中部電力株式会社

中部電力株式会社

9502
電気・ガス業界
3,289Nagoya, Aichi1951年設立公式サイト

中部地方を基盤とする日本第3位の電力会社。JERAを通じた火力発電事業の統合や、再エネ開発、デジタル化による送配電網の高度化により、脱炭素と安定供給を両立。

収益

2025年3月期

3.7兆円

+1.6% 前年比

純利益

2025年3月期

2,021億円

-49.9% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

7.52%

中部電力株式会社とは — 会社解説

中部電力は、愛知県を中心に中部地方を地盤とする日本第3位の電力会社です。1951年の設立以来、地域のエネルギーインフラを支えてきました。現在は、火力発電事業を東京電力との合弁会社「JERA」へ統合し、発電・送配電・販売の分社化を完了。カーボンニュートラル実現に向け、再生可能エネルギーの開発や浜岡原子力発電所の再稼働準備、デジタル技術による送配電網の高度化を推進しています。直近ではJERAの収益改善により純利益が拡大していますが、原子力規制への対応やエネルギー価格変動への耐性強化が中長期的な課題となっています。

事業モデル・収益構造

JERA(持分法適用会社)を通じた火力発電、自社による水力・再エネ発電に加え、中部エリアの送配電事業(中部電力パワーグリッド)、個人・法人向け電力・ガス販売(中部電力ミライズ)を主な収益源としています。燃料費調整制度により燃料価格変動の影響を緩和しつつ、JERAによるグローバルな燃料調達・発電事業の利益を取り込む構造です。

中部電力の強み・特徴

  • 日本最大の火力発電会社JERAを保有し、燃料調達から発電まで世界規模の競争力を持つ。
  • 中部地方の強固な産業基盤(製造業)を顧客に持ち、安定した電力需要を確保している。
  • 送配電網のデジタル化(DX)で先行し、次世代のエネルギーマネジメント技術を蓄積。

投資家が注目するポイント

  • 1JERAの持分法投資損益が連結純利益の多くを占めており、世界的なエネルギー価格動向に敏感な収益構造。
  • 2浜岡原子力発電所の再稼働が遅延しており、審査プロセスの進捗と追加対策費用の発生がリスク要因。
  • 3自己資本比率の向上と配当性向30%以上を目標とし、安定配当を維持しつつ成長投資を加速する方針。

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収898.9万円と地域最高水準の待遇。平均勤続年数19.5年と極めて高い定着率を誇る。
  • 2インフラの安定性と、脱炭素・デジタル化というダイナミックな変革の両方を経験できる環境。
  • 3浜岡原発の課題に見られるよう、高度な専門性と強い企業倫理・コンプライアンス意識が強く求められる。

よくある質問(中部電力について)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

決算レポート

1
2026年3月期 第3四半期
#中部電力#9502#JERA#増収増益

中部電力・2026年3月期第3四半期、純利益21%増の2,025億円――JERAの持分法利益が押し上げ、浜岡原発審査停止の影響を注視

中部電力は2026年2月16日、2026年3月期第3四半期(2025年4〜12月)の連結決算を発表しました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期比 21.2%増 の 2,025億円 となりました。燃料価格の低下に伴う燃料費調整制度の影響で売上高は減少したものの、火力発電事業を担う持分法適用会社「JERA」の収益改善が利益を大きく押し上げました。一方で、浜岡原子力発電所の審査における不適切事案に伴う損失計上など、中長期的な課題も浮き彫りとなっています。

-3.2%売上-8.4%営業利益+21.2%純利益

AIアナリスト視点

中部電力の決算は、表面上の「純利益21%増」という力強い数字の裏に、依存度の高いJERAの収益貢献と、自社でコントロールが難しい原子力発電の停滞という、対照的な二面性が見て取れます。 投資家としての注目点は以下の通りです。 - JERAへの利益依存: 連結利益の相当部分を持分法利益が占めており、世界的なエネルギー価格の動向が直結する構造です。自社のミライズやパワーグリッドといった国内基盤の収益性改善がどこまで進むかが鍵となります。 - ガバナンスと原子力リスク: 浜岡原発の「不適切事案」は、技術的なミス以上に組織の誠実性が問われる問題です。審査停止が長期化すれば、将来の電力構成戦略(エネルギーミックス)に狂いが生じ、カーボンニュートラル目標への影響も避けられません。 就活生への視点: - 中部電力は安定したインフラ企業である一方、JERAを通じたグローバルなエネルギー転換や、再生可能エネルギーへの巨額投資など、ダイナミックな変化の渦中にあります。浜岡原発の問題からわかる通り、高度な専門性と強い倫理観が求められる現場であることを認識しておく必要があります。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
3.7兆円2,420億円2,021億円7.1兆円+1.6%
2024
通期
3.6兆円3,433億円4,031億円7.1兆円-9.4%
2023
通期
4.0兆円1,071億円382億円6.5兆円+47.4%
2022
通期
2.7兆円6.2兆円-7.8%
2021
通期
2.9兆円1,457億円1,472億円5.7兆円

従業員データ

平均年収

898.9万円

業界平均: 843.2万円

初任給

25.3万円

月額 253,000

平均年齢

42.8

平均勤続年数: 19.5

従業員数

3,289

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
898.9万円
初任給(月額)
253,000

社員データ

従業員数
3,289
平均年齢
42.8
平均勤続年数
19.5

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

※当サイトのデータは入力時の誤りを含む可能性があります。個人の参考としてご利用ください。当サイトはデータの正確性について一切の責任を負いません。