SHIFT、Airitech吸収分割の詳細を確定、テクノロジーコンサル事業の売上高3.9億円
株式会社SHIFT(コード3697)は7月15日、子会社Airitech(株)の吸収分割および連結子会社間の吸収合併に関する開示事項の確定を発表した。Airitech事業の内訳が初めて明らかになり、テクノロジーコンサルティング事業の2025年8月期売上高は3億9400万円、DXコンサルティング事業は7億6700万円だった。

テクノロジーコンサルティング事業の売上高3.9億円、承継資産は僅か500万円
2025年10月に公表されたAiritechの吸収分割計画では、テクノロジーコンサルティング事業の経営成績などが「確認中」とされていたが、今回の開示で初めてその詳細が判明した。同事業の2025年8月期売上高は3億9400万円で、承継する資産は流動資産500万円のみ、負債はゼロという極めてコンパクトな内容である。これはSHIFT本体の連結売上高が数百億円規模であることに鑑みると、今期業績への影響は軽微との見通しが示されている。今回の分割で承継される事業は、SHIFTグループのテクノロジー分野におけるコンサルティング機能の一部と見られ、今後のシナジー創出に注目が集まる。
DXコンサルティング事業は売上高7.6億円、資産404百万円をシムテックへ統合
一方、DXコンサルティング事業は、2025年8月期売上高が7億6700万円と、テクノロジーコンサルティング事業の約2倍の規模であり、Airitechの収益の柱であることが明らかになった。分割される資産は流動資産3億7800万円、固定資産2600万円の合計4億400万円、負債は流動負債1億1600万円(固定負債なし)となっている。同事業は、株式会社シムテックを存続会社とする吸収合併により統合される予定で、SHIFTグループ内でのDX領域の再編が着実に進む。SHIFTは2025年以降、ソフトウェアテスト事業を中心にM&Aを積極化しており、今回の組織再編はグループ経営資源の最適配分を進める布石と位置づけられる。同社では、本件による業績・財務への影響は軽微としているが、事業環境の大幅な変化が生じた場合には速やかに開示するとしている。
開示前後の株価推移
開示当日の終値(2026/7/15)
701.9円
最新終値(2026/10/23)
1,156円+64.7%
※ 日次終値ベースの参考チャートです。リアルタイムの株価ではありません(株式分割調整済み、1年以上前は週次の終値)。2026/10/25更新
タグ#組織再編#M&A#吸収分割#SHIFT#Airitech#シムテック#適時開示
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コメント
DXコンサルティング事業の売上高7.67億円は、テクノロジーコンサルティング事業の約2倍であり、Airitechの収益の中核を担うことが明らかになった。一方、承継資産が僅か500万円と極めて小規模で、SHIFT本体の連結業績への影響は当初想定通り軽微。今回の分割統合によりDX領域の事業がシムテックに集約され、グループ内での明確な事業の切り分けとシナジー発揮が期待される。
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