業界ダイジェスト
ミネベアミツミ株式会社

ミネベアミツミ株式会社

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電機業界
4,821Miyota, Nagano1951年設立公式サイト

事業セグメント構成

セミコンダクタ&エレクトロニクス35%
モーター・ライティング&センシング27%
アクセスソリューションズ22%
プレシジョンテクノロジーズ17%
セミコンダクタ&エレクトロニクス (35%)モーター・ライティング&センシング (27%)アクセスソリューションズ (22%)プレシジョンテクノロジーズ (17%)

ミネベアとミツミ電機の経営統合により誕生。超精密機械加工と電子技術を強みに、ミニチュアベアリングや各種電子部品で世界トップシェアを誇る。

収益

2025年3月期

1.5兆円

+8.6% 前年比

純利益

2025年3月期

595億円

+10.0% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

8.21%

ミネベアミツミ株式会社とは — 会社解説

ミネベアミツミは、超精密機械加工技術を核とする「ミネベア」と電子技術に強みを持つ「ミツミ電機」が経営統合して誕生した、日本を代表する複合精密部品メーカーです。外径30mm以下のミニチュア・小径ボールベアリングで世界シェア約6割を誇るほか、スマートフォン向けリチウムイオン電池保護ICや航空機用部品、車載製品など多岐にわたる製品を展開しています。近年は「相合(そうごう)」という独自の多角化戦略を掲げ、積極的なM&Aを通じて、データセンター向けサーバー需要や電気自動車(EV)、航空機需要といった成長分野へのポートフォリオ拡大を加速させています。

事業モデル・収益構造

精密機械加工、半導体、光学、電子デバイスの4セグメントを主軸に、高付加価値な部品を世界中の製造業へ供給しています。垂直統合型の生産体制により、原材料の調達から設計・製造までを一貫して行うことで、圧倒的なコスト競争力と高品質を両立。特にM&Aで取得した技術を既存事業と掛け合わせ、単体部品ではなくシステムとして提供する「相合」により収益性を高めています。

ミネベアミツミの強み・特徴

  • 世界シェア約60%を誇るミニチュア・小径ボールベアリングの圧倒的技術力と供給体制。
  • 機械加工と電子技術を融合させた「相合」戦略により、競合他社が模倣困難な複合製品を展開。
  • グローバルな多拠点生産体制によるコスト競争力と、リスク分散されたサプライチェーン管理能力。

投資家が注目するポイント

  • 12026年3月期Q3で売上高・営業利益予想を上方修正。データセンターや航空機需要が極めて好調です。
  • 2積極的なM&A戦略。直近では旧ハイウィン・マイクロシステムの事業取得により、リニアモーション分野を強化。
  • 3営業利益率の改善傾向。自動車セクターの不振を他部門で補う強固な事業ポートフォリオを構築しています。

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収762万円、平均勤続年数16.5年と、安定した処遇と長期的なキャリア形成が可能な環境です。
  • 2世界22ヶ国で事業展開しており、グローバルな舞台でエンジニアや管理職として活躍する機会が豊富。
  • 3初任給は25.9万円と高水準。精密機械から半導体まで幅広い技術領域に触れられるのが魅力です。

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

プレシジョンテクノロジーズ

17%

超精密加工技術を用いた電子部品や光学機器、測定装置を開発しています。スマートフォンや車載機器、医療機器向けの高精度な部品・ソリューションを通じて先端産業の発展に貢献します。

収益2,557億円営業利益557億円営業利益率21.8%

モーター・ライティング&センシング

27%

小型・大型モーター、照明器具、センサーデバイスの製造を担います。家電や車載、産業機器向けに、高度な回転制御、照明制御、検知技術を組み合わせた高付加価値製品を供給しています。

収益4,077億円営業利益230億円営業利益率5.6%

セミコンダクタ&エレクトロニクス

35%

半導体製品、LSI、電子回路などの製造・販売を行うセグメントです。コンピューターや通信機器の心臓部となるチップや各種電子モジュールを供給し、デジタル社会の基盤を支えています。

収益5,276億円営業利益220億円営業利益率4.2%

アクセスソリューションズ

22%

建物の入退室管理システム、電子錠、自動ドアなどのセキュリティ関連製品を提供しています。物理的な防犯性と利便性を両立させる、先進的なアクセス管理ソリューションを展開しています。

収益3,281億円営業利益159億円営業利益率4.9%

よくある質問(ミネベアミツミについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

1.5兆円

営業利益予想

925億円

純利益予想

655億円

決算レポート

2
2026年3月期 通期
#ミネベアミツミ#増収増益#過去最高益#AIサーバー

ミネベアミツミ・2026年3月期、純利益66%増の990億円——AIサーバー・航空機需要が牽引、次期は60円へ増配方針

ミネベアミツミが発表した2026年3月期決算は、売上高・営業利益ともに過去最高水準を更新する増収増益となった。世界的なAI関連投資の拡大に伴うデータセンター向け需要や、回復が続く航空機向け需要を的確に取り込み、売上高は1兆6,643億円(前年比9.3%増)に到達した。金融資産の評価益も寄与し、親会社株主に帰属する当期純利益は990億円(同66.6%増)と大幅な伸びを記録している。

+9.3%売上+10.1%営業利益+66.6%純利益

AIアナリスト視点

ミネベアミツミの決算は、単なる数値上の拡大以上に、「AIサーバー」と「航空機」という現在の成長セクターを完璧に捉えている点が評価できます。特にプレシジョンテクノロジーズ事業の営業利益率22.1%という数字は、同社のベアリングが代替困難な基幹部品であることを裏付けています。 注目すべきは、純利益が前期比66%増と跳ね上がった背景に「金融資産の評価益」がある点です。投資家は次期予想が「純利益ベースで減益」となっていることに驚くかもしれませんが、これは一時的要因を除いた実力値への回帰であり、営業利益が15.4%増の1,200億円を目指していることの方が本質的なポジティブ材料といえます。 就活生にとっても、同社が掲げる「8本槍(複数のコア事業)」戦略が、特定の市場の冷え込みを他でカバーする強固なリスク分散モデルとして機能していることが確認できる内容です。積極的なM&Aと財務規律(D/Eレシオ0.2倍)の維持を両立させている点も、経営の質の高さを示しています。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
1.5兆円945億円595億円1.6兆円+8.6%
2024
通期
1.4兆円735億円540億円1.4兆円+8.5%
2023
通期
1.3兆円975億円732億円1.3兆円+15.0%
2022
通期
1.1兆円921億円689億円1.1兆円+13.7%
2021
通期
9,884億円512億円388億円9,768億円

従業員データ

平均年収

762万円

業界平均: 876.5万円

初任給

25.9万円

月額 259,000

平均年齢

45

平均勤続年数: 16.5

従業員数

4,821

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
762万円
初任給(月額)
259,000

社員データ

従業員数
4,821
平均年齢
45
平均勤続年数
16.5

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

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