コクヨ、自己株式2400万株を消却へ、保有株の消却基準を発行済み株式の1%以下に変更
コクヨは自己株式24,000,000株を2026年11月26日に消却する。消却前の自己株式を含む発行済み株式総数の5.44%に当たり、消却後の発行済み株式総数は416,969,852株となる見通しだ。あわせて、保有する自己株式の消却基準を発行済み株式総数の2%以下から1%以下へ引き下げる。保有株の消却基準を厳格化し、資本効率の向上と株式の希薄化懸念の払拭を目指す。

開示の要点
- 消却株数
- 24,000,000株
- 消却割合
- 発行済み株式総数の5.44%
- 消却予定日
- 2026年11月26日
- 消却後株数
- 416,969,852株(自己株式含む)
- 保有基準
- 2%以下から1%以下へ
自己株式2400万株を消却
コクヨは取締役会で、会社法第178条に基づく自己株式の消却を決議した。対象は同社の普通株式で、消却後の発行済み株式総数には自己株式も含まれる。
- 対象株式: コクヨの普通株式。
- 決議機関: 2026年10月29日開催の取締役会。
今回の消却は、新たに株式を取得する施策ではなく、すでに保有する自己株式を消却するものだ。消却によって発行済み株式数が減る一方、会社の事業利益を直接押し上げるものではない。
自己株式の保有基準を2%から1%へ
同社は自己株式の消却方針も変更し、保有量の目安を発行済み株式総数の2%以下から1%以下に引き下げる。基準を超えた部分は、従来と同じく原則として随時消却する方針だ。
| 変更前 | 変更後 |
|---|---|
| 発行済み株式総数の2%以下を目安 | 発行済み株式総数の1%以下を目安 |
| 超過分は原則として随時消却 | 超過分は原則として随時消却 |
会社は変更の目的に、資本効率の向上と株式の希薄化懸念の払拭を挙げた。保有する自己株式を抑える方針を明確にすることで、将来の株式数増加への懸念を和らげる狙いがある。
開示前後の株価推移
開示当日の終値(2026/10/29)
861.5円
最新終値(2026/10/29)
861.5円
※ 日次終値ベースの参考チャートです。リアルタイムの株価ではありません(株式分割調整済み、1年以上前は週次の終値)。2026/10/29更新
コクヨをライバルと比較
年収・業績・株価を並べてその他製造業界の今
掲載10社コクヨはその他製造業界の掲載10社中、売上高で2位。業界全体の株価と今期の会社計画を見ると――
- 業界の株価(1年)
- +15.3%全業界 +16.0%
- 今期計画 営業利益
- +1.5%全業界 +11.7%
- 予想の上方修正
- 3社下方 2社
- 営業利益率(業界)
- 9.2%
- コクヨ−0.4%
- その他製造(業界平均)+15.3%
- 全業界+16.0%
- 足元の業績今期第2四半期累計は3社合計で売上高+6.2%・営業利益+8.0%(前年同期比)。通期計画に対する進捗が標準ペースを上回る企業は3社、下回る企業は2社。
- 予想修正今期予想を上方修正したのは3社、下方修正は2社。修正幅が最も大きいのは三菱鉛筆(営業利益+9.5%)。






タグ#コクヨ#自己株式消却#自社株#資本政策#資本効率#東証プライム
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今回の開示は自己株式の消却に加え、保有上限の目安を従来の半分に引き下げた点が焦点だ。消却は株式数を減らす一方、事業利益や手元資金を直接変える施策ではない。投資家は、今後の消却が方針に沿って継続されるかに加え、資本効率の改善が実際の収益力向上につながるかを見極めたい。
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