三和ホールディングス株式会社 の会社詳細
三和ホールディングス株式会社
三和HD
2027年3月期 第1四半期
2026年7月31日

三和HD、2027年3月期第1四半期決算、営業利益41%減も通期予想据え置き

三和HD
決算
決算分析
四半期決算
減収減益
海外展開
配当増額
通期予想据え置き
構造改革
北米住宅市場
第1四半期累計期初から3ヶ月間の累計値(前年同期比)

売上高

1,404億円

-0.3%

通期予想

3,135億円

進捗率45%

営業利益

59億円

-40.8%

通期予想

302億円

進捗率19%

純利益

48億円

-32.9%

通期予想

229億円

進捗率21%

営業利益率

4.2%

三和HD(三和ホールディングス)が発表した2027年3月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比0.3%減の1,404億円、営業利益が40.8%減58億78百万円と大幅な減益となった。北米の住宅市場低迷や欧州の低調な需要、アジアの構造改革負担が重石となり、日本を除く全地域で減益。一方、通期予想は据え置かれ、配当は前期比16円増の年146円を計画しており、成長戦略への期待は維持された。

業績のポイント

三和HDの2027年3月期第1四半期(2026年4~6月)は、売上高が前年同期比0.3%減の1,404億円、営業利益が同40.8%減の58億78百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同32.9%減の48億42百万円と、増収増益から一転して減収減益となった。日本ではコスト転嫁やサービス事業が寄与し増益を確保したものの、北米の住宅市況悪化、欧州の低調な景気、アジアの構造改革費用が収益を圧迫した。また、原材料高やエネルギーコストの上昇も継続しており、利益率の改善を阻害した。

このような厳しい環境下でも、会社側は2027年3月期通期の業績予想を据え置いた。売上高3,135億円(前期比7.4%減)、営業利益302億円(同2.9%減)、純利益229億円(同横ばい)を見込み、配当は前期比16円増の146円を計画している。第1四半期時点での進捗率は売上高で44.8%、営業利益で19.5%にとどまるが、期後半の需要回復と価格転嫁の浸透により挽回を図る。

業績推移(通期)

売上高営業利益|当期累計通期予想残

セグメント別動向

セグメント別の状況は以下の通り。

セグメント売上高(百万円)営業利益(百万円)売上高前年同期比営業利益前年同期比
日本55,3771,914+1.3%+34.9%
北米52,6934,687-5.5%-41.5%
欧州30,247-507+9.5%(外貨ベース-4.9%)前年は413百万円の黒字
アジア2,065-160-20.8%前年は52百万円の赤字

日本は、コストアップに対する売価転嫁が進展し、メンテナンスサービスや環境対応製品「クイックセーバー」等が好調に推移したことから、増収増益を達成した。セグメント利益は前年同期比34.9%増と大きく伸び、収益性が改善している。

北米は、関税影響に対して売価転嫁を推進したものの、住宅市場の低迷が響き減収減益となった。外貨ベースでは売上高が8.7%減少しており、為替の円高進行も収益を圧迫した。セグメント利益は前年同期比41.5%減と急減した。

欧州は、円ベースで増収となったが、外貨ベースでは4.9%の減収。低調な市場環境と各種コスト上昇が響き、セグメント損失に転落した。

アジアは、台湾が堅調だったものの、華東事業の市場低迷が深刻で、構造改革費用もかさみ、損失幅が拡大した。

セグメント売上高構成比営業利益営業利益率
日本554億円40%19億円3.5%
北米527億円38%47億円8.9%
欧州303億円22%-507百万円-1.7%
アジア21億円2%-160百万円-7.5%

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