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10件のレポート
2026年3月期 第3四半期
シチズン時計株式会社
シチズン時計・2026年3月期Q3、営業利益25.5%増の238億円——北米の時計販売好調、通期予想を上方修正
シチズン時計の2026年3月期第3四半期決算は、売上高が前年同期比 6.4%増 の 2,571億円、営業利益が同 25.5%増 の 238億円 と大幅な増益を達成しました。主力の時計事業において北米や欧州での高付加価値モデルの販売が伸びたほか、工作機械事業も中国の半導体需要を取り込み好調に推移しました。米国での過年度関税問題に伴う特別損失を計上したものの、本業の収益力が想定を上回るペースで改善しており、通期の業績予想を上方修正しています。
2025年12月期 通期
ノーリツ鋼機株式会社
ノーリツ鋼機・2025年12月期、売上高1,192億円で過去最高を更新——センクシア買収で来期は40%増収の1,676億円へ
ノーリツ鋼機が13日に発表した2025年12月期の連結決算は、売上収益が前期比 11.9%増 の 1,192億2,300万円 となり、過去最高を更新しました。主力の音響機器事業が欧米を中心に大きく伸長したほか、ブランド戦略の奏功が収益を押し上げました。さらに同社は、建材大手の センクシアの買収 を完了したことも公表し、2026年12月期は売上高が 1,676億円 まで急拡大する強気な見通しを示しています。
2025年12月期 通期
株式会社タムロン
タムロン・2025年12月期、売上高3.8%減の850億円——OEM出荷減や円高が重石も、車載・医療用レンズが過去最高を更新
光学機器大手のタムロンが発表した2025年12月期連結決算は、売上高が前期比 3.8%減 の 850億7,100万円、営業利益が 13.4%減 の 166億3,800万円 と減収減益となった。主力である写真関連事業でのOEM出荷減少や、対米ドルでの円高進行が利益を押し下げたものの、車載カメラ用レンズや医療用レンズが初の売上目標を達成するなど、成長分野が着実に伸長している。2026年12月期は、自社ブランドの新製品投入や在庫調整の解消を背景に、売上高・利益ともに増収増益の回復を見込む。
2026年3月期 第3四半期
株式会社ニコン
ニコン・2026年3月期Q3、営業損益1,036億円の赤字に転落——金属3Dプリンター事業で巨額減損、通期予想も大幅下方修正
ニコンが発表した2026年3月期第3四半期決算は、売上収益が前年同期比 5.6%減 の 4,839億円 となり、営業損益は 1,036億円の赤字 (前年同期は81億円の黒字)に転落しました。主因は、成長分野として期待されていた デジタルマニュファクチャリング事業における906億円の減損損失 計上です。これに伴い、通期の業績予想も従来の黒字予想から一転、 1,000億円の営業赤字 へと大幅な下方修正を余儀なくされました。
2025年12月期 通期
株式会社ナカニシ
ナカニシ・2025年12月期、売上高は過去最高を更新も137億円の減損で最終赤字——外科事業が急成長、次期はV字回復へ
歯科用回転機器で世界首位級のナカニシが発表した2025年12月期決算は、売上高が前期比 5.4%増 の 811億7,900万円 となり過去最高を更新しました。一方で、連結子会社のDCI事業におけるのれん等の減損損失 137億7,400万円 を特別損失として計上した(前年同期は29億円)影響で、親会社株主に帰属する当期純損益は 23億9,800万円の赤字 (前期は85億円の黒字)に転落しました。本業の儲けを示す営業利益は 140億8,900万円 (前期比 3.5%減 )と微減にとどまっており、一時的な会計上の損失を除けば、世界的な需要拡大を背景とした成長基調は継続しています。
2026年3月期 第3四半期
株式会社島津製作所
島津製作所・2026年3月期Q3、純利益8.1%増の390億円——欧米での計測機器好調、通期売上予想を上方修正
島津製作所が5日に発表した2026年3月期第3四半期累計(4-12月)決算は、売上高・各利益項目ともに前年同期を上回り、着実な成長を維持した。欧米の製薬・臨床検査市場における主力の計測機器の伸長に加え、防衛需要を捉えた航空機器が業績を牽引している。円高進行による収益押し下げ要因はあったものの、増収効果や高付加価値製品の投入により、四半期純利益は 390億8,700万円(前年同期比 8.1%増)を記録した。同社は想定為替レートの見直しに伴い、通期の売上高予想を上方修正している。
2026年3月期 第3四半期
日本電子株式会社
日本電子・2026年3月期Q3、営業利益18.6%減の213億円——米国予算削減や半導体投資遅延が重荷も、通期予想は据え置き
日本電子が発表した2026年3月期第3四半期(4〜12月)連結決算は、売上高が前年同期比 4.8%減 の 1,298億400万円 、営業利益が同 18.6%減 の 213億9,800万円 と減収減益となった。主力の理科学・計測機器事業で米国の科学技術予算削減の影響を受けたほか、産業機器事業において主要顧客の設備投資計画が遅れたことが響いた。一方で医用機器事業は堅調に推移しており、同社は売上が第4四半期に集中する傾向を踏まえ、通期の業績予想を据え置いている。
2025年12月期 通期
株式会社堀場製作所
堀場製作所・2025年12月期通期、営業利益9.7%増の530億円——半導体・自動車計測が堅調、年間配当は450円へ大幅増額
堀場製作所が12日に発表した2025年12月期連結決算は、売上高が前期比 5.0%増 の 3,330億8,100万円 、営業利益が同 9.7%増 の 530億4,000万円 となり、増収増益で着地した。生成AI関連の先端半導体需要や、欧米でのハイブリッド車(HV)開発向けの計測需要が業績を力強く牽引した。好調な業績と中長期経営計画に基づく還元姿勢を背景に、期末配当に特別配当 160円 を上乗せし、年間配当を前期比180円増の 450円 とすることを決定。資本効率の向上と株主還元の強化を鮮明に打ち出した。
2026年3月期 第3四半期
セイコーエプソン株式会社
セイコーエプソン・2026年3月期Q3、売上高2%増の1兆438億円——米国関税と中国不振が利益圧迫、通期予想を上方修正
セイコーエプソンが3日に発表した2026年3月期第3四半期(2025年4〜12月)決算は、売上収益が前年同期比 2.0%増 の 1兆438億円 と増収を確保した。一方で、親会社の所有者に帰属する四半期利益は同 25.2%減 の 354億円 に落ち込んだ。主力のプリンティング事業において中国市場の停滞や 米国による追加関税の影響 が利益を押し下げたものの、円安の進行や成長分野での買収効果を背景に、通期の売上高と営業利益の予想を 上方修正 している。
2026年3月期 第3四半期
コニカミノルタ株式会社
コニカミノルタ・2026年3月期Q3、純利益214億円で黒字転換——構造改革と事業売却で収益性が大幅改善
コニカミノルタが5日に発表した2026年3月期第3四半期決算は、親会社の所有者に帰属する四半期利益が 214億円 (前年同期は133億円の赤字)となり、劇的な黒字転換を果たした。売上高は前年同期比 6.1%減 の 7,811億円 となったものの、収益性の低い事業の整理やグローバル構造改革による固定費削減が利益を大きく押し上げた。特に プレシジョンメディシン事業の非継続事業分類 や不採算領域からの撤退という「選択と集中」の経営判断が、V字回復の主因となっている。
