決算ダイジェスト一覧
企業の決算短信をもとにAIが重要情報を要約したレポートです。業績のポイント・事業動向をすばやく把握できます。
16社・32件の決算ダイジェスト
BIPROGY株式会社
BIPROGY・2026年3月期、純利益15.7%増の312億円——DX需要とM&Aが寄与、次期140円へ増配予想
IT大手のBIPROGY(旧日本ユニシス)が発表した2026年3月期連結決算は、売上収益が前期比 7.3%増 の 4,336億8,600万円 、親会社の所有者に帰属する当期利益が同 15.7%増 の 312億900万円 と増収増益を達成しました。旺盛な企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)投資を背景に、システム開発やアウトソーシングが好調に推移したほか、戦略的なM&Aが収益を押し上げました。好調な業績を背景に、年間配当は前期から 20円増 の 130円 とし、次期はさらに 140円 への増配を計画するなど、積極的な株主還元姿勢を鮮明にしています。
LINEヤフー株式会社
LINEヤフー・2026年3月期通期、売上・利益ともに過去最高——PayPay・海外事業が牽引、次期は大幅増配へ
LINEヤフーが発表した2026年3月期通期決算は、売上収益が前期比6.2%増の2兆363億円、営業利益が8.3%増の3,413億円となり、主要指標で6期連続の過去最高を更新しました。戦略事業におけるPayPayの連結化やタイのLINE MAN子会社化が収益を押し上げ、親会社の所有者に帰属する当期利益は26.2%増の1,936億円と大幅な増益を記録。同社は次期の1株当たり配当を前期の7.3円から11円へと大幅に引き上げる方針を示し、株主還元姿勢を鮮明にしています。
TIS株式会社
TIS・2026年3月期通期、営業利益10.4%増の762億円——IT投資需要を捉え増収増益、過去最大規模の自社株買いも発表
IT大手のTISは5月8日、2026年3月期の連結決算を発表しました。企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)需要が堅調に推移し、売上高は5,964億円(前年比+4.3%)、営業利益は762億円(同+10.4%)と増収増益を達成しました。訴訟和解に伴う一過性の損失で純利益は減少したものの、500億円規模の大型自社株買いや増配を決定するなど、積極的な株主還元姿勢を鮮明にしています。
オービック株式会社
オービック・2026年3月期通期、純利益16%増の751億円で最高益——ERP「OBIC7」好調で驚異の利益率65.7%達成
独立系システムインテグレーター大手のオービックが21日に発表した2026年3月期の連結決算は、売上高が前年比 11.5%増 の 1,352億円 、親会社株主に帰属する当期純利益が 16.4%増 の 751億円 となり、過去最高益を更新した。企業のデジタル変革(DX)投資が活発化する中、主力のERP「OBIC7シリーズ」やクラウドサービスの導入が大手・中堅企業を中心に加速した。営業利益率は前期からさらに上昇し、国内屈指の 65.7% という極めて高い収益性を実現している。
フューチャー株式会社
フューチャー・2026年12月期Q1、純利益18%増の23億円——金融向け大型案件が牽引、DX需要底堅く増収増益
フューチャーが発表した2026年12月期第1四半期(1〜3月)の連結決算は、売上高が前年同期比 5.4%増 の 182億6,200万円 、親会社株主に帰属する四半期純利益が同 18.0%増 の 23億5,700万円 となった。主力のITコンサルティング事業において、金融機関向けの次世代基幹システム導入など 大規模なDXプロジェクト が順調に推移したことが増益に寄与した。また、不採算事業の整理やコスト管理の徹底により、ビジネスイノベーション事業の赤字幅が大幅に縮小したことも利益を押し上げる要因となった。
株式会社NSD
NSD・2026年3月期通期、売上高1,178億円で過去最高を更新——DX・AI需要が牽引、営業利益は13.2%増と2桁成長
独立系ITサービス大手のNSDは、2026年3月期の連結決算において売上高 1,178億1,300万円 (前期比 +9.3% )、営業利益 190億7,300万円 (同 +13.2% )を記録し、過去最高業績を更新した。企業の旺盛なDX(デジタルトランスフォーメーション)投資を背景に、主力のシステム開発が堅調に推移したほか、戦略分野であるAI関連事業が大きく伸長した。中期経営計画の目標を前倒しで達成し、収益性の向上を伴う成長を継続している。
株式会社SHIFT
SHIFT・2026年8月期Q2、売上高16.8%増の720億円で過去最高——AI先行投資と採用正常化で利益は一時的減益も成長加速へ
ソフトウェアテスト国内大手のSHIFTが14日に発表した2026年8月期の中間決算は、売上高が前年同期比 16.8%増 の 72,035百万円 となり、中間期として過去最高を更新しました。一方で、営業利益は 14.3%減 の 6,907百万円 にとどまりました。これは「生成AIネイティブカンパニー」への変革に向けたAI関連の先行投資や、前年に抑制していた採用活動の正常化に伴うコスト増が主な要因です。同社はこれを「将来の非連続な成長のための意図的な投資」と位置づけています。
株式会社インターネットイニシアティブ
IIJ・2026年3月期通期、営業利益15.7%増の348億円——大型SI案件とストック収益が牽引、次期は4円増配予想
国内ITインフラ大手のインターネットイニシアティブ(IIJ)が14日に発表した2026年3月期連結決算は、売上収益が前年比 9.0%増 の 3,453億9,500万円 、営業利益が同 15.7%増 の 348億3,500万円 となり、増収増益を達成しました。企業のデジタル変革(DX)進展を背景に、月額ストック収益 が前年比 12.0%増 と順調に積み上がったほか、期間総額10億円を超える大型案件の獲得が恒常化したことが業績を押し上げました。親会社の所有者に帰属する当期利益も同 21.3%増 の 241億8,800万円 と大きく伸ばし、好調な着地となりました。
株式会社システナ
システナ・2026年3月期通期、営業利益27%増の153億円で過去最高——次世代モビリティ好調、次期は18円へ大幅増配
ITコンサルティング・開発を手掛ける株式会社システナが13日に発表した2026年3月期通期決算は、売上高が前年比12.9%増の944億円、営業利益が同27.3%増の153億円となり、過去最高業績を更新した。自動車業界のSDV(ソフトウェア定義車両)化加速や企業のDX投資拡大が追い風となった。また、次期2027年3月期の年間配当を前期比4円増の18円とする方針を示し、株主還元を大幅に強化する姿勢を打ち出している。
株式会社ジャストシステム
ジャストシステム・2026年3月期通期、営業利益24.7%増の224億円——法人向け34%増とサブスク化が収益を牽引
ジャストシステムが発表した2026年3月期決算は、売上高が前期比 15.6%増 の 515億15百万円 、営業利益が同 24.7%増 の 224億92百万円 と大幅な増収増益となりました。高付加価値なソフトウェア戦略が奏功し、営業利益率は 43.7% という極めて高い水準を記録しています。特に 法人向け事業の急成長 と、全社売上の約7割を占める サブスクリプション(ストック型)モデルへの移行 が、盤石な収益基盤を支えています。
株式会社ラクス
ラクス・2026年3月期通期、営業利益70.2%増の173億円——クラウド事業好調、IT人材事業譲渡で「専業体制」へ
クラウドサービス大手のラクスが発表した2026年3月期通期決算は、売上高が前期比 23.3%増 の 602億8,600万円 、営業利益が同 70.2%増 の 173億4,500万円 と大幅な増収増益を達成しました。主力商品の「楽楽精算」や「楽楽明細」が市場の成熟を跳ね返して新規受注を伸ばしたほか、広告宣伝費の最適化が利益率の劇的な改善に寄与しました。また、経営資源をクラウド事業へ集中させるため、連結子会社のラクスパートナーズ(IT人材事業)を売却するという戦略的な事業再編も大きな転換点となっています。
株式会社大塚商会
大塚商会・2026年12月期Q1、純利益15%増の166億円——DX需要捉え4年連続で過去最高を更新
大塚商会が発表した2026年12月期第1四半期(1〜3月)決算は、売上高が前年同期比 9.3%増 の 3,447億53百万円、純利益が 15.2%増 の 166億88百万円となった。企業のIT投資が底堅く推移する中、AI(人工知能)やセキュリティを軸とした提案が奏功し、第1四半期として 4年連続で過去最高業績 を塗り替えた。同社は「お客様に寄り添い、AIとセキュリティでお客様と共に成長する」というスローガンのもと、中堅・中小企業のDX推進を強力に支援している。
株式会社電通総研
電通総研・2026年12月期Q1、営業利益14%増の65億円——DX需要が拡大、ビジネスソリューション部門が倍増
株式会社電通総研が発表した2026年12月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比 8.9%増 の 438億2,000万円 、営業利益が 14.0%増 の 65億8,800万円 と増収増益を達成しました。企業によるDX(デジタルトランスフォーメーション)投資や生成AI活用の動きが活発化する中、人事・会計分野のビジネスソリューションが大幅な増益を牽引しました。製造業向けが一時的に苦戦したものの、全社ベースでは売上高・各段階利益ともに過去最高を更新し、堅調な滑り出しとなりました。
株式会社野村総合研究所
野村総合研究所・2026年3月期通期、売上高は過去最高8,147億円も海外減損で利益急減——700億円の自社株買いとV字回復予想を発表
野村総合研究所(NRI)が発表した2026年3月期通期決算は、売上収益が前年比 6.5%増 の 8,147億円 と過去最高を更新しました。一方で、豪州および北米の海外事業において 975億円 の大規模な減損損失を計上したことで、営業利益は同 56.8%減 の 582億円 に沈みました。一時的要因を除いた「事業利益」は 16.3%増 と本業の収益力は強化されており、同社はあわせて最大 700億円 の自社株買いと、次期の業績V字回復予想を公表しました。
日鉄ソリューションズ株式会社
日鉄ソリューションズ・2026年3月期通期、売上収益12.7%増の3,813億円——インフォコム買収で成長加速、過去最高益を更新
日鉄ソリューションズ(NSSOL)が発表した2026年3月期通期決算は、売上収益が前期比 12.7%増 の 3,813億4,000万円、営業利益が 14.9%増 の 442億4,200万円 と大幅な増収増益となった。旺盛なDX需要を背景に、製造業や流通業向けのシステム構築が好調に推移したほか、インフォコムの連結子会社化が業績を大きく押し上げた。親会社株主に帰属する当期利益も 14.0%増 の 308億3,200万円 と過去最高を更新し、成長投資と株主還元の両立を鮮明にしている。
日本オラクル株式会社
日本オラクル・2026年5月期Q3、売上・利益ともに過去最高を更新——クラウド事業が前年比34.8%増と急成長
日本オラクルが3月24日に発表した2026年5月期第3四半期(2025年6月〜2026年2月)の決算は、売上高・各利益ともに第3四半期として過去最高を更新しました。企業のデジタル変革(DX)や生成AI活用に向けたIT投資が底堅く、主力のクラウド事業が前年同期比 34.8%増 と大幅に伸長したことが全体を牽引しています。営業利益率は 32.4% と極めて高い水準を維持しており、高収益なビジネスモデルがさらに強固となっています。
