さくらインターネット、創業30周年記念配当2円50銭を実施し年間配当を8円に修正
さくらインターネットは、創業30周年を記念し、2026年9月30日を基準日とする1株2円50銭の配当を決めた。これを反映し、2027年3月期の年間配当予想は8円となり、4月時点の5円50銭から2円50銭増える。前期実績の5円に対しても3円増える計算で、今回の中間配当は当初予想の0円から実施へ変更した。

開示の要点
- 記念配当
- 1株2円50銭
- 年間配当
- 1株8円
- 前回予想
- 年間5円50銭
- 効力発生日
- 2026年12月14日
創業30周年で中間配当2円50銭
創業30周年の記念配当として、2026年9月30日を基準日とする1株2円50銭の配当を実施する。 直近の配当予想では中間配当を0円としていたが、今回の決定で支払いが加わる。
| 区分 | 前回予想(円) | 今回決定・予想(円) | 前期実績(円) |
|---|---|---|---|
| 中間 | 0 | 2.50 | 0 |
| 期末 | 5.50 | 5.50 | 5.00 |
| 年間 | 5.50 | 8.00 | 5.00 |
今回の中間配当は、同社が2026年12月23日に迎える創業30周年を記念したもの。会社は株主や関係者への感謝を理由に挙げており、配当原資には利益剰余金を充てる。
年間配当は前期実績から3円増
2027年3月期の年間配当は、記念配当を含めて1株8円となる見通しだ。前回予想の5円50銭に対して2円50銭増え、前期実績の5円に対しては3円増える。
年間配当の内訳は、中間が記念配当の2円50銭、期末が5円50銭。期末配当の予想は前回から据え置き、年間合計に中間の記念配当を加える形となった。
記念配当が年間予想を押し上げる決定であり、通常の期末配当予想が引き上げられたわけではない。株主にとっては今期の受取配当が前回予想より増える一方、年間配当の増加分には周年を記念した一時的な要素が含まれる。
基準日は9月30日、12月14日に効力発生
配当の基準日は2026年9月30日で、効力発生日は同年12月14日。配当総額は1億78万5,000円となる。
会社は今回の決定について、株主への感謝を示すとともに、創業30周年を記念するためとしている。開示では、今後も持続的な企業価値向上を目指す方針を示した。
開示前後の株価推移
開示当日の終値(2026/10/28)
3,470円
最新終値(2026/10/28)
3,470円
※ 日次終値ベースの参考チャートです。リアルタイムの株価ではありません(株式分割調整済み、1年以上前は週次の終値)。2026/10/28更新
さくらインターネットをライバルと比較
年収・業績・株価を並べてインターネットサービス業界の今
掲載12社さくらインターネットはインターネットサービス業界の掲載12社中、売上高で10位。業界全体の株価と今期の会社計画を見ると――
- 業界の株価(1年)
- −0.8%全業界 +17.1%
- 今期計画 営業利益
- +2.7%全業界 +11.4%
- 予想の上方修正
- 2社下方 0社
- 営業利益率(業界)
- 6.0%
- さくらインターネット+3.1%
- インターネットサービス(業界平均)−0.8%
- 全業界+17.1%
- 足元の業績今期第1四半期累計は5社合計で売上高+15.6%・営業利益−14.8%(前年同期比)。通期計画に対する進捗が標準ペースを上回る企業は3社、下回る企業は1社。
- 予想修正今期予想を上方修正したのは2社、下方修正は0社。修正幅が最も大きいのはさくらインターネット(営業利益+173.3%)。






タグ#さくらインターネット#配当#記念配当#株主還元#創業30周年#データセンター#IT
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今期の年間配当は前回予想と前期実績の双方を上回るが、増額分の中心は創業30周年の記念配当だ。したがって、今回の8円をそのまま継続的な配当水準とみなすのではなく、今後の配当方針や業績見通しと分けて捉えたい。中間配当の実施により、株主還元の増加が具体化した点が今回の開示の要点となる。
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