コカ・コーラ ボトラーズジャパンHD、300億円の自社株取得終了、700万株消却と400億円枠
コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングスは、2025年8月に決議した自己株式取得を終了した。取得累計は842万5500株、総額約300億円で、上限の300億円にほぼ達した。保有する自己株式のうち700万株(消却前発行済み株式の4.1%)を11月10日に消却する。さらに11月から、最大1400万株、総額400億円の新たな取得を始める。取得終了後も還元策を継続

開示の要点
- 取得累計
- 842万5500株
- 取得総額
- 約300億円
- 消却株数
- 700万株(4.1%)
- 次回取得枠
- 1400万株、400億円上限(8.6%)
- 次回取得期間
- 2026年11月1日〜2027年10月31日
自社株取得は総額上限にほぼ到達
同社は、2025年8月の取締役会決議に基づく自己株式取得を終了した。取得総額は上限の300億円にほぼ達し、取得株数は上限の1500万株を下回った。
- 10月の取得: 10月1日から30日までに、74万1800株を約28.7億円で取得
- 取得方法: 東京証券取引所での市場買付
- 当初の決議: 取得期間は2025年11月1日から2026年10月31日まで
今回の取得は、株主還元と資本効率向上を目的とする施策の一環。市場で買い付けた株式の累計額は決議上限にほぼ達し、会社は取得を終えた。
700万株を消却、新たな取得も開始
取得済み株式の取得終了に続き、保有株の消却と新たな買付枠を設ける。消却は2026年11月10日の予定で、新しい自己株式取得は同月1日から始まる。消却と次の取得を続けて実施
- 消却対象: 2026年10月30日時点で保有する自己株式が対象。役員報酬BIP信託、株式付与ESOP信託の保有株は自己株式数に含まれない
- 新しい取得枠: 2026年7月30日に公表済みの計画で、期間は2027年10月31日まで
- 会社の狙い: 株主への利益還元と資本効率の向上
自己株式の消却により発行済み株式総数は減る一方、消却そのものが新たな買付を意味するわけではない。新たな取得は市場買付で進める計画で、実際の買付額や株数は上限の範囲内となる。
開示前後の株価推移
開示当日の終値(2026/10/30)
3,870円
最新終値(2026/10/30)
3,870円
※ 日次終値ベースの参考チャートです。リアルタイムの株価ではありません(株式分割調整済み、1年以上前は週次の終値)。2026/10/30更新
コカ・コーラBJをライバルと比較
年収・業績・株価を並べて食品・飲料業界の今
掲載39社コカ・コーラBJは食品・飲料業界の掲載39社中、売上高で10位。業界全体の株価と今期の会社計画を見ると――
- 業界の株価(1年)
- +16.4%全業界 +14.9%
- 今期計画 営業利益
- +12.3%全業界 +13.0%
- 予想の上方修正
- 5社下方 5社
- 営業利益率(業界)
- 7.7%
- コカ・コーラBJ+57.1%
- 食品・飲料(業界平均)+16.4%
- 全業界+14.9%
- 足元の業績今期第1四半期累計は21社合計で売上高+6.1%・営業利益+15.6%(前年同期比)。通期計画に対する進捗が標準ペースを上回る企業は11社、下回る企業は5社。
- 予想修正今期予想を上方修正したのは5社、下方修正は5社。修正幅が最も大きいのはダイドー(営業利益+17.1%)。





タグ#コカ・コーラ ボトラーズジャパン#自社株買い#自己株式消却#株主還元#資本効率#飲料#東証プライム
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取得総額が旧枠の300億円にほぼ達したうえで、次の取得枠を400億円に設定した点から、同社が株主還元を継続する姿勢がうかがえる。一方、新枠は上限であり、実際の買付額は市場での取得状況による。消却は保有株を再び発行する可能性を抑える措置だが、株価や利益への効果は、買付価格や事業の収益動向も含めて見る必要がある。
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