株式会社Joshin、不正アクセスで最大約600万件の会員情報など漏えい可能性を調査
株式会社Joshinは、第三者による不正アクセスで、会員情報などが漏えいした可能性があると発表した。対象は会員情報データベース、サブスクリプションサービス、リフォーム写真のアップロードシステムで、件数はそれぞれ最大約600万件、約23万件、約800件。いずれも漏えいが確定した件数ではなく、同社は外部専門機関と調査を続ける。情報漏えいは未確定で、クレジットカード情報は保持していないという。

開示の要点
- 会員DB
- 最大約600万件
- サブスク
- 最大約23万件
- リフォーム
- 最大約800件
- カード情報
- 保持せず
3つのシステムで情報漏えいの可能性
Joshinは、3つのシステムで情報が漏えいした可能性があると明らかにした。現時点で判明した対象情報は次の通り。
- 会員情報データベース: 氏名、住所、電話番号、会員番号。
- ジョーシンのサブスク: 会員番号、電話番号と手書きサイン、ログインIDと初期パスワード、請求履歴、契約番号、デバイスID、有効化コード。
- リフォーム写真アップロードシステム: 工事写真のほか、免許証画像やマイナンバーカード、口座番号が含まれる可能性がある。該当する顧客には個別に連絡している。
公表された件数は漏えいの可能性がある総件数で、個人情報の漏えいが確定した数ではない。クレジットカード情報は、決済情報を保持しない運用のため保有していないとしている。
10月16日に異常を検知、サービスの一部を停止
Joshinはネットワークの異常を検知し、不正アクセスの形跡があるサーバーをネットワークから遮断した。安全確保を優先し、影響範囲の調査とサービス再開の準備を進めている。
- 10月16日: ネットワークの異常を検知し、一部で不正アクセスの形跡を確認。
- 検知後の対応: 該当サーバーを遮断し、外部専門機関に詳細調査を依頼。
- 関係機関への報告: 個人情報保護委員会と警察に相談・報告。
緊急措置により、現在も一部サービスを利用できない状態が続く。初報は10月17日に公式ホームページで公表し、同じ内容を10月19日に東京証券取引所へ開示していた。
影響範囲を調査、再発防止とサービス再開へ
同社は不正アクセスの詳細や情報漏えいの有無を引き続き調べ、停止中のサービスの早期再開と再発防止に取り組む。新たな事実が判明した場合は、公式ホームページなどで知らせるとしている。
利用者には、Joshinを装ったメールやSMS、電話、不審なURLへの注意を呼びかけた。今回の開示では、情報漏えいの確定やサービス再開の時期は示されておらず、調査結果と今後の対応が焦点となる。
開示前後の株価推移
開示当日の終値(2026/10/26)
4,220円
最新終値(2026/10/26)
4,220円
※ 日次終値ベースの参考チャートです。リアルタイムの株価ではありません(株式分割調整済み、1年以上前は週次の終値)。2026/10/26更新
小売業界の今
掲載56社ジョーシンは小売業界の掲載56社中。業界全体の株価と今期の会社計画を見ると――
- 業界の株価(1年)
- +2.0%全業界 +13.3%
- 今期計画 営業利益
- +10.9%全業界 +10.7%
- 予想の上方修正
- 5社下方 1社
- 営業利益率(業界)
- 6.3%
- ジョーシン+54.2%
- 小売(業界平均)+2.0%
- 全業界+13.3%
- 足元の業績今期第1四半期累計は26社合計で売上高+10.3%・営業利益+18.4%(前年同期比)。通期計画に対する進捗が標準ペースを上回る企業は15社、下回る企業は8社。
- 予想修正今期予想を上方修正したのは5社、下方修正は1社。修正幅が最も大きいのは4℃HD(営業利益+19.4%)。






タグ#Joshin#不正アクセス#情報漏えい#サイバーセキュリティ#個人情報#家電量販店
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投資家が注目すべきなのは、個人情報の漏えいが確定していない一方、会員データに加えてサブスクの認証情報や請求履歴なども調査対象になっている点だ。現時点でカード情報は保持していないと説明しているが、影響範囲やサービス停止の長さは今後の調査で変わり得る。調査結果とサービス再開の進展が、顧客の信頼回復や事業への影響を見極める材料になる。
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