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2件のレポート
2026年3月期 通期
2026年3月期は、両社が将来の重荷を下ろす「決断の年」となりました。東レは韓国事業で、帝人は主力の炭素繊維等で巨額の減損を計上。一見すると厳しい数字ですが、その背景には次なる成長に向けた止血があります。投資家は東レの配当維持に安堵し、就活生は帝人のダイナミックな構造改革に注目すべき局面です。
帝人株式会社
帝人が11日に発表した2026年3月期通期連結決算(IFRS)は、売上収益が前期比 13.2%減 の 8,732億円、親会社の所有者に帰属する当期損益が 880億円の赤字(前期は283億円の黒字)となった。主力のマテリアル事業領域で 889億円の減損損失 を計上したことが大きく響いたが、これは進行中の 中期経営計画に基づく「負の遺産の清算」 を優先した結果だ。一方でヘルスケア事業は大幅増益を達成しており、次期は資産売却益の計上も含め 450億円の黒字 へのV字回復を目指す。