日本取引所グループ、自己株式948万6700株を11月10日に消却、発行済み株式の0.92%
日本取引所グループは10月27日、自己株式の普通株式948万6700株を11月10日に消却すると発表した。消却数は消却前の発行済み株式総数の0.92%で、消却後の発行済み株式総数は10億2229万8636株となる。発行済み株式を圧縮する一方、株主から新たに買い付ける取引ではない。消却だけで利益や配当が増えるわけではなく、株主還元策の拡大と直結させずに見る必要がある。

開示の要点
- 消却株数
- 948万6700株
- 発行済み比
- 0.92%
- 消却予定日
- 2026年11月10日
- 消却後株数
- 10億2229万8636株
普通株式948万6700株を消却
日本取引所グループは、自己株式を消却することを決めた。消却後の発行済み株式総数は10億2229万8636株となる。
- 対象: 普通株式
- 消却の性格: 会社が保有する自己株式を消滅させる手続きで、新たに株式を市場から買い付けるものではない。
消却は11月10日に予定する。自己株式の消却により発行済み株式総数は減るが、消却そのものは株主からの株式取得とは異なる。
消却だけで利益や配当が増えるわけではない
今回の決定は発行済み株式数を減らすものだが、消却対象の自己株式はすでに議決権を持たない。消却時に株主の保有株数や会社の現金が動くわけではなく、利益や配当が直ちに増える取引でもない。
- 利益・資金: 消却自体は営業利益や現金収支を生み出す取引ではない。
- 株主の見方: 発行済み株式数の減少を、持分比率の上昇や即時の増配と同じ意味に捉えないことが重要だ。
投資家は消却の事実だけでなく、今後の株式取得や配当など、資本政策全体と合わせて評価したい。
開示前後の株価推移
開示当日の終値(2026/10/27)
2,088円
最新終値(2026/10/27)
2,088円
※ 日次終値ベースの参考チャートです。リアルタイムの株価ではありません(株式分割調整済み、1年以上前は週次の終値)。2026/10/27更新
証券業界の今
掲載13社日本取引所は証券業界の掲載13社中、売上高で3位。業界全体の株価と今期の会社計画を見ると――
- 業界の株価(1年)
- +20.4%全業界 +16.1%
- 予想の上方修正
- 1社下方 0社
- 営業利益率(業界)
- 13.8%
- 日本取引所+17.7%
- 証券(業界平均)+20.4%
- 全業界+16.1%
- 予想修正今期予想を上方修正したのは1社、下方修正は0社。修正幅が最も大きいのは日本取引所(営業利益+34.3%)。
- 会社計画2027年度の会社計画(2社合計)は営業利益+29.6%。営業利益の伸びは全業界の計画(+10.8%)を上回る。






タグ#日本取引所グループ#自己株式消却#自社株#株主還元#東証プライム#証券取引所
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自己株式の消却は発行済み株式総数を減らす一方、消却だけで利益や現金が増えるわけではない。自己株式は消却前から議決権を持たず、消却による株主の持分比率や1株利益への効果も単純ではない。消却を株主還元の拡大と混同しないことがポイントで、投資家は今後の配当や追加の自己株式取得を含む資本政策を確認したい。
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