EIZO株式会社、上場有価証券3銘柄の売却で特別利益44.63億円、成長投資と自己株式取得に充当
EIZO株式会社は、保有する上場有価証券3銘柄を売却し、投資有価証券売却益 44.63億円を2027年3月期第2四半期に特別利益として計上する。売却益は2026年5月公表の通期連結業績予想に織り込み済みで、今回の開示による業績予想の上積みではない。会社は資本効率の向上を目的に売却し、資金を成長投資と自己株式取得に充てる方針だ。

開示の要点
- 売却益
- 44.63億円
- 対象銘柄
- 上場有価証券3銘柄
- 計上時期
- 2027年3月期第2四半期
- 資金使途
- 成長投資・自己株式取得
上場有価証券3銘柄を売却、利益は計44.63億円
保有する上場有価証券3銘柄の売却に伴い、売却益を計上する。内訳は次の通り。
| 対象株式 | 売却決定日 | 売却期間 | 売却益(億円) |
|---|---|---|---|
| 2銘柄 | 2026年8月6日 | 2026年8月〜9月 | 41.02 |
| 1銘柄 | 2026年6月9日 | 2026年8月 | 3.61 |
売却の目的は資本効率の向上。会社は売却資金を今後の成長投資と自己株式の取得に充てるとしており、保有資産を現金化して事業投資や株主還元に振り向ける方針を示した。
売却益は通期予想に織り込み済み
売却益は2027年3月期第2四半期に特別利益として計上するが、会社の通期連結業績予想にはすでに反映されている。予想織り込み済みのため、この開示だけを理由とする業績予想の上方修正ではない。
- 計上区分: 投資有価証券売却益として特別利益に計上
- 業績予想への反映: 2026年5月12日公表の2027年3月期連結業績予想に含まれる
特別利益は本業の継続的な収益とは異なるため、利益の評価では一時的な売却益と事業による利益を分けて見る必要がある。一方、売却資金の具体的な配分や自己株式取得の実施内容は、今後の開示が注目される。
開示前後の株価推移
開示当日の終値(2026/10/30)
2,909円
最新終値(2026/10/30)
2,909円
※ 日次終値ベースの参考チャートです。リアルタイムの株価ではありません(株式分割調整済み、1年以上前は週次の終値)。2026/10/30更新
EIZOをライバルと比較
年収・業績・株価を並べて電機業界の今
掲載59社EIZOは電機業界の掲載59社中、売上高で53位。業界全体の株価と今期の会社計画を見ると――
- 業界の株価(1年)
- +15.4%全業界 +14.9%
- 今期計画 営業利益
- +22.9%全業界 +13.0%
- 予想の上方修正
- 23社下方 3社
- 営業利益率(業界)
- 10.6%
- EIZO+32.8%
- 電機(業界平均)+15.4%
- 全業界+14.9%
- 足元の業績今期第1四半期累計は25社合計で売上高+9.2%・営業利益+57.8%(前年同期比)。通期計画に対する進捗が標準ペースを上回る企業は13社、下回る企業は21社。
- 予想修正今期予想を上方修正したのは23社、下方修正は3社。修正幅が最も大きいのは村田製作所(営業利益+36.8%)。






タグ#EIZO#特別利益#有価証券売却#資本効率#成長投資#自己株式取得
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今回の売却益は通期業績予想に織り込み済みで、短期的な業績上振れ材料というより、保有資産の入れ替えと資金配分の見直しとして捉えられる。投資家は、売却益そのものだけでなく、成長投資が将来の収益につながるか、自己株式取得がどの規模・時期で実施されるかを確認したい。資金の再配分が次の焦点となる。
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