業界ダイジェスト
三井住友トラスト・ホールディングス株式会社

三井住友トラスト・ホールディングス株式会社

8309
銀行業界
273Chiyoda-ku, Tokyo2011年設立公式サイト

事業セグメント構成

法人31%
個人24%
投資家18%
運用ビジネス11%
不動産8%
マーケット6%
その他2%
法人 (31%)個人 (24%)投資家 (18%)運用ビジネス (11%)不動産 (8%)マーケット (6%)その他 (2%)

国内唯一の専業信託銀行グループ。信託、銀行、不動産、証券代行など多角的な事業を展開。資産運用・管理残高で国内トップクラスの規模を誇る。

収益

2025年3月期

2.9兆円

+18.1% 前年比

純利益

2025年3月期

2,576億円

+225.3% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

8.30%

三井住友トラスト・ホールディングス株式会社とは — 会社解説

2011年設立、三井住友トラスト・ホールディングスは日本唯一の独立系専業信託銀行グループです。銀行業務に加え、資産運用・管理、不動産、証券代行、相続など、多岐にわたる「信託機能」を併せ持つのが最大の特徴です。総資産運用残高は国内トップクラスで、法人から個人まで高度な金融ソリューションを提供。近年は「資金・資産・資本の好循環」を掲げ、政策保有株式の売却加速や株主還元の強化など、資本効率を重視した経営で市場からの信頼を高めています。

事業モデル・収益構造

通常の預貸金による利息収入だけでなく、資産管理・運用手数料、不動産仲介手数料、証券代行手数料といった「フィービジネス(役務取引)」が収益の柱です。信託機能を活用した多角的な手数料ビジネスにより、他メガバンクよりも高い専門性と収益性を実現しています。

三井住友トラストの強み・特徴

  • 国内唯一の専業信託としての高度な専門性と、圧倒的な資産運用残高
  • 法人部門における営業利益率62%という、他を圧倒する「稼ぐ力」
  • 不動産・証券代行・相続など、景気変動に強い多様な収益源の保有

投資家が注目するポイント

  • 1政策保有株式の売却益を原資とした、積極的な増配や株主還元の姿勢
  • 2第3四半期で純利益目標の9割を達成する、極めて高い利益進捗率
  • 3ROE 8.3%と着実に向上しており、信託報酬等のストック収益が安定

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均年収1,350万円と、金融業界内でも最高峰の報酬水準
  • 2銀行、運用、不動産、ITなど、多種多様なプロフェッショナルが揃う環境
  • 3平均勤続年数21.5年と長く、専門性をじっくり磨けるハイレベルな職場

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

個人

24%

一般の個人顧客をターゲットとして、家計口座の管理から資産運用相談、各種ローン商品の提供まで、日常生活に密着した金融サービスを展開しています。

収益2,289億円営業利益460億円営業利益率20.1%

法人

31%

中堅・中小企業から大企業までを対象に、運転資金の融資、ビジネスマッチング、事業承継支援などの多角的なソリューションを提供する。

収益2,928億円営業利益1,814億円営業利益率62.0%

投資家

18%

機関投資家などを対象に、資産運用コンサルティング、受託業務、有価証券の売買仲介など、専門性の高い高度な金融スキームを提供するセグメントです。

収益1,692億円営業利益831億円営業利益率49.1%

不動産

8%

自社所有物件の賃貸や売買、仲介業務に加え、収益物件の管理・運営を行う事業です。不動産を通じた安定的な収益確保や資産価値の向上を主な目的としています。

収益731億円営業利益409億円営業利益率55.9%

マーケット

6%

金利や為替などの市場動向を分析しながら、自己勘定での有価証券投資やデリバティブ取引を通じて、収益の最大化とポートフォリオの最適化を図ります。

収益543億円営業利益336億円営業利益率61.8%

運用ビジネス

11%

投資信託の組成・運用や投資助言、受託資産の管理などを通じて、顧客の資産形成をサポートし、運用報酬等のフィー収益を主とする事業です。

収益995億円営業利益271億円営業利益率27.2%

その他

2%

報告セグメントに属さない、情報システム開発、不動産、新規ビジネスなど、多岐にわたる付随的な業務を包括しています。

収益164億円営業利益499億円営業利益率304.3%

よくある質問(三井住友トラストについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

純利益予想

2,800億円

決算レポート

2
2026年3月期
#三井住友トラスト#8309#過去最高益#増収増益

三井住友トラスト・2026年3月期、純利益23%増の3,175億円で過去最高——総還元性向50%に引き上げ、1対4の株式分割も発表

三井住友トラストグループが発表した2026年3月期の連結決算は、親会社株主に帰属する当期純利益が前期比 23.3%増 の 3,175億円 となり、過去最高益を更新しました。円金利の上昇を背景とした資金利益の改善に加え、政策保有株式の売却が順調に進んだことが利益を押し上げました。同社は併せて、株主還元方針を従来の配当性向40%から 「総還元性向50%以上」 へと大幅に引き上げ、投資家への還元姿勢を鮮明にしています。

+2.1%売上+9.2%営業利益+23.3%純利益

AIアナリスト視点

今回の決算で最も注目すべきは、過去最高益という「数字」以上に、総還元性向50%への引き上げという「経営姿勢の変化」です。これまで銀行株は安定配当が魅力でしたが、同社は政策保有株の売却資金を積極的に株主に返すフェーズに移行しており、より 投資効率を重視するマネーセンター型 の企業への脱皮を感じさせます。 就活生や投資家にとって、1対4の株式分割は非常にポジティブなニュースです。最低投資金額が下がることで、NISAなどを利用した個人投資家の流入が期待され、株価の需給改善に寄与するでしょう。 一方で、実質業務純益(本業の利益)が微減している点は冷静に見る必要があります。マーケット事業での赤字計上は「将来の火種を消した」とポジティブに捉えられますが、次期予想の3,800億円という強気な数字を達成できるかどうかは、金利上昇が国内貸出にどこまで浸透するか、また不動産仲介などの手数料ビジネスが失速しないかにかかっています。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
2.9兆円2,576億円78.2兆円+18.1%
2024
通期
2.5兆円792億円75.9兆円+36.1%
2023
通期
1.8兆円1,910億円69.0兆円+29.8%
2022
通期
1.4兆円1,691億円64.6兆円+1.5%
2021
通期
1.4兆円1,422億円63.4兆円

従業員データ

平均年収

1,350.7万円

業界平均: 991万円

初任給

26.8万円

月額 268,000

平均年齢

48.9

平均勤続年数: 21.5

従業員数

273

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
1,350.7万円
初任給(月額)
268,000

社員データ

従業員数
273
平均年齢
48.9
平均勤続年数
21.5

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

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