トイレタリー、日用品3社、2025年12月期決算は花王とライオンが増益でユニ・チャーム苦戦
花王が構造改革で復活し、ライオンは事業整理で利益率を改善しました。一方、海外依存度の高いユニ・チャームは中国やインドの逆風に苦しみました。日用品3社の2025年12月期決算は、国内の底堅さと海外の荒波が明暗を分けました。3社の成長力と収益力から、業界の最新トレンドを徹底比較します。
今期の総括
内需の回復と海外の逆風で明暗分かれる
業界全体の動き
日用品業界を動かした共通テーマは3つあります。
1つ目は高付加価値化と値上げの定着です。
原材料価格の上昇を、新製品の価値で乗り越えました。
2つ目は、国内の賃上げにともなう内需の回復です。
3つ目は、海外市場の冷え込みです。
特に中国での風評被害などが影響しました。
売上高ランキング
売上高 前年同期比
純利益 前年同期比
勝者と敗者
今期の勝者は、純利益が前年比 30.1%増 の ライオン です。
事業整理を進め、営業利益率は 8.6% へ改善しました。
対照的に、苦戦したのは ユニ・チャーム です。
主要市場の中国やインドで、想定外の逆風を受けました。
営業利益は前年比 21.4%減 の 1,089億円 と沈みました。
両社の差は、海外依存度の高さにあります。
- 好調
- ライオン
- 苦戦
- ユニ・チャーム


営業利益ランキング
営業利益率ランキング
注目の動き・戦略比較
各社は事業の「選択と集中」を加速させています。
花王はブランドを絞り、化粧品事業を復活させました。
営業利益は前年比 11.9%増 と、確かな成果を出しました。
ライオンは不採算事業を売り、得意分野を磨いています。
ユニ・チャームは苦境でも、24期連続増配を発表しました。
株主を重視しつつ、次期の売上1兆円へ攻めの姿勢です。
業界共通のリスク
業界を脅かす共通のリスクは4つあります。
- 原材料価格やエネルギーコストの再高騰
- 世界的な地政学リスクと関税などの規制変更
- 国内の人口減少による長期的な市場縮小
- 国内外の市場における価格競争の激化
就活生・転職希望者へ
志望先を決める際は、各社の変革スピードを見ましょう。
海外で勝負したいなら、海外比率が高いユニ・チャームです。
構造改革の現場で学びたいなら、花王やライオンが適しています。
安定した業界ですが、中身は激しく変化しています。
タグ#トイレタリー#日用品#2025年12月期#決算比較#花王#ユニ・チャーム#ライオン#構造改革#株主還元#就活対策
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