山口フィナンシャルグループ、保有有価証券に361億円の含み損、今期業績予想への影響なし
山口フィナンシャルグループは、2027年3月期第2四半期末(2026年9月30日)に保有する対象有価証券の含み損が総額 361億3,800万円になったと発表した。2026年3月期の連結経常利益の80.2%、親会社株主に帰属する当期純利益の109.4%に相当する。一方、同社は2027年3月期の業績予想と配当予想への影響はないとしている。対象は国内取引所上場の満期保有目的債券と関連会社株式で、含み益はゼロだった。

開示の要点
- 含み損総額
- 361億3,800万円
- 対象時点
- 2026年9月30日
- 経常利益比
- 前期実績の80.2%
- 純利益比
- 前期実績の109.4%
- 業績・配当影響
- 今期予想への影響なし
含み損は前期純利益を上回る規模
2027年3月期第2四半期末の対象有価証券の含み損総額は361億3,800万円だった。帳簿価額は1,578億1,500万円、時価は1,216億7,600万円となった。
| 項目 | 金額(億円) | 補足 |
|---|---|---|
| 有価証券の含み損 | 361.38 | 対象有価証券の合計 |
| 帳簿価額 | 1,578.15 | 対象有価証券 |
| 時価 | 1,216.76 | 対象有価証券 |
| 前期連結経常利益 | 450.26 | 含み損は80.2%相当 |
| 前期親会社株主帰属純利益 | 330.08 | 含み損は109.4%相当 |
対象は、満期保有目的の債券と関連会社株式のうち、国内の金融商品取引所に上場する有価証券。含み益はなく、差引含み益もマイナス361億3,800万円だった。
会社は業績予想と配当予想への影響なしと説明
同社は、この含み損による2027年3月期の業績予想と配当予想への影響はないとしている。開示資料では、含み損の発生要因や個別銘柄の内訳には触れていない。
- 影響の対象: 2027年3月期の業績予想と配当予想
- 会社の説明: いずれも本件による影響はない
含み損は前期の連結経常利益の8割、親会社株主に帰属する当期純利益を上回る規模だが、会社は今回の開示で予想の変更を示していない。今後の業績や配当を判断する際は、含み損の水準に加え、保有有価証券の評価や会社予想の変更の有無を確認したい。
開示前後の株価推移
開示当日の終値(2026/10/30)
3,126円
最新終値(2026/10/30)
3,126円
※ 日次終値ベースの参考チャートです。リアルタイムの株価ではありません(株式分割調整済み、1年以上前は週次の終値)。2026/10/30更新
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含み損は前期純利益の109.4%に達する規模で、保有資産の評価状況として注目される。一方、会社は今期の業績予想と配当予想への影響はないと説明しており、含み損の金額だけで直ちに業績悪化と結び付けるべきではない。今後の評価変化と会社予想の見直し有無が、投資家にとっての確認点となる。
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