ジャックス、審査センター7拠点に再編 廃止4拠点对応で最大11億円費用 MUFG連携の事業構造改革を推進
株式会社ジャックスは、MUFGグループとの連携強化による「変革」と「再成長」を実現するため、審査業務の効率化を図る組織改編を実施し、廃止する4拠点に勤務する従業員を対象とした人員合理化策を講じます。審査業務の集約と効率化により業務コストを削減し、企業価値向上へ向けた具体的な一歩を踏み出します。本件により2027年3月期には最大で11億円程度の特別退職金を含む特別損失が発生する見込みですが、業績予想は当面据え置くとしています。

組織改編の詳細と人員対象者数
当社は本日開催の取締役会において、審査事務部門の組織改編を決議しました。審査業務については、これまで申し込み手続きのWeb化や審査プロセスの自動化に取り組みましたが、さらなる業務効率化と生産性向上のため、今回の改編に至りました。具体的には、全国11拠点に分散していた審査業務を、東京・大阪を中心とした7拠点体制へ再編します。
廃止するのは札幌、名古屋、福岡、岡山の4拠点です。これら4拠点に勤務する従業員を対象として、以下のいずれかを選択できる合理化策を実施します。①会社が指定する部署への異動による継続、②転居を伴う勤務地の変更を含む働き方の変更による継続、③会社都合による退職です。対象となる人員数は、2026年9月1日時点で180名となっています。また、退職を選択した場合の退職日は2027年3月31日とされ、特別退職金の支給及び希望者への再就職支援サービスが提供されます。
財務影響と資金調達状況
本構造改革の実施により、事務所閉鎖費用や特別退職金等の発生が見込まれます。従業員による合理化策の選択は2026年11月以降を予定しており、対象者全員が退職を選択した場合、最大で11億円程度の特別退職金の支給を見込んでおります。なお、本件に係る費用は、2025年3月に発表した三菱UFJ銀行との間で締結した資本業務提携契約に基づき、同銀行を割当先とする第三者割当増資によって調達した資金の使途の一部となります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 特別退職金等の上限額 | 11億円程度(全員退職時) |
| 対象従業員数 | 180名(2026年9月1日時点) |
| 資金調達元 | MUFG銀行への第三者割当増資 |
2027年3月期は、本構造改革の実施により特別損失の計上を見込んでおります。業績予想につきましては、現時点で据え置きとしておりますが、その他要因を含めて影響を精査の上、修正が必要とされる場合には速やかに公表いたします。
開示前後の株価推移
開示当日の終値(2026/9/11)
3,730円
最新終値(2026/10/23)
3,395円-9.0%
※ 日次終値ベースの参考チャートです。リアルタイムの株価ではありません(株式分割調整済み、1年以上前は週次の終値)。2026/10/25更新
タグ#ジャックス#8584#組織改革#人員整理#MUFG#リストラ#金融#事業構造改革
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コメント
ジャックスの今回の構造改革は、単なるコストカットではなく、MUFGグループとの経営統合・連携という文脈で捉える必要があります。審査業務の集約によりIT人材や管理職を効率的に配置し、デジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させる意図が見えます。特に注目すべきは、資金調達先に三菱UFJ銀行を採用し、資本提携を事実上の経営権強化の一環としている点です。短期の特別損失を受け入れつつも、中期計画「Do next!」における収益構造の最適化を図る戦略であり、投資家にとっては将来のROE改善が期待できる重要な転換点となります。
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