GMOインターネットグループがグループCAIOを新設、代表取締役社長の熊谷正寿氏が兼任
GMOインターネットグループ(東証プライム、証券コード9449)は13日、グループCAIO新設でトップ直轄のAI戦略を打ち出した。グループ全体のAI戦略を統括する「グループCAIO(AI変革最高責任者)」を新設し、代表取締役グループ代表会長兼社長執行役員・CEOの熊谷正寿氏が兼任する。生成AIからフィジカルAIへの大変革期を捉え、トップ自らがAI導入と人材育成を加速させる。

CAIO新設の背景と狙い
当社グループは、生成AIの急速な進化を背景に、「AIとロボティクスで未来を創るNo.1企業グループ」を掲げ、AI活用の人財育成と推進に取り組んできた。今回のCAIO新設は、こうした取り組みを一層強化するため、グループ全体のAI戦略・導入推進・ガバナンス・人財育成・業務変革を一体的に牽引する司令塔として位置づけられる。特に、生成AIからフィジカルAIへと広がる大変革期において、トップ自らが変革を牽引する体制を構築することで、意思決定の迅速化と全社的なリソース集中を図る狙いがある。取締役会は、フィジカルAI時代の到来を見据え、グループ代表が直轄することで、AIに関する投資判断や事業化を加速させる構えだ。
今後の期待と市場への影響
今回の人事では、熊谷正寿氏が現職の代表取締役グループ代表会長兼社長執行役員・CEOに加え、新たにグループCAIOを兼務する。異動日は2026年7月13日付。役職名の変更はなく、追加での兼務となる。この体制により、経営トップが直接AI戦略を指揮することで、グループ各社のAI導入やデータ活用の推進力が高まると期待される。GMOグループはインターネットインフラ、金融、暗号資産など多岐にわたる事業を展開しており、CAIOのもとで各事業領域におけるAIによる業務変革と新価値創造を加速させる方針だ。また、グループ全体のAIガバナンス強化や、全パートナーの生産性向上も重要なミッションとなる。市場からは、トップ直轄のAI推進体制がグループ全体の競争力を一段と高めるとの見方が出ている。
開示前後の株価推移
開示当日の終値(2026/7/13)
3,912円
最新終値(2026/10/23)
3,769円-3.7%
※ 日次終値ベースの参考チャートです。リアルタイムの株価ではありません(株式分割調整済み、1年以上前は週次の終値)。2026/10/25更新
タグ#AI#CAIO#GMOインターネット#人事#熊谷正寿#生成AI#デジタルトランスフォーメーション#東証プライム
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コメント
トップがCAIOを兼務する事例は国内でも珍しく、トップダウンAI改革の強い意志を示す。GMOはこれまでも積極的なIT投資で知られるが、フィジカルAI領域への言及は新たな取り組みの可能性を感じさせる。今後の具体的なAI投資額やプロジェクト開示が続けば、株価への好材料となるだろう。一方で、兼務による負荷増大や現場との連携が課題となる可能性もある。
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