日本電気株式会社

日本電気株式会社

6701
電機業界
22,271Tokyo, Tokyo1899年設立公式サイト

事業セグメント構成

ITサービス64%
社会インフラ36%
ITサービス (64%)社会インフラ (36%)

情報通信技術(ICT)で社会インフラを支える大手IT企業。AI、セキュリティ、ネットワーク技術に強み。官公庁向けにも強い。

収益

2025年3月期

3.4兆円

-1.5% 前年比

純利益

2025年3月期

1,752億円

+17.2% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

9.10%

日本電気株式会社とは — 会社解説

NEC(日本電気)は1899年創業、日本のICT(情報通信技術)業界を牽引してきた老舗ハイテク企業です。かつてのパソコンや携帯電話などのハードウェア中心のビジネスから、現在はAI、5G、生体認証、セキュリティを核とした「社会ソリューション事業」へ完全転換しました。官公庁や金融機関向けの大規模システム構築に強みを持ち、独自の生成AI「cotomi」の開発など、最先端技術による社会課題の解決をミッションとしています。

事業モデル・収益構造

企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援する「ITサービス」と、5G基地局や海底ケーブル、宇宙開発などを担う「社会インフラ」の2軸が収益の柱です。単なるシステム構築だけでなく、ソフトウェアやコンサルティングを含む高付加価値なサービス提供により、継続的な保守・運用料を得るストック型ビジネスへのシフトを進めています。

NECの強み・特徴

  • 世界トップクラスの精度を誇る顔認証・指紋認証などの生体認証技術。世界70以上の国と地域で採用
  • ITサービスセグメントで11%を超える高い営業利益率。構造改革による高収益体質への転換成功
  • 官公庁、自治体、大企業との長年にわたる強固な信頼関係と、国内有数の大規模プロジェクト完遂能力
  • 日本語に特化した独自LLM(生成AI)「cotomi」など、安全・安心な国産AI技術による差別化

投資家が注目するポイント

  • 12026年3月期Q3で純利益が前年同期比約2倍の1,422億円。不採算事業の整理と資産売却により財務体質が劇的に改善
  • 2自己資本比率が50%を超え、積極的なR&D投資やM&Aが可能な財務余力が拡大。株主還元も強化方針
  • 3「2025中期経営計画」の目標達成が視野に入り、一過性利益を除いた本業の稼ぐ力(EBITDA)が着実に成長
  • 4グローバル事業(特に海外5G市場)での競争激化や、IT人材不足に伴う外注費の上昇がリスク要因

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収963万円、初任給約29.4万円と国内IT業界でもトップクラスの報酬体系。ジョブ型人事制度の導入を推進
  • 2最先端のAI研究や宇宙開発、セキュリティなど、エンジニアとして社会的インパクトの大きいプロジェクトに関われる
  • 3テレワークやフレックスタイム制が定着しており、ワークライフバランスを重視しながら専門性を磨ける環境
  • 4「Orchestrating a brighter world」というブランドメッセージの下、社会貢献意識の高い社員が多い文化

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

ITサービス

64%

企業のシステム構築、クラウド運用、サイバーセキュリティ対策などのITソリューションを提供し、顧客のビジネス価値向上を支援する事業です。

収益2.0兆円営業利益2,371億円営業利益率11.7%

社会インフラ

36%

鉄道、港湾、空港、水事業等の公共性の高いインフラプロジェクトの投資・開発・運営を行い、持続可能な社会基盤を構築します。

収益1.1兆円営業利益854億円営業利益率7.5%

よくある質問(NECについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

3.4兆円

営業利益予想

3,200億円

純利益予想

2,300億円

決算レポート

1
2026年3月期 第3四半期
#NEC#6701#増収増益#純利益倍増

NEC・2026年3月期第3四半期、純利益98.8%増の1,422億円——ITサービス好調、構造改革と事業再編が利益を押し上げ

NEC(日本電気)が29日に発表した2026年3月期第3四半期累計(4〜12月)の連結決算は、売上収益が前年同期比 4.3%増 の 2兆4,223億円 、親会社の所有者に帰属する四半期利益が同 98.8%増 の 1,422億円 と大幅な増益を記録しました。主力のITサービス事業が企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)需要を取り込み堅調に推移したほか、子会社の完全子会社化に伴う事業再編や、資産売却による金融収益の計上が利益を大きく押し上げました。本決算は、同社が推進する「2025中期経営計画」の総仕上げに向けた構造改革の成果が、収益性の改善として明確に表れた形となっています。

+4.3%売上+46.8%営業利益+98.8%純利益

AIアナリスト視点

今回のNECの決算は、長年進めてきた「ポートフォリオの入れ替え」が実を結んだ象徴的な内容といえます。 特に、かつてのハードウェア供給型ビジネスから、ソフトウェア・サービス主体のIT企業へと変貌を遂げている点が、ITサービスセグメントの利益率11.4%という数字に如実に表れています。日立製作所や富士通といった競合他社も同様のシフトを推進していますが、NECはネッツエスアイの完全子会社化など、国内基盤の再編を先行して完了させたことで、DX特需を取り込む体制をいち早く整えた印象を受けます。 また、自己資本比率が50%を超えたことは、財務面での安定性が格段に増したことを意味します。これにより、今後は次世代通信(Beyond 5G/6G)や独自LLM(生成AI)への研究開発投資をさらに加速させる余力が生まれました。投資家視点では、株式分割による流動性向上と増配姿勢も評価ポイントです。 焦点は、今回の好業績が「資産売却益」などの一過性要因に依存せず、来期以降もITサービスの高い収益性を維持できるかにあります。特に、人材不足による外注費の高騰を、さらなるサービスの高付加価値化で吸収できるかが、持続的成長の鍵となるでしょう。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
3.4兆円2,565億円1,752億円4.3兆円-1.5%
2024
通期
3.5兆円1,880億円1,495億円4.2兆円+5.0%
2023
通期
3.3兆円1,704億円1,145億円4.0兆円+9.9%
2022
通期
3.0兆円1,325億円1,413億円3.8兆円+0.7%
2021
通期
3.0兆円1,538億円1,496億円3.7兆円

従業員データ

平均年収

963.1万円

業界平均: 876.5万円

初任給

29.4万円

月額 294,000

平均年齢

42.6

平均勤続年数: 16.6

従業員数

22,271

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
963.1万円
初任給(月額)
294,000

社員データ

従業員数
22,271
平均年齢
42.6
平均勤続年数
16.6

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

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