富士電機、2027年3月期の年間配当を240円に修正、中間110円と期末130円
富士電機は2026年10月29日、2027年3月期の中間配当を1株110円、期末配当予想を130円とし、年間配当を240円に修正した。前期実績の年間200円から40円増える一方、前回予想では期末と年間を未定としていた。中間配当は前回予想107円を3円上回り、前期中間の91円から19円増える。年間配当を240円に決定。中期経営計画の配当性向目標30%と、同日公表の業績予想引き上げなどを踏まえた。

開示の要点
- 中間配当
- 110円/株
- 期末配当
- 130円/株
- 年間配当
- 240円/株
- 配当性向目標
- 30%
年間配当は前期実績から40円増
富士電機は2027年3月期の年間配当予想を240円とした。前回予想では中間配当を107円としていたが、期末配当と年間配当は未定だった。今回、期末を130円とし、年間の配当額を示した。
| 1株当たり配当(円) | 前回予想 | 今回予想 | 前期実績 |
|---|---|---|---|
| 第2四半期末 | 107 | 110 | 91 |
| 期末 | 未定 | 130 | 109 |
| 年間 | 未定 | 240 | 200 |
前期実績と比べると、中間配当は19円、期末配当は21円増える。年間では40円の増配となる。前回予想からの変更だけでなく、前期実績を上回る水準で期末配当まで見通しを示した点が今回の修正の要点だ。
中間配当の総額は160.82億円
9月30日を基準日とする中間配当は1株110円で決定した。配当金総額は160.82億円で、前期中間の配当金総額134.32億円を上回る。
- 配当金総額: 160.82億円。前期中間は134.32億円。
- 基準日・効力発生日: 2026年9月30日・同年12月3日。
- 配当原資: 利益剰余金。
中間配当は前回予想を3円上回り、前期実績も上回った。期末配当の決定により、株主は当期の年間配当額を把握できるようになった。
配当性向目標と業績予想の引き上げを考慮
会社は、安定的かつ継続的な配当を基本方針とし、今回の配当額を決めるにあたり、中期経営計画や業績見通しを考慮した。
- 配当性向の目標: 現中期経営計画で掲げる30%の達成を勘案した。
- 業績見通し: 同日に公表した2027年3月期の連結業績予想の引き上げなどを考慮した。
- 配当方針: 中長期の事業運営を踏まえ、安定的かつ継続的な配当を目指す。
業績予想の引き上げと配当性向目標を踏まえ、年間配当を前期実績より40円引き上げる判断となった。ただし、開示資料は修正後の配当性向の実績値を示していないため、目標の達成度は今後の業績とあわせて確認する必要がある。
開示前後の株価推移
開示当日の終値(2026/10/29)
13,385円
最新終値(2026/10/29)
13,385円
※ 日次終値ベースの参考チャートです。リアルタイムの株価ではありません(株式分割調整済み、1年以上前は週次の終値)。2026/10/29更新
富士電機をライバルと比較
年収・業績・株価を並べて電機業界の今
掲載59社富士電機は電機業界の掲載59社中、売上高で14位。業界全体の株価と今期の会社計画を見ると――
- 業界の株価(1年)
- +20.4%全業界 +16.0%
- 今期計画 営業利益
- +20.3%全業界 +11.7%
- 予想の上方修正
- 21社下方 2社
- 営業利益率(業界)
- 10.6%
- 富士電機+16.9%
- 電機(業界平均)+20.4%
- 全業界+16.0%
- 足元の業績今期第1四半期累計は32社合計で売上高+12.1%・営業利益+50.6%(前年同期比)。通期計画に対する進捗が標準ペースを上回る企業は9社、下回る企業は21社。
- 予想修正今期予想を上方修正したのは21社、下方修正は2社。修正幅が最も大きいのはカシオ(営業利益+30.8%)。






タグ#富士電機#配当予想修正#中間配当#期末配当#株主還元#電機メーカー
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年間配当を前期実績から40円引き上げる一方、会社は配当性向30%の達成と業績予想の引き上げを判断材料に挙げた。株主にとっては増配だけでなく、利益の伸びに対して配当がどの程度の水準となるかも注目点となる。増配の持続性は今後の業績が左右するため、次回以降の決算で利益見通しと配当方針をあわせて確認したい。
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