同じ業界でしのぎを削る競合他社を横断比較。勝者・敗者・業界トレンドをAIが分析します。
12グループの業界ダイジェスト
2027年3月期 第1四半期
射出成形機を含む機械関連3社は、売上の勢いと採算に大きな差が出ました。住友重機は全セグメント増益で通期予想を上方修正し、芝浦機械は成形機の落ち込みで営業赤字に転落。一方、日本製鋼所は減収でも利益率を改善しました。決算期が異なる点に注意しながら、受注の質と収益力を見ます。
2027年3月期 第1四半期
造船・舶用エンジニアリング2社は、2027年3月期第1四半期にそろって増収増益となった。売上高と営業利益は 三井E&S が上回る一方、営業利益率は 名村造船 が 22.5% と、三井E&Sの 11.1% を大きく上回った。円安と大型船へのシフトが名村の利益を押し上げ、三井E&Sはサービスと受注の伸びが目立つ。==規模は三井、稼ぐ力は名村==という差が鮮明だ。
2026年3月期 通期
3社の決算は、売上規模よりも利益を稼ぐ力の差が目立ちました。三井E&Sは営業利益率で首位となり、増収増益を達成。日揮ホールディングスも赤字から黒字へ戻しました。一方、先行きの利益予想には濃淡があります。==受注の厚みと利益率が勝負を分ける==決算です。
2027年3月期 第1四半期
マキタは売上高が前年比10.7%増、営業利益は17.2%増と、円安や米国関税還付を追い風に増収増益でした。竹内製作所も売上高は12.2%増えましたが、関税負担や値引きで営業利益は9.3%減。==売上の伸びが利益に結びつくか==が、2社の明暗を分けました。
2025年12月期 通期
搬送・空圧機器の2社は、ともに半導体や自動化需要を追い風に増収となりました。ただし、利益の伸びには大きな差が出ています。ダイフクは営業利益が前年比24.4%増。一方、SMCは売上高で上回りながら、営業利益の伸びは0.2%増にとどまりました。==売上の首位と利益成長の勝者が分かれた決算==です。なお、決算期はダイフクが12月期、SMCが3月期で異なります。
2026年12月期 第2四半期(中間期)
AI半導体向け需要が、ポンプ・水処理の2社に大型受注をもたらしました。荏原製作所は中間期で過去最高を更新し、利益も増加。一方、オルガノは受注が急増しても営業減益でした。決算期間は荏原が半年、オルガノが3カ月と異なります。==受注の勢いが利益に直結するとは限らない==ことが見えた期です。
2027年3月期 第1四半期
3社はそろって増収となり、売上成長ではダイキンが先頭に立った。だが、利益率はホシザキが12%で首位となり、==規模と採算は別の勝負==となった。三浦工業は純利益が40.4%増えた一方、持分法利益の押し上げが大きい。なお、ホシザキは中間期で、他2社の第1四半期とは期間が異なる。
2027年3月期 第1四半期
3社はそろって増収増益。日本精工は売上高が前年比30.6%増、営業利益が212.3%増と最も伸びた。ジェイテクトは営業利益228億円で規模首位。NTNは営業利益率3.9%で3社中最も低い。==成長の勢いと稼ぐ力が分かれた==。日本精工の伸びにはステアリング事業の連結化も含まれ、単純比較には注意がいる。
2027年3月期 第1四半期
4社とも増収増益となり、設備投資需要の強さが表れました。受注ではアマダが前年同期比78.0%増、オークマも38.9%増と勢いを見せます。利益率ではツガミが31.3%で突出し、DMG森精機は3.4%にとどまりました。==需要拡大の恩恵は一様でない==結果です。なお、DMG森精機は中間期で、他の3社は第1四半期です。
2026年3月期 通期
6社の決算は、防衛・航空・電力需要が追い風となる一方、案件採算で明暗が分かれた。三菱重工は売上高と営業利益で首位となり、前年比も二桁増。対してカナデビアは増収ながら営業利益が54.8%減った。受注の強さだけでは勝てず、利益を残す実行力が問われる。なお住友重機械は2025年12月期で、他5社と決算期が異なる。
2026年3月期 第3四半期
今期の業界は、不正と海外減速で==利益が大きく削られる期==となりました。豊田自動織機は売上が伸びるも、巨額の和解金が響きました。三菱ロジスネクストは、米国市場の冷え込みで純利益が激減です。両社は非公開化へ動くなど、業界の再編期を象徴する決算です。
2026年3月期 通期
建設機械大手2社は、ともに売上高で過去最高を更新しました。しかし、原材料費や人件費の高騰が利益を削り、「増収減益」の決算となりました。小松製作所は多角化で下支えし、日立建機は北米での自立を急ぎますが、世界的な需要の一巡が影を落としています。