コンサル大手2社・2026年通期、生成AIの波に乗るベイカレントと海外減損で明暗分かれた野村総研
2026年通期のコンサル業界は、企業のDX投資がさらに活発になりました。ベイカレントは生成AIの活用支援が伸び、大幅な増収増益です。一方の野村総合研究所は売上が過去最高を更新しました。しかし海外での大赤字が出て、利益は激減しました。両社ともに巨額の株主還元を発表し、明暗が最も鮮明な期になりました。
今期の総括
生成AIで沸く国内DXと海外M&Aの成否が明暗を分かつ
業界全体の動き:生成AIが引っ張るDXの超拡大
今の日本企業はデジタルの導入を急いでいます。特に生成AIを使う業務の改革が人気です。単なるITの導入から、稼ぐ仕組みの変革へ進んでいます。企業のコンサルへの相談は、増える一方です。国全体でデジタル人材が不足していることも追い風です。専門家の知恵を借りる動きが、さらに強まりました。
売上高ランキング
売上高 前年同期比
純利益 前年同期比
勝者と敗者:高利益率の勝者と巨大減損に泣いた首位
今回の勝ち組は、成長が止まらないベイカレントです。売上は1,483億円(前年比27.8%増)となりました。純利益は378億円(前年比23%増)と絶好調です。稼ぐ力を示す営業利益率は、34.3%と驚異的です。
一方で、苦戦したのは業界大手の野村総合研究所です。売上は8,147億円(前年比6.5%増)と過去最高を更新しました。しかし、海外拠点で975億円の大きな損失が出ました。営業利益は583億円(前年比56.8%減)と急落しました。純利益も153億円(前年比83.7%減)と沈みました。稼ぎ方の違いで、明暗が大きく分かれました。
- 好調
- ベイカレント
- 苦戦
- 野村総合研究所

営業利益ランキング
営業利益率ランキング
注目の動き・戦略比較:300億と700億の巨額株主還元バトル
業績の明暗は分かれましたが、両社とも株主を重視しています。ベイカレントは、300億円の自社株買いを決めました。手元の現金が潤沢にあり、成長への自信が見えます。対する野村総合研究所は、最大700億円の自社株買いです。海外の減損はキャッシュが出ない非現金の損失です。本業の力は強いため、増配と自社株買いを同時に行いました。両社とも、株価への強いこだわりを見せています。
業界共通のリスク:急拡大の裏に潜む人材と海外の罠
コンサル業界が直面する、共通の課題は以下の通りです。
- 優秀な人材の獲得競争が激しく、採用コストが上がっていること
- コンサルタントの給料が高騰し、利益を圧迫するリスク
- 海外事業の難しさ。野村総合研究所の巨額減損が示す通りです
- 生成AIの普及により、簡単な相談業務の単価が下がる可能性
就活生・転職希望者へ:成長スピードか圧倒的な国内基盤か
就活生にとって、どちらも超人気企業です。ベイカレントは若手の成長環境が魅力です。1人あたりの稼ぐ力が高く、給与の伸びも期待できます。急成長を体感したい人に最適な環境です。野村総合研究所は国内の基盤が圧倒的です。大企業のシステム構築に深く関わることができます。海外でのリベンジに挑む、タフな人材も求められそうです。
タグ#コンサルティング#シンクタンク#ベイカレント#野村総合研究所#DX#生成AI#減損損失#自社株買い#就活#業界分析
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