ラクス、投資有価証券の売却枠を不使用、2027年3月期連結業績への影響なしと発表
ラクスは10月30日、保有する投資有価証券の売却枠を使用しなかったと発表した。売却に必要な諸条件が整わなかったためで、9月1日に公表した売却益の計上見込みに関する開示の経過説明となる。2027年3月期の連結業績への影響はない。売却枠は未使用となったが、会社は通期業績への影響を否定している。

開示の要点
- 対象枠
- 不使用
- 業績影響
- 2027年3月期、なし
- 前回開示
- 2026年9月1日
投資有価証券の売却枠を使わず
ラクスは、保有する投資有価証券の売却枠を使用しないことを明らかにした。今回の発表は、9月1日付で公表した売却益の計上見込みに関する開示の経過報告にあたる。
- 不使用の理由: 売却に必要な諸条件が整わなかったため
- 開示の位置づけ: 9月1日に公表した内容の進捗に関する説明
今回の開示では、売却枠を実際の売却に使わなかったことを説明している。売却の実施や売却益の計上が進んだという内容ではない。
2027年3月期の連結業績への影響はなし
会社は、今回の件が2027年3月期の連結業績に与える影響はないとしている。売却枠を使わなかった一方、通期業績への影響はないとの見通しを示した。
- 会社の説明: 本件による連結業績への影響はない
売却益は特別利益に関する開示だが、今回の資料は業績予想の修正を発表するものではない。投資家は、売却枠の不使用と会社が示した業績見通しを分けて捉える必要がある。
開示前後の株価推移
開示当日の終値(2026/10/30)
1,112円
最新終値(2026/10/30)
1,112円
※ 日次終値ベースの参考チャートです。リアルタイムの株価ではありません(株式分割調整済み、1年以上前は週次の終値)。2026/10/30更新
ラクスをライバルと比較
年収・業績・株価を並べてITサービス業界の今
掲載31社ラクスはITサービス業界の掲載31社中、売上高で17位。業界全体の株価と今期の会社計画を見ると――
- 業界の株価(1年)
- +4.6%全業界 +14.9%
- 今期計画 営業利益
- +29.6%全業界 +13.0%
- 予想の上方修正
- 9社下方 0社
- 営業利益率(業界)
- 14.5%
- ラクス−10.8%
- ITサービス(業界平均)+4.6%
- 全業界+14.9%
- 足元の業績今期第2四半期累計は11社合計で売上高+10.5%・営業利益+14.1%(前年同期比)。通期計画に対する進捗が標準ペースを上回る企業は2社、下回る企業は11社。
- 予想修正今期予想を上方修正したのは9社、下方修正は0社。修正幅が最も大きいのはAppier(営業利益+16.7%)。





タグ#ラクス#3923#投資有価証券#売却益#特別利益#適時開示
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今回の焦点は、売却枠を使わなかったという進捗と、2027年3月期の連結業績への影響はないという会社の説明を切り分けることだ。特別利益の計上を見込んだ当初の開示から状況は変わったが、今回の発表自体は業績予想の修正ではない。売却益の動きだけで通期業績の変化と判断しないことがポイントとなる。
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