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8件のレポート

決算ダイジェスト8
決算
半導体
2026年3月28日
株式会社三井ハイテック

2026年1月期 通期

株式会社三井ハイテック

三井ハイテック・2026年1月期通期、純利益74%減の31億円——欧州BEV減速で減損計上、HEV需要は堅調維持

三井ハイテックが発表した2026年1月期決算は、売上高が前期比 1.6%増 の 2,183億2,900万円 と過去最高を更新した一方で、純利益は同 74.2%減 の 31億5,100万円 と大幅な減益となった。欧州市場における電気自動車(BEV)市場の成長鈍化を背景に、ポーランドの製造設備で 39億5,100万円 の減損損失を計上したことが大きな下押し要因となった。ハイブリッド車(HEV)向け需要は堅調に推移しているものの、先行投資負担や事業環境の変化が利益面を直撃した格好だ。

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決算
半導体
2026年3月28日
ローム株式会社

2026年3月期 第3四半期

ローム株式会社

ローム・2026年3月期第3四半期、営業利益97億円で黒字転換——車載・アミューズメント好調、通期予想を上方修正

半導体大手のロームが4日に発表した2026年3月期第3四半期(4〜12月)の連結決算は、売上高が前年同期比 7.2%増 の 3,695億円、営業利益は 97億円 の黒字(前年同期は110億円の赤字)へと急回復しました。主力の車載向け半導体やアミューズメント向け需要が堅調に推移したほか、構造改革による固定費削減や減価償却方法の変更が利益を大きく押し上げました。これを受け、同社は通期の営業損益予想を従来の赤字から 60億円 の黒字へと上方修正しています。

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決算
半導体
2026年3月28日
ルネサスエレクトロニクス株式会社

2025年12月期 通期

ルネサスエレクトロニクス株式会社

ルネサス・2025年12月期通期、最終損益517億円の赤字に転落——Wolfspeed関連で巨額損失、次期Q1は大幅増収を予想

半導体大手のルネサス エレクトロニクスが5日に発表した2025年12月期連結決算(IFRS)は、売上収益が前年比2.0%減の1兆3,212億円、最終損益が517億円の赤字(前年同期は2,190億円の黒字)となりました。自動車市場の軟化により主力の車載事業が苦戦したほか、米Wolfspeed社の財務再建に伴う2,366億円の巨額損失を計上したことが大きく響きました。一方で、次期2026年12月期第1四半期の売上高は前年同期比で最大23.9%増と大幅な回復を見込んでおり、「最悪期からの脱却」と「成長投資の成果」が問われる局面に入っています。

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決算
半導体
2026年3月28日
サンケン電気株式会社

2026年3月期 第3四半期

サンケン電気株式会社

サンケン電気・2026年3月期Q3、売上高38.4%減の591億円——アレグロ連結除外と中国家電市場の苦戦で営業赤字継続

サンケン電気が発表した2026年3月期第3四半期決算は、売上高が前年同期比 38.4%減 の 591億5,700万円、営業損益は 17億4,600万円の赤字 となりました。主力の米国子会社アレグロ・マイクロシステムズ(以下、アレグロ社)が持分法適用会社へ移行し連結対象から外れたことが減収の主因ですが、中国市場における白物家電向けの苦戦 も響いています。同社は現在、次世代パワー半導体への投資と大規模な自社株買いによる 経営再建と資本効率の向上 を急いでいます。

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決算
半導体
2026年3月28日
株式会社ソシオネクスト

2026年3月期 第3四半期

株式会社ソシオネクスト

ソシオネクスト・2026年3月期Q3、営業利益65.1%減の72億円——新規量産品の原価上昇と先行投資が利益を圧迫

カスタムSoC(システム・オン・チップ)大手のソシオネクストが30日に発表した2026年3月期第3四半期(4〜12月)の連結決算は、売上高が前年同期比 2.2%減 の 1,421億4,000万円 、営業利益が同 65.1%減 の 72億400万円 と大幅な減益となった。中国の車載向け新規量産品が寄与し売上高は底を打ったものの、初期段階の低利益率製品の構成比上昇や、先端技術への継続的な開発投資が利益を大きく押し下げた格好だ。通期の業績予想および配当予想については、従来の見通しを据え置いている。

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決算
半導体
2026年3月28日
東京応化工業株式会社

2025年12月期 通期

東京応化工業株式会社

東京応化工業・2025年12月期、純利益47%増で過去最高——生成AI需要が牽引、26年12月期は80円へ増配予想

半導体フォトレジスト世界大手の東京応化工業は2月9日、2025年12月期の連結純利益が前年同期比 47.0%増 の 333億円 となり、過去最高を更新したと発表しました。生成AI向けの先端半導体材料が強力に業績を押し上げ、売上高・各利益ともに過去最高を記録しています。好調な業績を背景に、次期の年間配当は前期比8円増の 80円 を計画しており、株主還元への積極姿勢も鮮明に打ち出しました。

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決算
半導体
2026年3月28日
イビデン株式会社

2026年3月期 第3四半期

イビデン株式会社

イビデン・2026年3月期Q3、純利益25%増の310億円——生成AI向けパッケージ基板が牽引、5,000億円規模の大型投資も発表

半導体パッケージ基板大手のイビデンが発表した2026年3月期第3四半期累計決算は、売上高が前年同期比 10.5%増 の 2,986億2,100万円 、親会社株主に帰属する四半期純利益が同 25.0%増 の 310億円 と大幅な増収増益となりました。世界的な生成AI向けサーバー需要の急拡大を背景に、主力の電子事業が業績を強力に牽引しました。同社は併せて、AIサーバー向け基板の増産を目的とした総額5,000億円規模の設備投資計画を決定しており、次世代の成長に向けた攻めの姿勢を鮮明にしています。

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決算
半導体
2026年3月28日
株式会社SUMCO

2025年12月期 通期

株式会社SUMCO

SUMCO・2025年12月期通期、売上高3.3%増も最終赤字117億円——AI需要好調の一方で減価償却費が重荷

シリコンウェーハ大手のSUMCOが10日に発表した2025年12月期連結決算は、売上高が前期比 3.3%増 の 4,096億7,000万円 となった一方、最終損益は 117億5,100万円の赤字 (前期は198億7,700万円の黒字)に転落しました。AI用データセンター向けの先端品需要は極めて堅調だったものの、民生・自動車向けの回復遅れや、将来の増産に向けた 設備投資に伴う減価償却費の急増 が利益を大きく押し下げた格好です。次期も先行投資の負担が続く見通しで、市場環境の二極化への対応が焦点となります。

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