パナソニック ホールディングス株式会社 の会社詳細
パナソニック ホールディングス株式会社
パナソニック
2027年3月期 第1四半期
2026年7月30日

パナソニック、2027年3月期第1四半期決算、営業利益110%増で通期予想を上方修正

パナソニック
決算
決算分析
四半期決算
上方修正
増収増益
エネルギービジネス
コスト構造改革
自動車電池
連結業績
第1四半期累計期初から3ヶ月間の累計値(前年同期比)

売上高

2.0兆円

+6.4%

通期予想

7.8兆円

進捗率26%

営業利益

1,825億円

+110.0%

通期予想

5,900億円

進捗率31%

純利益

1,352億円

+89.2%

通期予想

4,500億円

進捗率30%

営業利益率

9.0%

パナソニック(パナソニック ホールディングス)の2027年3月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比6.4%増20兆1,891億円、営業利益が同110.0%増1,824億円と大幅な増収増益となり、通期業績予想を上方修正した。コスト構造改革と全社的な収益性改善が進み、親会社株主に帰属する四半期純利益も89.2%増1,351億円に拡大。好調なエネルギー・インダストリーセグメントに加え、前年同期に苦戦したコネクト事業の黒字転換も寄与した。

業績のポイント

パナソニック(パナソニック ホールディングス)が発表した2027年3月期第1四半期(2026年4月~6月)の連結決算は、売上高が2,018,914百万円(前年同期比6.4%増)、営業利益が182,455百万円(同110.0%増)となった。親会社株主に帰属する四半期純利益は135,173百万円(同89.2%増)で、実質的にすべての収益指標で前年を大きく上回った。

為替の影響や部材調達難の緩和に加え、注力分野での販売拡大が奏功。特に営業利益は全6セグメント中5セグメントで増益を達成し、最終利益も大幅増益。営業利益率は前年同期の4.6%から9.0%へとほぼ倍増し、収益構造の改善が鮮明になった。

これらの結果を受け、通期業績予想は売上高7.8兆円(同2.6%増)、営業利益5,900億円(同7.3%増)、純利益4,500億円(同7.1%増)へと上方修正された。特に営業利益は期初予想から400億円の上振れで、全社利益が過去最高を更新するペースにある。

業績推移(通期)

売上高営業利益|当期累計通期予想残

セグメント別動向

パナソニックの6つの報告セグメントすべてが前年同期を上回るか黒字転換を果たし、全社の増益をけん引した。各セグメントの外部売上高と営業利益(利益率)は以下の通り。

セグメント売上高(百万円)営業利益(百万円)利益率
コネクト338,33225,5017.5%
エレクトリックワークス262,82224,8439.5%
HVAC & CC372,93114,5303.9%
エナジー301,92140,88213.5%
インダストリー319,95639,09412.2%
スマートライフ290,49111,7964.1%

エナジーは車載電池の需要が堅調で、売上高が前年同期比44.5%増と急伸。利益面でもセグメント最大の40,882百万円を稼ぎ、営業利益率は13.5%と高い収益性を維持した。インダストリーは生産設備の自動化需要やサプライチェーン改善により、営業利益が前年同期の19,427百万円から39,094百万円へと倍増した。

コネクトは前期の5,848百万円の利益から一転して25,501百万円の黒字となり、収益回復が顕著。航空電子機器やプロセスオートメーションの好調が寄与した。一方、HVAC & CC(空調事業)は売上こそ拡大したが原材料費上昇の影響で利益率が3.9%に留まり、今後のコスト転嫁が課題。スマートライフも家電市況の競合激化の影響で利益率が4.1%に留まった。

セグメント売上高構成比営業利益営業利益率
コネクト3,383億円17%255億円7.5%
エレクトリックワークス2,628億円13%248億円9.5%
HVAC & CC3,729億円19%145億円3.9%
エナジー3,019億円15%409億円13.5%
インダストリー3,200億円16%391億円12.2%
スマートライフ2,905億円14%118億円4.1%

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