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10月25日(日)19:36 更新 · 全1,633本
鉄筋用棒鋼メーカー3社はそろって増収ながら、利益は大きく減少しました。共英製鋼はベトナムの増産で売上と営業利益の規模を保ち、東京鐵鋼は高い営業利益率で採算力を示しました。一方、合同製鐵は営業利益の落ち込みが大きく、増収だけでは利益を守れない局面が鮮明です。
好調 共英製鋼苦戦 合同製鐵
比較
3社
鉄鋼大手3社の2027年3月期第1四半期は、回復の勢いに大きな差が出ました。日本製鉄は売上高が前年比40.4%増え、前年の赤字から黒字へ転換。対する神戸製鋼は増収でも営業減益でした。利益回復の質に差が見える決算です。
好調 日本製鉄苦戦 神戸製鋼
電炉・特殊鋼4社の2027年3月期Q1は、需要の中身が業績を分けた。大同特殊鋼はAI・半導体向けを追い風に営業利益を51.4%伸ばし、日本冶金も高機能材で増益。一方、東京製鐵はスクラップ高で営業赤字に転落した。大和工業は本業赤字でも米国関連会社の利益で純利益が倍増し、稼ぐ力は二極化した。
好調 大同特殊鋼苦戦 東京製鐵
4社
厚板メーカー5社の2027年3月期第1四半期は、鉄スクラップ高と価格転嫁の遅れが収益を左右しました。日本製鉄は前年の赤字から黒字に転じた一方、中部鋼鈑と東京製鐵は営業赤字です。販売量より価格とコストの差が明暗を分けた決算となり、最終利益には資産売却などの一時要因も表れました。
好調 日本製鉄苦戦 東京製鐵
5社
日本製鉄が前年同期の赤字から黒字に転じ、JFEも大幅増益となる一方、神戸製鋼は鉄鋼アルミ事業の赤字で減益でした。ヨドコウは4社で最も高い営業利益率を保ちながら、亜鉛などの原材料高が利益を押し下げました。数量確保だけでは利益を守れない状況が、各社の収益力の差を浮かび上がらせています。
鋼管メーカー3社はそろって増収となり、前年の赤字から黒字に転じた日本製鉄や急回復したJFEが目を引きました。一方、利益率では丸一鋼管が突出。規模の大手と採算の丸一で強みが分かれた四半期です。価格改善や一過性要因を差し引いた利益の持続力が、投資判断の焦点になります。
好調 丸一鋼管苦戦 JFE