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最新の決算ダイジェスト・業界ダイジェストをまとめて読む
27件のレポート(1 / 3 ページ)
2026年3月期 第3四半期
日東電工株式会社
日東電工・2026年3月期Q3、売上高7,861億円で微増も営業利益3.3%減——スマホ向け好調で通期予想を上方修正
日東電工が26日に発表した2026年3月期第3四半期(4〜12月)の連結決算は、売上収益が前年同期比 1.0%増 の 7,861億9,500万円 、営業利益が同 3.3%減 の 1,478億6,000万円 となった。円高による 88億円 の減益影響があったものの、ハイエンドスマートフォン向けの需要が想定を上回って推移した。同社は足元の堅調な需要を踏まえ、通期の業績予想を上方修正しており、成長分野へのシフトが着実に進んでいることを印象づけた。
2026年3月期 第3四半期
デクセリアルズ株式会社
デクセリアルズ・2026年3月期Q3、売上高は横ばいの872億円——成長投資に伴う固定費増で営業利益は7.3%減
デクセリアルズが発表した2026年3月期第3四半期(4〜12月)連結決算は、売上高が前年同期比 0.2%増 の 872億9,600万円 とほぼ横ばいでした。利益面では、光半導体向けを中心とした将来の成長に向けた積極的な投資に伴い固定費が増加し、営業利益は同 7.3%減 の 304億5,100万円 となりました。データセンター向け製品や高付加価値なカメラモジュール用材料は好調を維持したものの、一部製品の販売終了や為替の円高推移が利益を押し下げる要因となりました。
2026年3月期 第3四半期
富士フイルムホールディングス株式会社
富士フイルム・2026年3月期Q3、営業利益11%増の2,485億円——イメージングと半導体材料が牽引、通期予想を上方修正
富士フイルムホールディングスが発表した2026年3月期第3四半期決算は、売上高が前年同期比 4.4%増 の 2兆4,297億円、営業利益が同 11.3%増 の 2,485億円 と増収増益を達成した。世界的に需要が旺盛な 「instax(チェキ)」やデジタルカメラなどのイメージング事業 に加え、AIサーバー向け半導体材料 が業績を強力に押し上げた。これら主力事業の好調な進捗を受け、同社は通期の利益予想を 上方修正 している。
2026年3月期 第3四半期
太陽ホールディングス株式会社
太陽ホールディングス・2026年3月期Q3、営業利益36.4%増の245億円——主力の電子材料が好調、医療事業の収益性も急改善
ソルダーレジスト(電子基板の絶縁材)で世界シェア首位を誇る太陽ホールディングスが発表した2026年3月期第3四半期決算は、売上高・各段階利益ともに二桁増を記録する極めて好調な着地となりました。AIサーバー向けを中心としたハイエンド電子基板材料の需要回復に加え、第2の柱として育成中の医療・医薬品事業が大幅な増益に寄与しています。同社は好調な業績を背景に通期業績予想の上方修正と、株式分割を考慮した実質的な大幅増配を発表しており、株主還元姿勢も一段と強めています。
2026年3月期 第3四半期
関西ペイント株式会社
関西ペイント・2026年3月期Q3、経常利益8.6%増の453億円——為替差益が寄与、配当は前期比2.2倍の110円予想を維持
関西ペイントが発表した2026年3月期第3四半期決算は、売上高が 4,424億円(前年同期比 0.5%減)、営業利益が 390億円(同 0.6%減)と微減ながらも概ね横ばいで推移しました。インドでの需要低迷や円高による為替換算の影響を受けたものの、欧州でのM&A効果やアフリカ事業の伸長が下支えしました。また、営業外で為替差益を計上したことで経常利益は増益を確保し、株主還元では年間配当 110円(前期実績50円)という大幅増配計画を据え置いています。
2025年12月期 通期
日本ペイントホールディングス株式会社
日本ペイント・2025年12月期通期、営業利益38%増の2,571億円——大型M&Aの寄与と資産売却益で大幅増益、次期も連続増配へ
日本ペイントホールディングスが発表した2025年12月期の連結決算は、売上収益が前期比 8.3%増 の 1兆7,742億3,100万円、営業利益が同 38.1%増 の 2,571億400万円 と大幅な増収増益となりました。2025年3月に買収を完了した米化学大手 AOC社の新規連結 が収益を押し上げたほか、原材料コストの低下や東京事業所の売却益が利益を大きく押し上げました。同社は「アセット・アセンブラー」モデルを掲げ、積極的なM&Aによる 株主価値最大化(MSV) を加速させています。
2026年3月期 第3四半期
日油株式会社
日油・2026年3月期Q3、営業利益11%減の318億円——防衛・宇宙は躍進も主力化学品が苦戦、50億円の自社株買いを発表
日油が13日に発表した2026年3月期第3四半期(4〜12月)決算は、売上高が前年同期比 1.3%増 の 1,734億円、営業利益が同 11.0%減 の 318億円 となりました。宇宙関連や防衛事業が牽引して増収を確保したものの、アジア市場の減速に伴う主力化学品の需要低迷が利益を押し下げました。同社は株主還元を強化し、上限50億円の自己株式取得 と 年間配当予想の増額修正(61円) を同時に公表しています。
2026年3月期 第3四半期
株式会社ADEKA
ADEKA・2026年3月期Q3、純利益3.4%増の198億円——農薬好調で通期予想を上方修正、自己株買いも進展
化学品大手のADEKAが10日に発表した2026年3月期第3四半期決算は、売上高が前年同期比 0.1%増 の 2,967億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は 3.4%増 の 198億円 となりました。主力の化学品事業がEV市場の停滞や中国経済の減速で苦戦した一方、国内外で需要が旺盛な 「ライフサイエンス事業(農薬)」 が業績を下支えしました。同社は足元の堅調な推移を踏まえ、通期の売上高および各利益予想を 上方修正 しており、資本効率の向上に向けた大規模な 自社株買い も着実に実行しています。
2026年3月期 第3四半期
UBE株式会社
UBE・2026年3月期Q3、営業利益52.0%増の144億円——構造改革の成果と独事業買収が寄与、通期予想は据え置き
化学大手のUBEが発表した2026年3月期第3四半期(4〜12月)の連結決算は、売上高が前年同期比 7.6%減 の 3,321億円 となった一方、営業利益は同 52.0%増 の 144億円 と大幅な増益を記録しました。製鋼事業の譲渡やナイロン製品の販売低迷で減収となったものの、前年に実施した 事業構造改革による減価償却費の減少 や、ドイツ企業からの事業取得が収益を押し上げました。最終損益も前年の赤字から 210億円の黒字 へと劇的に改善しており、負の遺産を整理した効果が鮮明になっています。
2026年3月期 第3四半期
積水化学工業株式会社
積水化学・2026年3月期Q3、売上高は過去最高の9,599億円——住宅・高機能材が堅引も、減損計上で純利益30%減
積水化学工業が29日に発表した2026年3月期第3四半期(4〜12月)決算は、売上高が前年同期比 0.5%増 の 9,599億円 となり、同期間として過去最高を更新しました。住宅事業での棟単価上昇やリフォームの伸長が寄与した一方、バイオリファイナリー事業の減損損失計上や一時費用の発生により、営業利益は 729億円(同 5.8%減)にとどまりました。純利益は前年の投資有価証券売却益の反動もあり 478億円(同 30.2%減)と大幅な減益となりましたが、通期では最高益更新を射程に16期連続の増配を計画しています。
2026年3月期 第3四半期
住友ベークライト株式会社
住友ベークライト・2026年3月期Q3、純利益53%増の196億円——AI・半導体需要が牽引、通期予想を上方修正
住友ベークライトが2日発表した2025年4〜12月期(第3四半期)連結決算は、親会社の所有者に帰属する四半期利益が前年同期比 53.2%増 の 196億97百万円 となった。AIサーバー向け半導体材料の旺盛な需要に加え、前期に計上した構造改革費用の剥落が利益を大きく押し上げた。業績の好調を受け、同社は通期の営業利益予想を従来の310億円から 325億円 へ上方修正している。
2026年3月期 第3四半期
株式会社ダイセル
ダイセル・2026年3月期Q3、営業利益25%減の324億円――アセテート・トウの在庫調整が重荷、子会社吸収で構造改革へ
化学大手のダイセルが発表した2026年3月期第3四半期連結決算は、主力事業の市況悪化や費用増が響き、大幅な営業減益となった。売上高は前年同期比 1.8%減 の 4,248億円、営業利益は同 25.0%減 の 324億円 にとどまった。世界的な景気の足踏みや、利益柱であるアセテート・トウの在庫調整が下押し要因となったが、会社側は主力子会社の吸収分割による組織再編を決定。効率化とシナジー創出により、次なる成長フェーズへの移行を急いでいる。
