豊田通商、バングラデシュ子会社TBLに18億円超を追加出資し資本金77億円で特定子会社化
豊田通商は10月30日、連結子会社Toyota Bangladesh Limited(TBL)に追加出資することを決めた。増資額は18.15億円で、増資後の資本金は77.70億円。資本金が豊田通商の資本金の10分の1以上となり、特定子会社に該当する。バングラデシュでモビリティ事業を拡大する狙いで、2027年3月期の業績・財政状態への影響は軽微としている。

開示の要点
- 増資額
- 18.15億円
- 増資後資本金
- 77.70億円
- 出資比率
- 豊田通商1%、TTAP99%
- 業績影響
- 27年3月期は軽微
増資で特定子会社に該当
豊田通商は、連結子会社のTBLに追加出資し、同社を特定子会社とする。今回の増資により、TBLの資本金が豊田通商の資本金の10分の1以上となる。
- 増資の理由: バングラデシュにおけるモビリティ事業のさらなる拡大を目指す。
- 出資の枠組み: 豊田通商と連結子会社のToyota Tsusho Asia Pacific Pte. Ltd.(TTAP)がTBLに追加出資する。
持分比率の変更ではなく、資本金の増加によって特定子会社に該当する点が今回の異動の要点だ。
現地で車両販売やアフターサービス
TBLはバングラデシュのダッカを拠点に、トヨタ車両や補給部品の輸入、卸売・小売、アフターサービスを手掛ける。豊田通商グループはすでに同社を連結子会社として運営している。
- グループとの関係: 豊田通商とTTAPが役職員を計4人派遣している。
- 取引関係: 商品の販売と仕入れを行う。
会社は、今回の異動が2027年3月期の業績と財政状態に与える影響を軽微としている。特定子会社化による短期的な業績変化よりも、バングラデシュでの事業拡大に向けた資本強化として捉えられる。
開示前後の株価推移
開示当日の終値(2026/10/30)
6,772円
最新終値(2026/10/30)
6,772円
※ 日次終値ベースの参考チャートです。リアルタイムの株価ではありません(株式分割調整済み、1年以上前は週次の終値)。2026/10/30更新
豊田通商をライバルと比較
年収・業績・株価を並べて総合商社業界の今
掲載9社豊田通商は総合商社業界の掲載9社中、売上高で4位。業界全体の株価と今期の会社計画を見ると――
- 業界の株価(1年)
- +39.2%全業界 +14.9%
- 営業利益率(業界)
- 5.8%
- 豊田通商+43.6%
- 総合商社(業界平均)+39.2%
- 全業界+14.9%
- 会社計画2026年度の会社計画(2社合計)は売上高+2.7%・営業利益+8.0%。営業利益の伸びは全業界の計画(+13.0%)を下回る。
- 決算予定今後30日で7社が決算を発表予定。11月2日の住友商事、11月4日の三菱商事など。






タグ#豊田通商#特定子会社#バングラデシュ#追加出資#モビリティ#自動車販売
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今回の特定子会社化は、出資比率の変更や新たな支配権取得ではなく、増資で資本金が基準を超えることに伴うものだ。短期業績への影響は会社が軽微と説明しており、投資家は現地事業の拡大が今後どの程度の販売やサービス収益につながるかを見極めたい。資本強化を事業成長に結びつけられるかが注目点となる。
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