 一方で、就活生や投資家が懸念すべきは、採用の「質」と「量」のバランスです。エンジニア数が減少に転じたことは、事業規模の拡大に黄信号が灯っているとも取れます。今後は、自社でエンジニアを育てる教育体制の効率化と、採用ブランドの再構築が、持続的な成長の鍵となるでしょう。 また、注記事項にある「分配可能額を超えた配当」の問題は、事務的なミスである可能性が高いものの、上場企業としてのガバナンスの緩みを指摘されるリスクがあります。今後の是正措置に注目が必要です。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
1,331億円188億円127億円936億円+4.8%
2024
通期
1,270億円177億円123億円908億円+6.6%
2023
通期
1,191億円165億円123億円846億円+11.1%
2022
通期
1,071億円128億円92億円816億円+10.9%
2021
通期
966億円102億円70億円750億円

従業員データ

平均年収

23.3万円

業界平均: 628.1万円

初任給

23.3万円

月額 232,800

給与・待遇

平均年収
23.3万円
初任給(月額)
232,800

社員データ

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

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