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最新の決算ダイジェスト・業界ダイジェストをまとめて読む
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決算ダイジェスト

協和キリン・2026年12月期Q1、コア営業利益78%増の200億円——主力薬「クリースビータ」とロイヤルティ収入が大幅伸長
協和キリンが発表した2026年12月期第1四半期決算は、売上収益が前年同期比 13%増 の 1,185億円 、本業の稼ぐ力を示すコア営業利益は同 78%増 の 200億円 と大幅な増収増益となりました。グローバル主力製品である「クリースビータ」の販売が北米・欧州を中心に堅調に推移したほか、戦略的なライセンス契約に基づく 技術収入が約2倍に急増 したことが利益を押し上げました。研究開発体制の再編や為替の円安推移も寄与し、四半期利益は同 95%増 の 120億円 に達しています。
2026年12月期 第1四半期

エーザイ・2026年3月期通期、売上高は過去最高の8,253億円——AD治療剤「レケンビ」急成長も投資先行で営業益18.8%減
エーザイが発表した2026年3月期の連結決算は、売上収益が前期比 4.6%増 の 8,253億7,800万円 となり、過去最高を更新しました。アルツハイマー病(AD)治療剤「レケンビ」や抗がん剤「レンビマ」などのグローバル主力品が大きく伸長した一方、営業利益は同 18.8%減 の 441億3,800万円 にとどまりました。これは「レケンビ」への戦略的な資源投入や、欧州での構造改革費用、さらには前期に計上した資産譲渡益の反動などが重なったことによる「先行投資型」の減益決算と言えます。
2026年3月期 通期

日本新薬・2026年3月期通期、売上収益が過去最高を更新——希少疾患薬の好調と契約改定が寄与、増収微増益を確保
日本新薬が発表した2026年3月期通期決算は、売上収益が前期比 6.6%増 の 1,707億7,100万円 となり、過去最高を更新しました。肺動脈性肺高血圧症治療剤「ウプトラビ」やてんかん治療剤「フィンテプラ」などの希少疾患領域が国内外で成長したほか、契約改定に伴う新薬の売上計上が寄与しました。利益面では、増収効果により営業利益が 354億9,600万円(前期比 +0.1%)と横ばい圏を確保したものの、法人所得税費用の増加が響き、純利益は 297億2,100万円(同 -8.7%)の減益となりました。
2026年3月期 通期

ペプチドリーム・2026年12月期Q1、売上高12.6%増の47億円——RI事業堅調、導出一時金含まず赤字継続も通期黒字化を堅持
ペプチドリームが13日に発表した2026年12月期第1四半期(1〜3月)決算は、売上収益が前年同期比 12.6%増 の 47億6,400万円 と増収を確保した。主力の放射性医薬品事業(RI事業)が製品販売を伸ばしたほか、提携先からの研究開発支援金が増加したことが寄与した。先行投資に伴う営業赤字は 11億4,000万円 と継続しているが、前年同期(13億6,700万円の赤字)からは改善しており、導出一時金を含まない保守的な通期計画に基づく黒字化シナリオを維持している。
2026年12月期 第1四半期
適時開示ニュース

エーザイ、レケンビ皮下注製剤が米国で初期療法承認、在宅投与が可能に
エーザイは2026年7月13日、抗Aβ抗体「レケンビ」の皮下注射製剤「LEQEMBI IQLIK」が、早期アルツハイマー病に対する初期療法として米国FDAに承認されたと発表した。週1回の在宅投与を可能にするオートインジェクター製剤で、初期療法から維持療法まで一貫した皮下投与を実現する世界初の抗アミロイド療法となる。2026年8月下旬に米国で発売予定で、2027年3月期業績への影響は軽微。

大塚ホールディングス、IgA腎症治療薬「VOYXACT®」フェーズ3試験で腎機能改善効果を確認、中長期的な成長牽引に期待
大塚ホールディングスは、連結子会社の大塚製薬が開発中のIgA腎症治療薬「VOYXACT®(シベプレンリマブ)」のフェーズ3試験において、2年間にわたり推算糸球体濾過量(eGFR)が改善し、腎不全への進行抑制効果と腎機能改善効果が統計学的に有意に確認されたと発表しました。この成果は、同社が中長期的な企業価値向上に向けた重要な進捗と位置付けています。

塩野義製薬、資本効率・株価を意識した経営対応方針開示──PER向上へ成長投資と株主還元を強化
塩野義製薬(4507)は24日、資本コストや株価を意識した経営への対応方針を開示し、PER向上へ成長戦略と株主還元強化を打ち出した。同社は高い創薬力による高水準のROEを維持する一方で、2025年度14.4倍と停滞気味のPERを課題と認識。2023-2025年度合計1兆円超の事業投資と3,340億円の研究開発費を投じ成長領域を拡大する一方、DOE目標4%以上や15期連続増配を基本方針とする株主還元策を明示し、企業価値向上を目指す。

塩野義製薬、新規抗真菌薬オロロフィムのP3試験で主要項目達成、新たな治療選択肢に期待
塩野義製薬は18日、F2G社と共同開発中の新規抗真菌薬オロロフィムのグローバル第3相臨床試験(OASIS試験)で、侵襲性アスペルギルス症に対する主要評価項目を達成したと発表した。比較対象薬に対し非劣性を示し、薬剤関連有害事象の発生率も大幅に低いことが確認され、アンメットニーズの高い領域で新たな治療選択肢となる可能性が高まった。

大塚HD、IgA腎症薬「シベプレンリマブ」治験で高い腎機能維持効果を確認 米正式承認へ申請開始
大塚ホールディングス傘下の大塚製薬は、開発中の成人IgA腎症治療薬「シベプレンリマブ」のフェーズ3試験中間解析において、主要評価項目である腎機能維持効果(eGFR)がプラセボ群と比較して有意に改善したと発表した。12カ月時点での治療差は5.5 mL/min/1.73 m²と良好な数値を記録し、腎臓病治療の国際ガイドラインの目標を達成。同社は米国での正式承認取得に向け、生物製剤承認一部変更申請(sBLA)の段階的提出を開始した。

塩野義製薬: エンシトレルビル、COVID-19曝露後発症予防で米国FDA承認取得
塩野義製薬は1日、抗新型コロナウイルス薬エンシトレルビル(日本での製品名:ゾコーバ)が、COVID-19曝露後の発症予防の適応で米国食品医薬品局(FDA)の承認を取得したと発表しました。これは、経口抗ウイルス薬として世界初の承認であり、COVID-19予防における新たな選択肢として期待されます。

塩野義製薬、オピオイド誘発性便秘症治療薬ナルデメジンが中国で新薬承認を取得
塩野義製薬は2026年5月29日、オピオイド誘発性便秘症(OIC)治療薬ナルデメジン(製品名:スインプロイク®等)について、中国国家薬品監督管理局(NMPA)から新薬承認を取得したと発表しました。がん性疼痛治療に伴う便秘に悩む患者のQOL向上に貢献することが期待され、中国におけるOIC治療の選択肢拡大に繋がります。

ロート製薬、Thann Oryza Co., Ltd.の子会社化完了を発表
ロート製薬は2026年5月29日、タイのスキンケア・化粧品会社Thann Oryza Co., Ltd.の株式取得を完了し、子会社化を正式に発表しました。当初2026年1月7日に公表された計画で、株式譲渡の手続きに予想以上の時間を要したものの、無事完了に至りました。今後の業績への影響は現在精査中であり、速やかに開示するとしています。
