コーエーテクモホールディングス、2027年3月期中間の経常利益予想を250億円に上方修正
コーエーテクモホールディングスは2026年10月19日、2027年3月期中間(2026年4〜9月)の連結業績予想を上方修正した。経常利益は250億円と前回予想比108.3%増で、前期実績の約178億円も上回る。売上高は370億円、営業利益は115億円、中間純利益は180億円に引き上げた。大型タイトルと旧作の販売好調が背景だが、通期予想は据え置いた。

開示の要点
- 売上高
- 370億円
- 営業利益
- 115億円
- 経常利益
- 250億円
- 中間純利益
- 180億円
- 通期予想
- 据え置き
中間期の4項目を上方修正、前期実績も上回る
2027年3月期中間の売上高、営業利益、経常利益、純利益をいずれも上方修正した。 金額は前回予想、今回予想、前期実績の順。前回予想比の増減率は会社公表値。
| 指標 | 前回予想 | 今回予想 | 前期実績 | 前回予想比(%) |
|---|---|---|---|---|
| 売上高(億円) | 340 | 370 | 312.7 | 8.8 |
| 営業利益(億円) | 70 | 115 | 79.6 | 64.3 |
| 経常利益(億円) | 120 | 250 | 178.0 | 108.3 |
| 中間純利益(億円) | 90 | 180 | 134.7 | 100.0 |
1株当たり中間純利益は27円69銭から53円87銭に修正した。前期実績は42円61銭だった。前回予想比の増減率は前期比ではないが、今回予想はいずれの利益項目も前期実績を上回る水準となる。
大型タイトルと旧作の販売が業績を押し上げ
売上高と営業利益の予想を引き上げた主因は、前年度に発売した大型タイトルやバックカタログの販売が好調に推移していることだ。利益面では、営業外収支も計画を上回る見込みとなり、経常利益と親会社株主に帰属する中間純利益の予想を修正した。
- タイトル販売: 前年度発売の大型タイトルの販売が堅調に推移。
- バックカタログ: 旧作の販売も好調で、売上高と営業利益の上方修正につながった。
- 営業外収支: 金融市場の動向を見ながら運用し、計画を上回る見通し。経常利益と中間純利益の予想修正に反映した。
営業利益の上方修正に加え、営業外収支の改善見込みが経常利益の引き上げを後押しする形だ。ただし、開示資料は営業外収支の具体的な内訳や金額を示していないため、利益の伸びをゲーム販売だけで説明することはできない。
通期予想は据え置き、上期の上振れをどう反映するか
会社は通期の連結業績予想を現時点で変更しない。 事業環境と金融市場の動向を注視し、引き続き検討するとしている。
- 中間期予想は上方修正した一方、今回の開示では通期予想の数値を変更していない。
- 会社は、今後の事業環境や金融市場の動向を踏まえて検討を続ける方針。
中間期の予想が前期実績を上回る水準となったことは業績の追い風だが、通期計画への反映は見送られた。投資家にとっては、好調なタイトル・旧作販売が続くかに加え、営業外収支の見通しが今後の通期予想にどう織り込まれるかが注目点となる。
開示前後の株価推移
開示当日の終値(2026/10/19)
1,678.5円
最新終値(2026/10/23)
1,658円-1.2%
※ 日次終値ベースの参考チャートです。リアルタイムの株価ではありません(株式分割調整済み、1年以上前は週次の終値)。2026/10/25更新
タグ#コーエーテクモ#業績予想修正#上方修正#ゲーム業界#中間決算#バックカタログ
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コメント
修正後の中間予想は、売上高だけでなく利益項目も前期実績を上回る水準です。一方、経常利益の上方修正には営業外収支の計画超過も含まれ、通期予想は維持されました。販売の勢いと営業外収支の両方が続くか、次の業績見通しで確認したいポイントです。
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