業界ダイジェスト
株式会社パソナグループ

株式会社パソナグループ

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人材サービス業界
880Chiyoda, Tokyo2007年設立公式サイト

事業セグメント構成

HRソリューション48%
BPOソリューション23%
エキスパートソリューション22%
キャリアソリューション2%
グローバルソリューション2%
ライフソリューション1%
地方創生・観光ソリューション1%
HRソリューション (48%)BPOソリューション (23%)エキスパートソリューション (22%)キャリアソリューション (2%)グローバルソリューション (2%)ライフソリューション (1%)地方創生・観光ソリューション (1%)

人材サービス大手。派遣・紹介のほかBPO事業を強化。地方創生を掲げ淡路島での観光・農業事業も推進し、多様な働き方を提案する総合人材グループ。

収益

2025年5月期

3,092億円

-13.3% 前年比

純利益

2025年5月期

-8,658百万円

-109.0% 前年比

平均年収

628.9万円

業界平均: 628.1万円

株式会社パソナグループとは — 会社解説

2007年設立。人材派遣からBPO、再就職支援まで幅広く手掛ける総合人材サービスの草分け的存在です。「社会の問題点を解決する」という企業理念のもと、淡路島での地方創生プロジェクトや観光事業を積極的に推進。近年はコロナ関連の大型BPO案件の収束により厳しい決算を強いられていますが、インバウンド需要を取り込んだ観光・ライフソリューション事業を第2の柱として育成し、構造改革を進めている過渡期にあります。

事業モデル・収益構造

事務派遣や専門人材派遣の「エキスパート」、業務受託の「BPO」、人材紹介の「キャリア」が主収益源です。現在は淡路島を中心とした観光施設運営や地方創生コンサルティングなど、非人材領域での収益拡大を図っています。

パソナの強み・特徴

  • 官公庁や大手企業との強固なネットワークを背景としたBPO(業務委託)の受託実績
  • 人材紹介事業(キャリアソリューション)における34.8%という極めて高い利益率
  • 淡路島での大規模投資を活かした、独自の地方創生・観光ソリューションのブランド力
  • 万博などの国家的プロジェクトへの参画を通じた、社会インフラとしてのプレゼンス

投資家が注目するポイント

  • 1コロナ特需(BPO)一服後の赤字局面から、観光事業の成長でいかにV字回復できるかが焦点
  • 2万博関連の特別損失や構造的コスト増(IT投資・退職給付)を吸収する収益源の確立が急務
  • 3地方創生事業が売上高24.8%増と急成長しており、インバウンド恩恵による黒字化への期待
  • 4傘下企業の再編や資産効率の向上など、グループ全体のガバナンス改革の進展

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1人材派遣の枠を超え、観光、農業、地域活性化など多様なフィールドで挑戦できる機会
  • 2平均勤続年数7.7年と業界内では比較的長く、腰を据えて社会課題解決に取り組める文化
  • 3「多様な働き方」を自ら体現しており、地方移転やテレワークなど柔軟な働き方を推奨

事業セグメント別解説2025年5月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

HRソリューション

48%

採用代行(RPO)や適性検査、人事制度設計など、人事課題を解決する総合的なサービスです。テクノロジーと知見を融合し組織力を強化します。

収益2,866億円営業利益148億円営業利益率5.2%

BPOソリューション

23%

給与計算や総務事務など、企業のノンコア業務を請け負うサービスです。業務の効率化とコスト削減を実現し、顧客の経営資源の最適化を支援します。

収益1,372億円営業利益98億円営業利益率7.1%

エキスパートソリューション

22%

事務職や専門職を中心に、高度なスキルを持つ人材を派遣するサービスです。即戦力となるスタッフが、企業の円滑な業務遂行をサポートします。

収益1,348億円営業利益0百万円営業利益率0.0%

キャリアソリューション

2%

医師や薬剤師などの医療従事者を対象とした人材紹介・派遣サービスを提供し、医療機関の人材不足解消と最適なキャリアマッチングを実現する事業です。

収益145億円営業利益50億円営業利益率34.8%

グローバルソリューション

2%

国境を越えた人材移動を支援し、海外法人への人材供給や外国人採用を推進します。国際的なネットワークを活かし、グローバル採用を加速させます。

収益114億円営業利益4億円営業利益率3.5%

ライフソリューション

1%

保育・介護・家事代行など、生活に密着した領域での人材サービスです。働く人々のワークライフバランスを支えるインフラを構築します。

収益86億円営業利益-26百万円営業利益率-0.3%

地方創生・観光ソリューション

1%

自治体との連携や観光関連施設への人材派遣を通じて地域経済を活性化します。地域の雇用創出と観光インフラの強化に貢献する事業です。

収益71億円営業利益-1,900百万円営業利益率-26.8%

よくある質問(パソナについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

3,300億円

営業利益予想

25億円

純利益予想

5億円

決算レポート

2
2026年5月期 第3四半期
#パソナグループ#営業赤字継続#経常損失改善#BPO構造改革

パソナグループ・2026年5月期Q3、売上高2,294億円で微増——万博関連収益で経常損失は大幅縮小、BPO大型案件終了を他部門でカバー

株式会社パソナグループが14日に発表した2026年5月期第3四半期(2025年6月〜2026年2月)の連結決算は、売上高が前年同期比 0.2%増 の 2,294億7,000万円 となった。BPO(業務受託)事業における過去の大型受託案件がピークアウトした影響で同部門は減収となったが、人材派遣や地方創生、ライフソリューション部門が伸び、全体の売上高をわずかに押し上げた。利益面ではITインフラ費用や人件費の増加が重荷となり 13億2,900万円の営業損失 を計上したが、大阪・関西万博関連の協賛金・物販収入が営業外収益に寄与し、経常損失は前年同期の8億4,200万円から2億8,600万円へと大幅に改善している。

+0.2%売上

AIアナリスト視点

パソナグループの今回の決算は、まさに「産みの苦しみ」と「一時的な追い風」が混在した内容と言えます。最大の課題は、売上の約4割を占めるBPO事業が、コロナ禍等の特需終了(ピークアウト)から次の成長フェーズへ移行するまでの端境期にある点です。営業赤字が続いているのは、この減収影響をカバーするために必要なIT投資や人件費が先行しているためです。 一方で、経営資源を集中させている地方創生事業やライフソリューション事業が、万博関連の受託やイベント効果で着実に実績を積み上げている点はポジティブです。特に自己資本比率が50%を超え、預り金等の特殊要因を除いた実質的な財務基盤が強化されている点は、投資家にとって安心材料となります。 就職活動中の学生にとっては、同社が従来の人材派遣会社から、地方創生や社会課題解決を軸とした「総合ソリューション企業」へと急速に舵を切っている姿が見て取れます。万博という国家的大イベントへの深く関与している実績は、短期的な収益以上に、今後の事業機会拡大に向けた大きなブランド資産となるでしょう。今後は、特需に頼らないキャリア事業(人材紹介)の自律的な回復が、本格的な黒字化への最優先課題となります。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
3,092億円-1,237百万円-8,658百万円2,650億円-13.3%
2024
通期
3,567億円68億円959億円3,011億円-4.3%
2023
通期
3,726億円144億円61億円2,755億円+1.8%
2022
通期
3,661億円221億円86億円2,037億円+9.4%
2021
通期
3,345億円199億円68億円1,516億円

従業員データ

平均年収

628.9万円

業界平均: 628.1万円

平均年齢

34.9

平均勤続年数: 7.7

従業員数

880

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
628.9万円

社員データ

従業員数
880
平均年齢
34.9
平均勤続年数
7.7

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

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