業界ダイジェスト
スズキ株式会社

スズキ株式会社

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自動車業界
17,414Hamamatsu, Shizuoka1920年設立公式サイト

事業セグメント構成

四輪事業91%
二輪事業7%
マリン事業2%
その他事業0%
四輪事業 (91%)二輪事業 (7%)マリン事業 (2%)その他事業 (0%)

軽自動車で国内トップクラスのシェアを誇る。インド市場で圧倒的な地位を築いており、四輪・二輪・船外機の製造販売をグローバルに展開する。

収益

2025年3月期

5.8兆円

+8.7% 前年比

純利益

2025年3月期

4,161億円

+31.2% 前年比

ROE (自己資本利益率)

2025年3月期

14.60%

スズキ株式会社とは — 会社解説

スズキ株式会社は、軽自動車や小型車に強みを持つ世界的な自動車メーカーです。静岡県浜松市に本社を置き、四輪車、二輪車、船外機の3本柱で事業を展開しています。特にインド市場では「マルチ・スズキ」を通じて4割以上の圧倒的なシェアを保持しており、世界で最も成長期待の高い市場を事実上制覇している点が最大の特徴です。「小・少・軽・短・美」の徹底したモノづくり思想を掲げ、効率的で無駄のない経営を貫いています。

事業モデル・収益構造

四輪事業が売上の9割を占める主軸です。新興国(特にインド・アフリカ)向けの低価格・高品質な小型車の製造販売で高い収益性を確保しています。また、粗利益率の高い船外機(マリン事業)や、アジア圏で強い二輪事業がポートフォリオを補完しています。徹底したコスト管理と現地生産化が収益の源泉です。

スズキの強み・特徴

  • インドにおける圧倒的な販売網とブランド力、40年以上にわたる強固な信頼関係
  • 軽自動車・小型車に特化した、他社を寄せ付けない低コスト生産技術と軽量化技術
  • マリン事業における営業利益率27.9%という、極めて高い収益部門の存在
  • 無借金に近いクリーンな財務体質と、徹底した現場主義による迅速な意思決定

投資家が注目するポイント

  • 1インド市場の成長をダイレクトに享受できる唯一の日本メーカーとしての希少性
  • 2原材料高騰下でも上方修正と増配を発表する、強固な収益構造と積極的な還元姿勢
  • 3トヨタ自動車との業務提携を通じた、電動化・自動運転分野での開発リスク低減
  • 4ROE 14.6%という高い資本効率を維持しつつ、株主資本の積み増しを継続

就活生・転職希望者向けポイント

  • 1平均勤続年数18.4年と、自動車業界の中でも群を抜く社員の定着率と安定性
  • 2浜松から世界へ。若手でもインド等の海外拠点に出向し、経営に近い立場で活躍できる
  • 3「やるまいか」精神に基づき、自由闊達に意見を言い合い新しいことに挑戦する社風
  • 4初任給27.6万円、平均年収784.9万円と、地方拠点ながら高い競争力を持つ給与水準

事業セグメント別解説2025年3月期

各セグメントの売上高・利益構成と事業特性

四輪事業

91%

主に従用車や商用車などの四輪車両に特化した開発、製造、販売を担当し、世界中の顧客に移動の喜びと安全性を提供しています。

収益5.3兆円営業利益5,676億円営業利益率10.7%

二輪事業

7%

スクーターから大型車までのオートバイに加え、オフロード車等の開発、生産、販売を一貫して行うグローバルな事業領域です。

収益3,981億円営業利益408億円営業利益率10.3%

マリン事業

2%

船外機、ウォータークラフト、ボートなどのマリン製品の開発・製造および販売を行う事業です。プレジャーボート用エンジンを中心にグローバルに展開しています。

収益1,097億円営業利益306億円営業利益率27.9%

その他事業

0%

住宅事業、産業機器、情報通信関連など、主要な自動車・金融セグメントに分類されない多角的な周辺事業が含まれます。

収益121億円営業利益38億円営業利益率31.5%

よくある質問(スズキについて)

出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

業績概要

業績推移

業績予想 (2026年度)

売上高予想

6.1兆円

営業利益予想

5,000億円

純利益予想

3,200億円

決算レポート

2
2026年3月期 通期
#スズキ#インド市場#過去最高売上#増配

スズキ・2026年3月期通期、売上高6.2兆円で過去最高——インド好調も成長投資で営業減益

スズキが発表した2026年3月期連結決算は、売上収益が前期比8.0%増の6兆2,929億円となり、過去最高を更新しました。主力のインド市場における需要増に柔軟な生産体制で応えたことが寄与した一方、営業利益は将来の成長に向けた研究開発や人財への投資拡充が重荷となり、同3.1%減の6,229億円にとどまりました。同社は株主還元を強化しており、年間配当は前期から5円増の46円としたほか、次期は累進配当方針に基づき51円への増配を計画しています。

+8.0%売上-3.1%営業利益+5.6%純利益

AIアナリスト視点

スズキの決算は、実質的に「インドの成長を取り込む力」と「次世代投資への覚悟」が試されている内容と言えます。売上高が6兆円の大台を突破したことは、同社のグローバルでの存在感、特にインドでの圧倒的シェアを裏付けるポジティブな結果です。 注目すべきは資本政策の転換です。これまで保守的とされることも多かった同社が、DOE 3.0%の導入と累進配当の採用を宣言したことは、投資家に対する強いメッセージとなります。営業減益予想の中でも増配を維持する姿勢は、財務基盤の自信の表れでしょう。 懸念点は、マリン事業で見られた米国の貿易政策(関税)の影響です。四輪においても地政学リスクや関税は大きな変数となるため、インド一点突破だけでなく、他地域でのリスク分散と、遅れが指摘されがちなEV戦略の具現化が今後の株価および企業価値向上の焦点となります。

レポートを読む

財務データ

財務データ

期間収益営業利益純利益総資産前年比
2025
通期
5.8兆円6,429億円4,161億円6.0兆円+8.7%
2024
通期
5.4兆円4,938億円3,170億円5.8兆円+15.4%
2023
通期
4.6兆円3,506億円2,211億円4.6兆円+30.1%
2022
通期
3.6兆円1,915億円1,603億円4.2兆円+12.3%
2021
通期
3.2兆円1,944億円1,464億円4.0兆円

従業員データ

平均年収

784.9万円

業界平均: 792.1万円

初任給

27.6万円

月額 276,000

平均年齢

41.4

平均勤続年数: 18.4

従業員数

17,414

2025年03月時点

給与・待遇

平均年収
784.9万円
初任給(月額)
276,000

社員データ

従業員数
17,414
平均年齢
41.4
平均勤続年数
18.4

出典: 有価証券報告書、決算短信、その他公開情報 (2025年03月)

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