きんでん、2027年3月期業績予想を上方修正、営業利益1050億円に引き上げ弘電社も連結
きんでんは2027年3月期の連結業績予想を上方修正し、売上高を8,500億円、営業利益と経常利益を各1,050億円、純利益を750億円とした。前回予想をそれぞれ上回り、前期実績に対しても増収増益となる見通し。個別では生産性向上や原価低減で採算が改善し、連結では弘電社の2026年10月から2027年3月までの業績を新たに織り込む。採算改善と連結効果が上方修正を支える。

開示の要点
- 連結売上高
- 8,500億円
- 連結営業利益
- 1,050億円
- 連結純利益
- 750億円
- 前回比営業利益
- 8.2%増
連結予想、前期実績も上回る
連結の売上高と各利益を引き上げ、2027年3月期は前期実績を上回る見通しとなった。
| 指標 | 前回予想(億円) | 今回予想(億円) | 前期実績(億円) |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 8,100 | 8,500 | 7,507.42 |
| 営業利益 | 970 | 1,050 | 902.56 |
| 経常利益 | 960 | 1,050 | 944.93 |
| 純利益 | 700 | 750 | 694.47 |
1株当たり当期純利益は、前回予想の406円46銭から435円50銭に修正した。前期実績の350円53銭も上回る。前回予想からの増加率は売上高4.9%、営業利益8.2%、経常利益9.4%、純利益7.1%。
個別業績も上方修正
個別業績予想も、売上高から当期純利益まで前回予想を上回る水準に引き上げた。
| 指標 | 前回予想(億円) | 今回予想(億円) | 前期実績(億円) |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 6,700 | 6,800 | 6,125.05 |
| 営業利益 | 890 | 920 | 791.20 |
| 経常利益 | 900 | 930 | 815.02 |
| 当期純利益 | 670 | 690 | 635.84 |
1株当たり当期純利益は389円04銭から400円66銭に修正し、前期実績の320円94銭を上回る。前回予想比では売上高が1.5%、営業利益が3.4%、経常利益が3.3%、当期純利益が3.0%増える計画だ。
採算改善と弘電社の連結が背景
会社は、個別での採算向上と弘電社の新規連結を主な修正理由に挙げた。連結予想には、弘電社の2026年10月1日から2027年3月31日までの業績を反映する。
- 個別の採算改善: 生産性向上や原価低減の取り組みが採算性の向上につながった。
- 連結範囲の変更: 株式会社弘電社を新たに連結の範囲に含め、対象期間の業績を予想に織り込む。
個別の業績見通しの改善に、弘電社の連結効果が加わり、連結の売上高と各利益が前回予想を上回る見込みとなった。
開示前後の株価推移
開示当日の終値(2026/10/30)
5,894円
最新終値(2026/10/30)
5,894円
※ 日次終値ベースの参考チャートです。リアルタイムの株価ではありません(株式分割調整済み、1年以上前は週次の終値)。2026/10/30更新
きんでんをライバルと比較
年収・業績・株価を並べて建設・不動産業界の今
掲載61社きんでんは建設・不動産業界の掲載61社中、売上高で20位。業界全体の株価と今期の会社計画を見ると――
- 業界の株価(1年)
- +3.4%全業界 +14.9%
- 今期計画 営業利益
- +1.5%全業界 +13.0%
- 予想の上方修正
- 11社下方 0社
- 営業利益率(業界)
- 10.1%
- きんでん−4.6%
- 建設・不動産(業界平均)+3.4%
- 全業界+14.9%
- 足元の業績今期第1四半期累計は33社合計で売上高+7.2%・営業利益+17.1%(前年同期比)。通期計画に対する進捗が標準ペースを上回る企業は5社、下回る企業は28社。
- 予想修正今期予想を上方修正したのは11社、下方修正は0社。修正幅が最も大きいのはユアテック(営業利益+16.9%)。






タグ#きんでん#業績予想修正#電気設備工事#連結業績#弘電社#原価低減
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注目点は、連結業績の上方修正に個別の採算改善と弘電社の新規連結という二つの要因が含まれることだ。個別でも営業利益は前期実績の791億2,000万円から920億円へ伸びる見込みで、本業の収益改善が示されている。一方、連結予想には弘電社の2026年10月から2027年3月までの業績が加わるため、上方修正の評価では採算改善分と連結範囲の変更による寄与を分けて見る必要がある。利益の伸びを支える要因の内訳が今後の確認点となる。
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