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8件のレポート
2026年3月期 通期
ローム株式会社
ローム・2026年3月期通期、売上高7.3%増の4,811億円で営業黒字化——SiC事業の巨額減損で最終赤字1,584億円
半導体大手のロームが発表した2026年3月期通期決算は、売上高が前期比 7.3%増 の 4,811億円 となり、本業の儲けを示す営業利益は 108億円 (前期は400億円の赤字)と 黒字転換 を果たしました。自動車や産業機器向けの需要回復に加え、構造改革による固定費削減が寄与した形です。一方で、BEV市場の成長鈍化を受け、次世代パワー半導体である SiC事業の固定資産を中心に1,936億円もの巨額減損 を計上。親会社株主に帰属する当期純利益は 1,584億円の赤字 (前期は500億円の赤字)となり、赤字幅が大きく拡大しました。
2026年3月期 通期
サンケン電気株式会社
サンケン電気・2026年3月期、売上高34.1%減の801億円——子会社除外と中国市場での苦戦が響き赤字継続
サンケン電気の2026年3月期連結決算は、売上高が前期比 34.1%減 の 801億75百万円 、営業損益は 47億28百万円の赤字 (前期は37億88百万円の赤字)となりました。主力の米国子会社アレグロ社が持分法適用会社へ移行し、連結対象から外れたことが大幅減収の主因です。加えて、中国市場における白物家電向け半導体のシェア低下や金属建値の高騰が利益を圧迫しており、構造改革の加速が急務となっています。
2026年12月期 第1四半期
株式会社SUMCO
SUMCO・2026年12月期Q1、営業赤字52億円に転落——AI需要牽引も民生・産業用の停滞響く、通期予想は非開示
シリコンウェーハ世界大手のSUMCOが12日に発表した2026年12月期第1四半期(1〜3月)決算は、営業損益が 5,273百万円の赤字 (前年同期は5,990百万円の黒字)に転落した。AI向け先端ロジックやメモリー需要は好調だったものの、民生・産業・自動車向けの低迷が続く 「市場の二極化」 が鮮明となっている。同社は需要が減退している200mm以下の製品について生産体制の再編成を急ぐが、第1四半期時点では固定費負担が重く、利益を押し下げる結果となった。
2026年12月期 第1四半期
東京応化工業株式会社
東京応化工業・2026年12月期Q1、営業利益53.8%増の150億円——生成AI需要が想定超、通期予想は据え置き
東京応化工業の2026年12月期第1四半期(1〜3月)連結決算は、売上高が前年同期比 23.6%増 の 670億77百万円、営業利益が同 53.8%増 の 150億74百万円 と大幅な増収増益となった。生成AI関連の需要が当初の想定を上回るペースで拡大 したことに加え、為替の円安推移も収益を押し上げる要因となった。スマートフォン向け需要の停滞を、先端半導体プロセスに不可欠な材料需要が力強く補う形での好スタートとなった。
2026年3月期 通期
イビデン株式会社
イビデン・2026年3月期通期、営業利益30%増の620億円——電子事業が牽引、次期は900億円の強気予想
イビデンが11日に発表した2026年3月期通期決算は、売上高が前期比 12.7%増 の 416,201百万円、営業利益が同 30.3%増 の 62,027百万円 と大幅な増益を記録した。生成AI向けを中心とした先端ICパッケージ基板の需要回復が電子事業の収益を押し上げ、利益率は 14.9% まで改善している。同社は次期予想においても強気の姿勢を維持し、営業利益 90,000百万円 への拡大と、過去最大規模となる 2,100億円 の設備投資を計画している。
2026年12月期 第1四半期
ルネサスエレクトロニクス株式会社
ルネサス・2026年12月期Q1、営業利益4.2倍の905億円——自動車・産業向け好調で大幅増収増益、稼働率向上も寄与
ルネサスエレクトロニクスが24日に発表した2026年12月期第1四半期決算は、売上収益が前年同期比 23.2%増 の 3,802億円 、営業利益が同 320.7%増 の 905億円 と極めて力強い成長を記録しました。世界的な半導体需要の回復を背景に、自動車向けおよび産業・インフラ・IoT向けの双方で需要が増加 し、工場の稼働率向上とプロダクトミックスの改善が収益を劇的に押し上げました。税引前利益も前年比 215.7%増 の 845億円 となり、前年同期の停滞感を完全に払拭する結果となりました。
2026年1月期 通期
株式会社三井ハイテック
三井ハイテック・2026年1月期通期、純利益74%減の31億円——欧州BEV減速で減損計上、HEV需要は堅調維持
三井ハイテックが発表した2026年1月期決算は、売上高が前期比 1.6%増 の 2,183億2,900万円 と過去最高を更新した一方で、純利益は同 74.2%減 の 31億5,100万円 と大幅な減益となった。欧州市場における電気自動車(BEV)市場の成長鈍化を背景に、ポーランドの製造設備で 39億5,100万円 の減損損失を計上したことが大きな下押し要因となった。ハイブリッド車(HEV)向け需要は堅調に推移しているものの、先行投資負担や事業環境の変化が利益面を直撃した格好だ。
2026年3月期 第3四半期
株式会社ソシオネクスト
ソシオネクスト・2026年3月期Q3、営業利益65.1%減の72億円——新規量産品の原価上昇と先行投資が利益を圧迫
カスタムSoC(システム・オン・チップ)大手のソシオネクストが30日に発表した2026年3月期第3四半期(4〜12月)の連結決算は、売上高が前年同期比 2.2%減 の 1,421億4,000万円 、営業利益が同 65.1%減 の 72億400万円 と大幅な減益となった。中国の車載向け新規量産品が寄与し売上高は底を打ったものの、初期段階の低利益率製品の構成比上昇や、先端技術への継続的な開発投資が利益を大きく押し下げた格好だ。通期の業績予想および配当予想については、従来の見通しを据え置いている。
