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11件のレポート
2026年12月期 第1四半期
ノーリツ鋼機株式会社
ノーリツ鋼機・2026年12月期Q1、純利益2倍の56億円に急拡大——大型買収が寄与、音響事業も25%増収と好調
ノーリツ鋼機が15日に発表した2026年12月期第1四半期(1〜3月期)の連結決算は、売上収益が前年同期比 48.2%増 の 403億19百万円 、親会社の所有者に帰属する四半期利益が同 100.6%増 の 56億45百万円 と大幅な増収増益となった。2月に完了した センクシア株式会社の連結子会社化 が大きく寄与したほか、主力の音響機器関連事業も世界的な需要拡大を背景に成長を加速させている。大型買収に伴う有利子負債の増加はあるものの、事業ポートフォリオの多角化と収益基盤の強化が鮮明となった格好だ。
2026年12月期 第1四半期
株式会社ナカニシ
ナカニシ・2026年12月期Q1、純利益9倍の39億円——全事業で2桁増収、米社買収で外科強化へ
歯科用回転機器で世界首位級のナカニシが14日に発表した2026年12月期第1四半期(1〜3月)連結決算は、売上高が前年同期比 21.3%増 の 224億8,800万円、営業利益が同 39.1%増 の 46億7,500万円 と大幅な増収増益となった。主力である歯科事業に加え、全ての事業セグメントで2桁増収を達成し、世界的な需要の回復と円安の追い風を鮮明に映し出した。親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期に計上した過年度法人税等の影響が解消されたことで、同 803.9%増 の 39億8,000万円 と記録的な伸びを見せている。
2026年3月期 通期
日本電子株式会社
日本電子・2026年3月期、純利益18%増の220億円——医用機器事業をシスメックスへ譲渡、AI需要追い風に
日本電子が15日に発表した2026年3月期の連結決算は、親会社株主に帰属する当期純利益が前期比 18.2%増 の 220億9,700万円 となった。主力の理科学・計測機器事業で米国政府の予算削減影響を受けたほか、産業機器分野での設備投資停滞により売上高は 1,793億5,300万円 (同 8.8%減 )と減収を余儀なくされた。しかし、為替差益の計上や税負担の減少に加え、不採算に近い医用機器事業の譲渡決定といった構造改革が進み、最終利益ベースでは増益を確保。あわせて年間配当を前期から 26円増 の 132円 とすることを発表した。
2026年12月期 第1四半期
株式会社堀場製作所
堀場製作所・2026年12月期Q1、営業利益6.2%増の124億円——AI半導体需要が牽引、通期予想を大幅上方修正
分析機器大手の堀場製作所が発表した2026年12月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比 17.6%増 の 845億2,900万円 、営業利益が同 6.2%増 の 124億8,000万円 と増収増益を達成しました。AI・データセンター向けの 先端半導体需要 や、ハイブリッド車(HV)への回帰に伴う計測需要が業績を押し上げました。足元の好調な受注動向と為替の円安進行を踏まえ、通期の営業利益予想を従来比 120億円増 の 680億円 へと大幅に上方修正しています。
2026年3月期 通期
コニカミノルタ株式会社
コニカミノルタ・2026年3月期通期、営業利益498億円で大幅黒字転換——構造改革が結実し18円へ増配予想
コニカミノルタが発表した2026年3月期通期決算は、営業利益が 49,869百万円 (前期は64,014百万円の赤字)となり、劇的な黒字転換を果たしました。売上高は不採算事業の整理により 1,087,738百万円 (前年同期比 3.6%減 )となりましたが、前期に実施したグローバル構造改革の効果により、本業の稼ぐ力を示す事業貢献利益が 53,190百万円 (同 66.6%増 )と大幅に伸長しました。経営再建に目途がついたことで、次期の年間配当は前期比6円増の 18円 を計画しており、投資家への還元姿勢を強めています。
2026年3月期 通期
シチズン時計株式会社
シチズン時計・2026年3月期通期、営業利益46.9%増の302億円——北米の時計販売と中国の工作機械需要が業績を牽引
シチズン時計が発表した2026年3月期通期決算は、売上高が前年比9.4%増の3,468億800万円、営業利益が同46.9%増の302億5,000万円と大幅な増収増益を記録しました。主力の時計事業において北米市場の高価格帯モデルや自社ECが好調に推移したほか、工作機械事業では中国の半導体関連需要を取り込んだことが寄与しました。米国での過年度関税に関連する特別損失を計上したものの、本業の強い回復と為替差益により、純利益も同30.3%増の311億円と力強い伸びを見せました。
2026年3月期
株式会社島津製作所
島津製作所・2026年3月期通期、売上高5,607億円で過去最高——ヘルスケア・海外市場が牽引、純利益は12.5%増
精密機器大手の島津製作所が発表した2026年3月期決算は、売上高が前期比 4.0%増 の 5,607億2,800万円 となり、過去最高を更新しました。主力の計測機器事業が製薬・食品市場向けに伸長したほか、北米や欧州での需要増が中国市場の停滞を補い、営業利益は 737億200万円(同 2.8%増)を確保しました。為替差益の計上などにより、親会社株主に帰属する当期純利益は 604億9,900万円(同 12.5%増)と、増収増益の堅調な着地となりました。
2026年3月期 通期
株式会社ニコン
ニコン・2026年3月期、営業損益1,124億円の赤字に転落——新事業の巨額減損が直撃、次期は黒字回復とV字回復を計画
ニコンが発表した2026年3月期通期決算は、売上収益が前期比5.3%減の6,771億6,300万円、営業損益は1,124億4,800万円の赤字(前期は24億2,200万円の利益)と大幅な下方修正となりました。主力事業の苦戦に加え、デジタルマニュファクチャリング事業における900億円超の巨額減損が業績を大きく押し下げました。同社は構造改革の徹底により、2027年3月期には営業利益100億円への黒字復帰を目指す方針です。
2026年12月期 第1四半期
株式会社タムロン
タムロン・2026年12月期Q1、営業利益18.7%減の34億円——写真関連OEM不振が重荷も、医療・車載は2桁増益で成長
光学機器大手のタムロンが発表した2026年12月期第1四半期(1〜3月)決算は、主力の写真関連事業におけるOEM製品の受注低迷が響き、大幅な減益となった。売上高は 184億8,500万円(前年同期比 5.0%減)、営業利益は 34億4,100万円(同 18.7%減)に沈んだ。一方で、医療用レンズが前年同期比約1.6倍に急成長するなど、新領域の拡大が収益の柱として存在感を増している。
2026年3月期 通期
セイコーエプソン株式会社
セイコーエプソン・2026年3月期通期、営業利益34%減の495億円——米子会社の減損が響くも、次期は大幅増益を計画
セイコーエプソンが5月1日に発表した2026年3月期(2025年度)の連結決算は、売上収益が前期比 3.7%増 の 1兆4,132億円 と増収を確保したものの、営業利益は同 34.0%減 の 495億円 と大幅な減益となった。主力のプリンティング事業で買収した米子会社ののれん減損損失を計上したほか、米国による関税政策の強化がコスト増を招き、利益を圧迫した格好だ。ただ、次期(2027年3月期)については減損の一巡やデバイス事業の回復により、当期利益で前期比 224%増 の大幅なV字回復を見込んでいる。
