千葉興業銀行、27年3月期中間連結純利益予想を60億円に上方修正、前期実績も上回る
千葉興業銀行は2027年3月期中間期(2026年4〜9月)の連結純利益予想を60億円に引き上げた。5月14日公表の45億円から33.3%増となり、前期実績の48億7300万円も上回る見通し。経常利益も85億円に上方修正し、資金利益・役務取引等利益の上振れと与信コストの下振れを織り込む。通期予想は11月11日の中間決算発表時に公表する。収益増と与信費用減が押し上げ

開示の要点
- 連結純利益
- 60億円
- 連結経常利益
- 85億円
- 個別純利益
- 59億円
- 通期予想公表
- 2026年11月11日予定
中間連結純利益は60億円、前回予想から33.3%増
千葉興業銀行は2027年3月期第2四半期累計の連結業績予想を上方修正した。純利益は前回予想を15億円上回り、前期実績も超える見込みだ。
| 指標 | 前回予想 | 今回予想 | 前期実績 |
|---|---|---|---|
| 経常利益(億円) | 69 | 85 | 69.17 |
| 中間純利益(億円) | 45 | 60 | 48.73 |
| 1株当たり中間純利益(円) | 78.38 | 104.17 | 84.98 |
前回予想に対する増加率は、経常利益が23.1%、中間純利益が33.3%。前期実績との比較でも、経常利益は69億1700万円から85億円、中間純利益は48億7300万円から60億円へと上回る予想になった。中間利益予想を上方修正
利益予想の引き上げは、中間期の収益が従来想定を超える見通しとなったことを示す。一方、これらは中間期の予想であり、通期業績の着地を示すものではない。
個別も上方修正、資金利益と与信コストが寄与
個別業績では、経常利益を84億円、中間純利益を59億円に引き上げた。前期実績との比較でも、経常利益は67億6300万円、中間純利益は48億7500万円を上回る見通しだ。
| 指標 | 前回予想 | 今回予想 | 前期実績 |
|---|---|---|---|
| 経常利益(億円) | 67 | 84 | 67.63 |
| 中間純利益(億円) | 44 | 59 | 48.75 |
| 1株当たり中間純利益(円) | 76.64 | 102.43 | 85.02 |
修正の理由として会社が挙げたのは次の通り。
- 資金利益: 当初予想を上回る見込み。
- 役務取引等利益: 当初予想を上回る見込み。
- 与信コスト: 当初予想を下回る見込み。
会社は、これらを踏まえて個別業績予想を引き上げたとしている。連結予想の修正も、個別業績予想の修正によるものと説明した。
通期予想は11月の中間決算発表時に公表
今回の開示は第2四半期累計の予想修正で、通期業績予想は2026年11月11日に予定する中間決算発表時に知らせるとしている。投資家にとっては、中間期の上振れが通期見通しにどう反映されるかが次の確認点となる。
会社は、予想は発表時点で入手可能な情報に基づいており、今後の要因によって実際の業績が異なる可能性があると注意を促した。中間期の利益改善には収益項目の増加に加えて与信コストの抑制も含まれるため、決算発表では利益の内訳や費用の動向を合わせて見る必要がある。
開示前後の株価推移
開示当日の終値(2026/10/27)
2,439円
最新終値(2026/10/27)
2,439円
※ 日次終値ベースの参考チャートです。リアルタイムの株価ではありません(株式分割調整済み、1年以上前は週次の終値)。2026/10/27更新
銀行業界の今
掲載49社千葉興銀は銀行業界の掲載49社中、売上高で48位。業界全体の株価と今期の会社計画を見ると――
- 業界の株価(1年)
- +66.7%全業界 +16.1%
- 今期計画 営業利益
- +23.5%全業界 +10.8%
- 予想の上方修正
- 5社下方 0社
- 営業利益率(業界)
- 17.1%
- 千葉興銀+49.0%
- 銀行(業界平均)+66.7%
- 全業界+16.1%
- 足元の業績今期第1四半期累計は24社合計で売上高+27.8%・営業利益+39.7%(前年同期比)。通期計画に対する進捗が標準ペースを上回る企業は12社、下回る企業は0社。
- 予想修正今期予想を上方修正したのは5社、下方修正は0社。修正幅が最も大きいのはセブン銀行(営業利益+13.6%)。






タグ#千葉興業銀行#業績予想修正#中間決算#銀行#経常利益#純利益
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今回の上方修正は、資金利益や役務取引等利益の上振れに加え、与信コストが想定を下回る見通しとなったことが支えです。連結・個別とも前回予想と前期実績を上回る予想ですが、通期予想は中間決算発表時に示される予定です。中間期の上振れが通期見通しに定着するかを判断するには、収益の伸びと与信費用の推移を決算で確認したいところです。
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