業界ダイジェスト
トヨタ紡織株式会社

トヨタ紡織株式会社

3116
自動車業界
8,501Kariya, Aichi1950年設立公式サイト

事業セグメント構成

日本45%
北中南米24%
アジア14%
中国11%
欧州・アフリカ6%
日本 (45%)北中南米 (24%)アジア (14%)中国 (11%)欧州・アフリカ (6%)

トヨタグループの主要企業で、自動車内装品のグローバル大手。シートやドアトリムの開発・製造に強みを持ち、世界トップクラスのシェアを誇る。

収益

2025年3月期

2.0兆円

+0.0% 前年比

純利益

2025年3月期

167億円

-71.4% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

3.73%

トヨタ紡織株式会社とは — 会社解説

1950年設立、愛知県刈谷市に本社を置くトヨタグループの主要企業です。自動車内装品のグローバルサプライヤーとして、シート、ドアトリム、内装システムなどを開発・製造。特にシート事業では世界トップクラスのシェアを誇ります。トヨタ自動車を筆頭に世界中の完成車メーカーへ納入しており、現在はEV化や自動運転化を見据えた「次世代移動空間の創出」に注力。グローバルに約100社の拠点を持つ巨大組織であり、トヨタ生産方式をベースとした高度なモノづくりが強みです。

事業モデル・収益構造

トヨタ自動車等の完成車メーカーから次期車種の内装開発を受託し、設計・製造・納入までを行うTier1(一次)サプライヤーモデルです。世界各地に工場を配置し、地産地消の生産体制をとることで、為替や物流コストを最適化。高品質なシートを効率的に大量生産することで収益を上げます。

トヨタ紡織の強み・特徴

  • トヨタグループの一員としての強固な顧客基盤と、車両開発の初期段階から参画できる開発体制。
  • 骨格からクッション、カバーまで自社一貫で手掛けるシート製造の垂直統合モデルと品質管理能力。
  • 世界5極(日本、北米、中国、アジア、欧州)での最適な生産・供給ネットワーク。

投資家が注目するポイント

  • 1苦戦していた北米市場が黒字化を達成。中国の減速を日本・アジア・北米でカバーする柔軟な地域ポートフォリオ。
  • 2EV化に伴う内装空間の付加価値向上を狙った戦略。シートの高度化による単価上昇の可能性。
  • 3営業利益率4%台への回復を目指し、徹底した原価低減と合理化を推進。株主還元は配当性向30%以上を基準。

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収は約776.4万円。福利厚生が非常に充実しており、トヨタグループ共通の安定した雇用環境。
  • 2平均勤続年数17.9年と長く、人を育てる文化が根付いている。海外駐在のチャンスも豊富でグローバルな活躍が可能。
  • 3次世代移動空間(MX)の開発など、自動車の概念が変わる変革期に最前線で携われるやりがい。

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

日本

45%

国内における完成車の製造、販売、および研究開発活動を統括し、日本市場のニーズに応じた製品とサービスの提供を担当します。

収益9,392億円営業利益1,012億円営業利益率10.8%

北中南米

24%

北米、中米、南米の各地域における自動車の製造・販売活動を行うセグメントです。主要市場である米国の需要や、メキシコ・ブラジル等の生産拠点での運営状況が業績に反映されます。

収益4,891億円営業利益-260,350百万円営業利益率-53.2%

中国

11%

中国全域におけるゲームのライセンス供与や、現地運営パートナーとの連携を通じたデジタルコンテンツの展開を担うセグメントです。

収益2,335億円営業利益1,656億円営業利益率70.9%

アジア

14%

中国やASEAN諸国を含むアジア地域において、現地の需要に即した車両の生産・販売、および地域密着型の事業展開を推進します。

収益2,862億円営業利益3,618億円営業利益率126.4%

欧州・アフリカ

6%

欧州諸国およびアフリカ地域における車両の販売、アフターサービス、生産等を担うセグメントです。欧州での環境規制対応や、成長が見込まれるアフリカ市場での販路拡大を推進しています。

収益1,181億円営業利益547億円営業利益率46.3%

よくある質問(トヨタ紡織について)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

2.0兆円

営業利益予想

800億円

純利益予想

500億円

決算レポート

2
2026年3月期 通期
#トヨタ紡織#3116#増収増益#北米黒字化

トヨタ紡織・2026年3月期、売上高2兆円を突破し営業利益27.2%増——北米の黒字浮上と合理化が寄与、次期は800億円へ大幅増益の見通し

トヨタグループの内装大手、トヨタ紡織が発表した2026年3月期決算は、売上収益が前期比 4.2%増 の 2兆370億円 、営業利益が同 27.2%増 の 539億円 となった。北中南米での増産や日本での新製品投入に加え、グローバルでの合理化活動が収益を押し上げ、売上・利益ともに前期を上回った。特に前年に赤字を計上した北米事業が黒字に転換したことが大きな転換点となり、次期はさらに大幅な利益成長を見込んでいる。

+4.2%売上+27.2%営業利益+39.2%純利益

AIアナリスト視点

トヨタ紡織の決算で特筆すべきは、売上2兆円という「規模の拡大」と、北米事業の「止血」に成功した点です。トヨタグループ内での役割が従来のシート・ドアトリムの製造から、車室内全体の価値を創造するシステムサプライヤー(インテリアスペースクリエイター)へと高度化しており、これが次期の営業利益800億円という強気な計画を支えています。 懸念材料としては、日本市場での利益率低下(品質関連費用)と、中国市場での苦戦です。特に中国は地場メーカーの台頭によりトヨタ自体の生産台数が伸び悩む中、どう独自価値を出すかが問われます。一方で、アジア(タイ・インド等)の収益性の高さ(営業利益率13%超)は同社の大きな強みであり、地域ポートフォリオのバランスが収益の安定感を生んでいます。 就活生にとっては、BEV化で「エンジンはなくなるが車内空間はなくならない」という同社のポジションは、自動車業界の中でも構造変化に強い分野として注目に値するでしょう。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
2.0兆円424億円167億円1.1兆円+0.0%
2024
通期
2.0兆円793億円585億円1.1兆円+21.8%
2023
通期
1.6兆円477億円147億円1.0兆円+12.8%
2022
通期
1.4兆円603億円393億円9,647億円+11.7%
2021
通期
1.3兆円571億円312億円8,458億円

従業員データ

平均年収

776.4万円

業界平均: 792.1万円

初任給

25.4万円

月額 254,000

平均年齢

41.6

平均勤続年数: 17.9

従業員数

8,501

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
776.4万円
初任給(月額)
254,000

社員データ

従業員数
8,501
平均年齢
41.6
平均勤続年数
17.9

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

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