三菱マテリアル、切削工具販売事業の承継会社を設立、代表取締役に萩谷英史氏、国内事業の集約へ
三菱マテリアルは10月28日、国内の切削工具販売事業を引き継ぐ子会社「株式会社ツールズ準備会社」を設立した。資本金は1百万円で、同社が全額出資する。代表取締役には萩谷英史氏が就く。三菱マテリアルと完全子会社のMOLDINOがそれぞれ営む国内販売事業を、吸収分割で新会社に承継させる計画で、今回、前回開示で未定だった代表者が決まった。事業集約の受け皿が整った。

開示の要点
- 設立日
- 2026年10月28日
- 承継会社
- 株式会社ツールズ準備会社
- 代表者
- 萩谷英史氏
- 資本金
- 1百万円
- 出資比率
- 三菱マテリアル100%
切削工具販売事業の承継会社を設立
三菱マテリアルは、国内の切削工具販売事業を承継させる新会社を設立し、代表者を決めた。同社と完全子会社のMOLDINOが手掛ける販売事業を、吸収分割によって新会社に移す計画だ。
- 承継対象: 三菱マテリアルとMOLDINOがそれぞれ営む国内の切削工具販売事業。
- 承継方法: 三菱マテリアルが100%出資する子会社への吸収分割。
- 前回の開示: 2026年10月7日に子会社の新設と会社分割を公表しており、今回は未定だった代表者が決定した。
今回の発表は、事業移管の完了ではなく、承継会社の設立と代表者の決定に関する進捗開示だ。販売事業を一社に集める再編の準備が進んだことを示す。
新会社は工具販売と利用支援を担う
新会社は超硬・ハイス工具製品の販売に加え、製品の使用に関する支援や関連事業を担う。販売事業をまとめる組織の設立により、両社の国内販売事業を承継する枠組みが具体化した。
- 所在地: 埼玉県さいたま市大宮区北袋町1丁目600番地。
- 事業内容: 超硬・ハイス工具製品の販売、使用に係る支援と関連事業。
- 株式・決算: 発行済み株式は10株、決算期は3月31日。
開示の中心は事業の承継体制で、雇用や拠点の変更については触れていない。就職活動中の学生や社員は、今後の事業移管に関する発表で、担当業務や販売体制にどのような影響があるかを確認したい。
開示前後の株価推移
開示当日の終値(2026/10/28)
4,435円
最新終値(2026/10/28)
4,435円
※ 日次終値ベースの参考チャートです。リアルタイムの株価ではありません(株式分割調整済み、1年以上前は週次の終値)。2026/10/28更新
三菱マテリアルをライバルと比較
年収・業績・株価を並べて非鉄金属業界の今
掲載14社三菱マテリアルは非鉄金属業界の掲載14社中、売上高で1位。業界全体の株価と今期の会社計画を見ると――
- 業界の株価(1年)
- +50.8%全業界 +17.1%
- 今期計画 営業利益
- +28.8%全業界 +11.4%
- 予想の上方修正
- 9社下方 0社
- 営業利益率(業界)
- 8.9%
- 三菱マテリアル+50.1%
- 非鉄金属(業界平均)+50.8%
- 全業界+17.1%
- 足元の業績今期第1四半期累計は9社合計で売上高+33.2%・営業利益+194.5%(前年同期比)。通期計画に対する進捗が標準ペースを上回る企業は4社、下回る企業は0社。
- 予想修正今期予想を上方修正したのは9社、下方修正は0社。修正幅が最も大きいのは三菱マテリアル(営業利益+261.1%)。






タグ#三菱マテリアル#切削工具#事業承継#会社分割#子会社設立#MOLDINO
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今回の開示で確認できるのは、承継会社の設立と代表者の決定であり、吸収分割の実施完了を意味するものではない。三菱マテリアルとMOLDINOの国内販売事業を一つの子会社に移す計画は明確になった一方、業績への具体的な影響は示されていない。今後は、事業移管の実施時期や統合後の販売体制が明らかになるかが注目点となる。
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