イビデン株式会社

イビデン株式会社

4062
半導体業界
3,920Ogaki, Gifu1912年設立公式サイト

事業セグメント構成

電子70%
セラミック30%
電子 (70%)セラミック (30%)

ICパッケージやプリント配線板で世界屈指の技術力を誇る電子部品メーカー。特に最先端CPU向けの高性能パッケージ基板で世界トップシェアを握り、半導体業界を支える。

収益

2025年3月期

3,694億円

-0.3% 前年比

純利益

2025年3月期

337億円

+7.0% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

6.80%

イビデン株式会社とは — 会社解説

イビデン株式会社は、1912年に岐阜県で創業した歴史ある電子部品・セラミックメーカーです。現在はICパッケージやプリント配線板で世界屈指の技術力を誇り、特に最先端CPU向けの高性能パッケージ基板では世界トップシェアを維持しています。生成AIの普及に伴うサーバー需要の急拡大を背景に、半導体業界の黒子として不可欠な存在です。また、自動車排ガス浄化用フィルター(DPF)などのセラミック事業でも高い技術を持ち、環境・ITの両面からグローバル市場を支える高付加価値企業として知られています。

事業モデル・収益構造

最先端の半導体パッケージ基板を設計・製造し、インテルをはじめとする世界の主要半導体メーカーに提供するB2Bモデルが主軸です。高密度・高多層化技術を武器に、生成AIサーバー用など高単価な製品で高い利益率を確保しています。また、自動車メーカー向けに排ガス浄化用セラミックスを販売し、安定的な収益基盤を構築しています。

イビデンの強み・特徴

  • 最先端CPU向けICパッケージ基板で世界トップクラスのシェアを保持しています。
  • 生成AI向けサーバーに不可欠な、高度な微細加工技術と多層化技術を保有しています。
  • 電子事業とセラミック事業の両輪により、14.9%という高い営業利益率を実現しています。
  • 主要な半導体メーカーと強固な長期協力関係を築き、次世代製品の共同開発を行っています。

投資家が注目するポイント

  • 1生成AI需要の爆発的拡大を受け、5,000億円規模の大型設備投資を決定し成長を加速させています。
  • 2営業利益が前年同期比27%増と売上を上回るペースで拡大し、収益構造が高度化しています。
  • 3不振だったセラミック事業の構造改革と、EV市場回復に向けた戦略的投資の成否が注目されます。
  • 4ROE 6.8%の向上を目指し、高付加価値製品へのシフトによる資本効率の改善を推進中です。

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収は736.1万円と高く、平均勤続年数17年という極めて高い定着率と安定性があります。
  • 2新卒初任給27万円、最新設備への巨額投資など、若手から最先端技術に触れられる環境です。
  • 3岐阜県大垣市に本社を置きつつ、世界中のテック企業と対峙するグローバルな仕事が可能です。
  • 4半導体という成長産業の核心部分で、AI社会のインフラを作る社会的意義を実感できます。

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

電子

70%

液晶・有機ELディスプレイ用ガラス基板や、半導体製造装置用部材、スマートフォン等の電子機器に使用される電子部品用ガラスを取り扱う事業です。

収益1,972億円営業利益268億円営業利益率13.6%

セラミック

30%

半導体製造装置用部品や電子部品用パッケージ、産業機械向けの耐摩耗性・耐熱性に優れたセラミック材料および部品の提供を手掛けています。

収益841億円営業利益122億円営業利益率14.5%

よくある質問(イビデンについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

4,100億円

営業利益予想

480億円

純利益予想

280億円

本業績予想の策定に関して、米国による関税政策の影響については、現時点で一定の想定に基づく関税そのものによる直接的な影響額を織り込んでおります。なお、その他最終需要に与える影響等については、合理的に見積ることが困難であり、織り込んでおりません。

決算レポート

1
2026年3月期 第3四半期
#イビデン#4062#生成AI#半導体パッケージ基板

イビデン・2026年3月期Q3、純利益25%増の310億円——生成AI向けパッケージ基板が牽引、5,000億円規模の大型投資も発表

半導体パッケージ基板大手のイビデンが発表した2026年3月期第3四半期累計決算は、売上高が前年同期比 10.5%増 の 2,986億2,100万円 、親会社株主に帰属する四半期純利益が同 25.0%増 の 310億円 と大幅な増収増益となりました。世界的な生成AI向けサーバー需要の急拡大を背景に、主力の電子事業が業績を強力に牽引しました。同社は併せて、AIサーバー向け基板の増産を目的とした総額5,000億円規模の設備投資計画を決定しており、次世代の成長に向けた攻めの姿勢を鮮明にしています。

+10.5%売上+27.7%営業利益+25.0%純利益

AIアナリスト視点

イビデンの今回の決算は、まさに「AI一本足打法」とも言える電子事業の強さが際立った内容でした。特に営業利益が27%増と売上高の伸び(10%増)を上回るペースで拡大している点は、高付加価値なAI向け製品へのシフトが利益率の向上に寄与していることを示しています。 注目すべきは、現時点での不振(セラミック事業)に怯まず、将来のAI需要に対して5,000億円という巨額投資を決定した経営判断です。これは時価総額に比しても非常に大きな投資であり、同社が「AIのインフラ企業」としての地位を盤石にするための勝負に出たことを意味します。 懸念点は、セラミック事業の構造改革の遅れですが、これもEV市場の回復待ちという側面が強く、同社の命運は当面、AIサーバー向け基板でどれだけ圧倒的な歩留まりと生産能力を維持できるかにかかっていると言えそうです。投資家や就活生にとっては、同社が描く「AI成長シナリオ」の確度が高まった決算として評価できるでしょう。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
3,694億円476億円337億円1.1兆円-0.3%
2024
通期
3,705億円476億円315億円1.1兆円-11.3%
2023
通期
4,175億円724億円522億円8,575億円+4.1%
2022
通期
4,011億円708億円412億円6,643億円+24.0%
2021
通期
3,235億円386億円257億円5,785億円

従業員データ

平均年収

736.1万円

業界平均: 773.4万円

初任給

27.0万円

月額 270,000

平均年齢

40.3

平均勤続年数: 17

従業員数

3,920

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
736.1万円
初任給(月額)
270,000

社員データ

従業員数
3,920
平均年齢
40.3
平均勤続年数
17

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

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