SBIホールディングス、Binance暗号資産流出で連結業績への影響なし、国内2社も通常運営
SBIホールディングスは、海外暗号資産交換業者Binanceで起きた暗号資産の不正流出について、グループ各社の同社に対するエクスポージャーは限定的で、連結業績への影響はないと発表した。Binanceは入出金を停止し、損失を全額補償する方針を示している。国内子会社のSBI VCトレードとビットバンクは通常通りサービスを続け、顧客資産への影響もない。同社は詳細を引き続き精査する。

開示の要点
- 対Binance
- エクスポージャーは限定的
- 連結業績
- 影響なし
- 補償方針
- Binanceが損失を全額補償
Binanceの不正流出、グループ業績への影響なし
SBIホールディングスは、子会社各社のBinanceに対するエクスポージャーは限定的で、連結業績への影響はないと説明した。Binanceが損失を全額補償する方針を示していることも判断材料としている。
- Binanceの対応: 予防措置として、すべての入出金を停止した。
- 資産の状況: Binanceはユーザー資産が保全されていると説明し、流出資産の一部には凍結措置が講じられている。
不正流出の詳細やグループ各社への影響は引き続き精査中だ。現時点では連結業績への影響はないとの判断を示したが、今後、開示すべき事項が生じた場合は速やかに公表するとしている。
国内2社は通常運営、顧客資産に影響なし
国内の暗号資産交換業者であるSBI VCトレードとビットバンクは、いずれも顧客向けサービスを通常通り提供しており、顧客資産への影響はない。
- SBI VCトレード: 顧客向けサービスを通常通り提供。
- ビットバンク: 顧客向けサービスを通常通り提供。
今回の事案について、開示資料は国内2社のサービスや顧客資産への影響がないことを明らかにした。今後の焦点は、追加調査で新たな影響が判明するかどうかとなる。
開示前後の株価推移
開示当日の終値(2026/10/30)
2,866.5円
最新終値(2026/10/30)
2,866.5円
※ 日次終値ベースの参考チャートです。リアルタイムの株価ではありません(株式分割調整済み、1年以上前は週次の終値)。2026/10/30更新
SBIをライバルと比較
年収・業績・株価を並べて金融業界の今
掲載15社SBIは金融業界の掲載15社中、売上高で5位。業界全体の株価と今期の会社計画を見ると――
- 業界の株価(1年)
- +5.6%全業界 +14.9%
- 今期計画 営業利益
- −3.6%全業界 +13.0%
- 予想の上方修正
- 1社下方 0社
- 営業利益率(業界)
- 12.5%
- SBI−17.1%
- 金融(業界平均)+5.6%
- 全業界+14.9%
- 足元の業績今期第1四半期累計は3社合計で売上高+5.8%・営業利益+2.9%(前年同期比)。通期計画に対する進捗が標準ペースを上回る企業は4社、下回る企業は2社。
- 予想修正今期予想を上方修正したのは1社、下方修正は0社。修正幅が最も大きいのはアイフル(営業利益+9.5%)。





タグ#SBIホールディングス#暗号資産#不正流出#Binance#SBI VCトレード#ビットバンク#連結業績
この記事はいかがでしたか?
登録不要・匿名で送信コメント
現時点で会社は連結業績への影響なしと判断しているが、開示では詳細を引き続き精査中としている。投資家は、Binanceの補償方針の進展に加え、SBIグループ各社のエクスポージャーに関する追加説明が出るかを確認したい。当面の注目点は、調査結果が現在の影響評価を変えるかどうかだ。
Googleで業界ダイジェストを優先表示
Google検索の「トップニュース」やAIによる概要で、当サイトの記事が見つけやすくなります。
関連記事
同社の関連記事
- 重要事実の開示9月30日SBIがBASEへ買収価格340円のTOB期間を延長、子会社間吸収合併で保険と資産運用の第三の柱構築
- 重要な出資(株式買集め)9月3日SBIホールディングス、ブランジスタ株を追加取得し議決権比率20%超の持ち分法適用へ
- M&A(完全子会社化)6月25日SBIホールディングス、467億円でビットバンクを完全子会社化へ――国内暗号資産預かり資産残高首位に躍進
- 株式の買集め行為5月29日SBIホールディングス、W TOKYO(9159)株式の買集め行為に該当する株式取得を発表
- M&A・提携9月25日JR九州との提携で金融参入、SBIHDの収益構造と成長戦略への影響分析
- M&A・提携9月17日SBIホールディングスがライブドアを75億円で買収、金融とITの融合戦略が本格的に始動
- 業界比較2027年3月期 第1四半期総合金融グループ3社・2027年3月期Q1、投資益が純利益を押し上げる一方で事業収益力に差
- 業界比較2027年3月期 第1四半期オンライン証券3社・2027年3月期Q1比較、松井の高利益率とSBIの投資収益が際立つ




