ラクスとは
会社解説ラクスは、中小企業のバックオフィス業務を効率化するSaaS(クラウドサービス)の国内大手企業です。累計導入社数で国内トップクラスを誇る経費精算システム「楽楽精算」を中心に、「楽楽明細」「楽楽販売」など多彩なラインナップを展開しています。2025年には創業事業であるIT人材事業の売却を発表し、経営資源を成長性の高いSaaS事業へ集中させる「純粋SaaS企業」への転換を断行しました。高い成長率と利益率を両立させる「効率的なマーケティング手法」に定評があり、日本のDX推進の旗振り役として注目を集めています。
事業モデル・収益構造
月額課金制(サブスクリプション)のSaaSモデルが主収益です。特に「楽楽精算」などのバックオフィス支援ツールは、一度導入されると業務フローに組み込まれるため解約率が極めて低く、安定した収益を生み出します。広告宣伝費を戦略的に投入して新規顧客を獲得し、LTV(顧客生涯価値)を最大化するモデルです。IT人材事業売却後は、さらに高収益なSaaS事業の比率が100%に近づき、営業利益率のさらなる向上が見込まれています。
ラクスの強み・特徴
- 1「楽楽精算」をはじめとする、中小企業向けバックオフィスSaaSで国内圧倒的シェアを保持しています。
- 2IT人材事業売却により、SaaS特化の資本配分と営業利益率28.2%という高い収益性を実現しています。
- 3広告宣伝費の投資対効果を厳密に管理し、高い増収率(27%超)を維持し続けるマーケティング力です。
- 4ROE 45%超という極めて高い資本効率を誇り、市場の変化に合わせた柔軟な事業転換(選択と集中)が可能です。
投資家が注目するポイント
- 1.IT人材事業の売却資金(約187億円)を活用した、次なるM&Aや広告投資による成長加速が焦点です。
- 2.50億円規模の自社株買いを発表するなど、株主還元に対しても積極的な姿勢を見せています。
- 3.純粋SaaS企業への脱却により、株価倍率(PER等)の評価が「高成長テック企業」として再定義される可能性があります。
- 4.労働環境の改善やDX需要の継続により、解約率を低く抑えたままARPU(顧客単価)を向上させる戦略が進行中です。
就活生・転職希望者向けポイント
- 1.初任給が30万円を超え、32.5歳という若い平均年齢の中で、スピード感を持って成長できる環境です。
- 2.「効率化」を自ら体現する社風であり、無駄な残業を排しつつ高い成果を求める合理的な文化があります。
- 3.SaaS業界の勝ち筋を学べるため、将来的にIT業界やスタートアップでのキャリアを目指す人にとって非常に価値が高い環境です。
- 4.平均勤続年数は3年と短いですが、これは急激な組織拡大に伴う新規採用の増加と、キャリアアップのための転職が多いことが要因です。
よくある質問
Qラクスの強みは何ですか?
A最大の強みは、中小企業の「痒い所に手が届く」SaaS製品群と、それを広める圧倒的なマーケティング・営業力です。特に『楽楽精算』は圧倒的なシェアを誇り、誰もが使いやすいUI/UXと手厚いサポートで高い顧客満足度を実現しています。また、IT人材事業を売却し、成長性の高いSaaSに全資源を集中させる決断力も同社の強みです。
QなぜIT人材事業を売却したのですか?
ASaaS事業の成長率と利益率が非常に高く、経営資源をそこに集中させた方が企業価値を最大化できると判断したためです。売却によって得た多額の資金を、SaaSの広告宣伝や新規プロダクト開発、M&Aに投資することで、純粋なSaaS企業として世界基準の成長スピードを目指すという鮮明な戦略的意図があります。
Q年収や昇給のスピードはどうですか?
A平均年収は648.6万円(2025年)ですが、平均年齢が32.5歳と若いことを考慮すると、同世代の他企業よりも高い水準にあります。成果主義が徹底されており、四半期ごとの評価によって昇給のチャンスがあります。また、初任給が30万円以上と高く設定されており、若いうちから実力に応じて高い報酬を得ることが可能な環境です。
Q就職難易度や選考のポイントを教えてください。
ASaaS業界の注目企業であるため、難易度は高いです。選考では「ラクスの価値観(PDCAを回す、効率を重視するなど)」への適合性が強く見られます。なぜSaaSなのか、なぜラクスなのかを論理的に説明できる必要があります。特に営業職では数値目標へのコミットメント、開発職では最新技術への適応力とビジネス視点が求められます。
Qラクスの将来性についてどう思われますか?
A非常に明るいと言えます。日本の中小企業のDX化はまだ道半ばであり、インボイス制度や電子帳簿保存法などの法改正も追い風となっています。IT人材事業売却後の新生ラクスは、利益率30%超を目指せる体質になっており、蓄積されたキャッシュによる新規事業展開やM&Aが成功すれば、さらに一段上の成長ステージへ進むと期待されています。
出典: 有価証券報告書、IR情報、その他公開情報。AI生成コンテンツを含みます。

