業界ダイジェスト
株式会社ノジマ

株式会社ノジマ

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小売業界
2,904Yokohama, Kanagawa1959年設立公式サイト

事業セグメント構成

キャリアショップ運営事業44%
デジタル家電専門店運営事業36%
海外事業10%
インターネット事業8%
プロダクト事業2%
金融事業1%
キャリアショップ運営事業 (44%)デジタル家電専門店運営事業 (36%)海外事業 (10%)インターネット事業 (8%)プロダクト事業 (2%)金融事業 (1%)

神奈川県を地盤とする家電量販店大手。メーカー派遣員を入れない独自の「コンサルティングセールス」が強み。近年はニフティやスルガ銀行との提携で事業を多角化。

収益

2025年3月期

8,534億円

+12.1% 前年比

純利益

2025年3月期

323億円

+61.6% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

17.20%

株式会社ノジマとは — 会社解説

株式会社ノジマは、神奈川県を拠点に全国展開する家電量販店大手です。1959年の創業以来、メーカーからの派遣店員に頼らない「完全自社従業員によるコンサルティングセールス」を貫いており、顧客の立場に立った接客で高い信頼を得ています。近年は、ニフティ(IT・通信)やスルガ銀行(金融)、さらにPCメーカーのVAIOを傘下に収めるなど、積極的なM&Aを通じて「デジタル家電」「キャリアショップ」「インターネット」「金融」「プロダクト」の5軸からなる多角的な事業持株会社へと進化を遂げています。

事業モデル・収益構造

デジタル家電専門店および携帯電話キャリアショップの運営を主軸としつつ、買収したニフティによるISP事業、VAIOによるPC製造販売、スルガ銀行との連携による金融サービスなど、多角的な収益源を構築しています。自社スタッフによる高付加価値な接客を通じて顧客単価とリピート率を高め、M&Aで取得した事業を「ノジマ流」の経営手法で早期に黒字化・収益改善させることで成長を加速させています。

ノジマの強み・特徴

  • メーカー派遣員ゼロによる中立公正な『コンサルティングセールス』で高い顧客満足度を実現
  • VAIOやニフティ、コネクシオなど、異業種を含むM&A案件を短期間で再生・成長させる経営手腕
  • 家電小売りにとどまらず、通信・金融・製造までを垂直統合した独自の事業ポートフォリオ
  • 2025年3月期に過去最高益を更新した、景気変動に強い多角的な収益基盤

投資家が注目するポイント

  • 1ROE 17.2%という高い資本効率を誇り、積極的な事業拡大と株主還元を両立させている点
  • 2M&Aによる負債増に対し、不要資産の圧縮により自己資本比率を短期間で40%台へ回復させた財務健全性
  • 3製造(VAIO)から販売(ノジマ)までを網羅するバリューチェーン構築による利益率向上の期待
  • 4デジタル家電に加え、安定収益源であるストック型のインターネット事業や金融事業の成長性

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1初任給30.7万円という業界トップクラスの給与水準と、実力主義に基づく透明性の高い評価制度
  • 2『コンサルティングセールス』を通じ、商品知識だけでなく高度な提案力や対人スキルを磨ける環境
  • 3家電、モバイル、IT、金融、製造など、グループ内での多様なキャリアパスが広がっている点
  • 4平均年齢35.2歳と若手が活躍しやすく、入社後早期から店舗運営やマネジメントに挑戦できる社風

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

デジタル家電専門店運営事業

36%

パソコン、スマートフォン、家電製品などのデジタル機器を専門に扱い、実店舗とネットを融合させた販売事業です。

収益3,020億円営業利益0百万円営業利益率0.0%

キャリアショップ運営事業

44%

大手通信キャリアの代理店として、スマートフォンの契約取次やアフターサービスを行う店舗網を運営する事業です。

収益3,678億円営業利益0百万円営業利益率0.0%

インターネット事業

8%

電子商取引(EC)のプラットフォーム運営やデジタルコンテンツの提供など、インターネットを活用した多様なサービスを展開します。

収益703億円営業利益0百万円営業利益率0.0%

海外事業

10%

海外市場において現地の商習慣に合わせた金融サービス、投資活動、および多様な事業展開をグローバルに推進します。

収益814億円営業利益0百万円営業利益率0.0%

金融事業

1%

車両の購入者や販売店を対象とした、自動車ローン、リース、クレジット販売などの金融支援サービスを展開する事業です。

収益53億円営業利益0百万円営業利益率0.0%

プロダクト事業

2%

鉄道車両の製造・保守、特殊車両や産業機械の製造販売を行う。輸送機器の製造技術を活かし、ハードウェアの側面からインフラを支える事業である。

収益177億円営業利益0百万円営業利益率0.0%

よくある質問(ノジマについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

9,000億円

営業利益予想

500億円

純利益予想

350億円

決算レポート

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2026年3月期
#ノジマ#過去最高益#日立製作所#M&A

ノジマ・2026年3月期、売上高9,828億円で過去最高——日立の家電事業買収で「製販一体」の成長戦略へ

家電量販店大手のノジマが発表した2026年3月期通期決算は、売上高が前年比 15.2%増 の 9,828億400万円 、営業利益が同 20.1%増 の 580億7,100万円 となり、いずれも過去最高を更新しました。主力のキャリアショップ運営事業が大幅増益となったほか、Windows 10のサポート終了に伴うPC特需を捉えたVAIO等のプロダクト事業が収益を牽引しました。また、同社は 日立製作所グループの家電事業(日立GLS)の買収 を発表し、メーカー機能と販売網を統合した新たなビジネスモデルへの転換を鮮明にしています。

+15.2%売上+20.1%営業利益+20.6%純利益

AIアナリスト視点

ノジマの今回の決算は、単なる好業績を超えた「歴史的な転換点」と言える内容です。 - 戦略の大胆さ: 1,100億円を投じて日立GLSの家電事業を買収する判断は、販売から製造(企画・設計)までを垂直統合する「製販一体」への野心を明確に示しています。かつてのVAIO買収時も驚きをもって受け止められましたが、今回は規模が桁違いであり、真の「ライフスタイルカンパニー」への脱皮を狙っています。 - 収益構造の安定感: キャリアショップ運営(旧ITX等)がセグメント利益の4割以上を稼ぎ出す構造が定着しており、家電量販の景気変動を補完する強力なキャッシュカウとなっています。一方で、金融・メディア・プロダクトと事業ポートフォリオを多角化しており、特定の事業に依存しないレジリエンス(回復力)が強化されています。 - 課題と注目点: 今後の焦点は、日立の家電ブランドをどう再定義し、ノジマ流の「コンサルティングセールス」とどう融合させるか、そして海外事業での日立ブランド活用です。また、買収に伴う有利子負債のコントロールと、ポスト・Windows10特需の国内市場をどう切り抜けるかが、次期の試金石となるでしょう。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
8,534億円484億円323億円6,238億円+12.1%
2024
通期
7,613億円306億円200億円5,471億円+21.6%
2023
通期
6,262億円336億円233億円5,569億円+10.8%
2022
通期
5,650億円332億円259億円3,270億円+8.0%
2021
通期
5,233億円338億円528億円3,402億円

従業員データ

平均年収

525.5万円

業界平均: 715.8万円

初任給

30.7万円

月額 307,000

平均年齢

35.2

平均勤続年数: 9.2

従業員数

2,904

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
525.5万円
初任給(月額)
307,000

社員データ

従業員数
2,904
平均年齢
35.2
平均勤続年数
9.2

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

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