決算ダイジェスト一覧
企業の決算短信をもとにAIが重要情報を要約したレポートです。業績のポイント・事業動向をすばやく把握できます。
16社・23件の決算ダイジェスト
BIPROGY株式会社
BIPROGY・2026年3月期Q3、純利益27.4%増の222億円——旺盛なDX需要で最高益圏、リテールメディア大手を買収
IT大手のBIPROGY(旧日本ユニシス)が発表した2026年3月期第3四半期決算は、親会社の所有者に帰属する四半期利益が前年同期比 27.4%増 の 222億3,600万円 と大幅な増益を記録しました。企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)投資が継続する中、システム開発やソフトウェア販売が好調に推移し、全セグメントで利益を伸ばしています。また、リテールメディア大手「カタリナマーケティングジャパン」の買収を完了し、新たな収益基盤の構築を加速させる攻めの姿勢を鮮明にしました。
LINEヤフー株式会社
LINEヤフー・2026年3月期Q3、営業利益11.6%増の2,841億円——戦略事業が大幅増益、アスクル障害響き売上予想は下方修正
LINEヤフーが発表した2026年3月期第3四半期決算は、売上収益が前年同期比 4.7%増 の 1兆4,953億円 、営業利益が 11.6%増 の 2,841億円 となった。Fintechを中心とする戦略事業の収益化が加速し、全体の利益を押し上げた。一方で、連結子会社のアスクルで発生したシステム障害の影響を鑑み、通期の売上予想を従来の2.1兆円から 2兆円 へと下方修正した。本決算では、国内外での積極的なM&Aによる連結範囲の拡大と、主力事業の再編が鮮明となっている。
TIS株式会社
TIS・2026年3月期Q3、営業利益12.1%増の548億円——IT投資需要を捉え2桁増益、420億円の自己株買いを完了
ITサービス大手のTISが発表した2026年3月期第3四半期累計(2025年4〜12月)の連結決算は、売上高が前年同期比 4.7%増 の 4,362億円 、営業利益が同 12.1%増 の 548億円 となりました。顧客企業のデジタル変革(DX)に向けた旺盛なIT投資需要を確実に取り込んだほか、不採算案件の抑制や生産性向上施策が奏功し、売上・利益ともに過去最高水準を更新しています。また、総額 420億円 にのぼる大規模な自己株式の取得を完了したことも併せて公表しました。
オービック株式会社
オービック・2026年3月期通期、純利益16%増の751億円で最高益——ERP「OBIC7」好調で驚異の利益率65.7%達成
独立系システムインテグレーター大手のオービックが21日に発表した2026年3月期の連結決算は、売上高が前年比 11.5%増 の 1,352億円 、親会社株主に帰属する当期純利益が 16.4%増 の 751億円 となり、過去最高益を更新した。企業のデジタル変革(DX)投資が活発化する中、主力のERP「OBIC7シリーズ」やクラウドサービスの導入が大手・中堅企業を中心に加速した。営業利益率は前期からさらに上昇し、国内屈指の 65.7% という極めて高い収益性を実現している。
フューチャー株式会社
フューチャー・2026年12月期Q1、純利益18%増の23億円——金融向け大型案件が牽引、DX需要底堅く増収増益
フューチャーが発表した2026年12月期第1四半期(1〜3月)の連結決算は、売上高が前年同期比 5.4%増 の 182億6,200万円 、親会社株主に帰属する四半期純利益が同 18.0%増 の 23億5,700万円 となった。主力のITコンサルティング事業において、金融機関向けの次世代基幹システム導入など 大規模なDXプロジェクト が順調に推移したことが増益に寄与した。また、不採算事業の整理やコスト管理の徹底により、ビジネスイノベーション事業の赤字幅が大幅に縮小したことも利益を押し上げる要因となった。
株式会社NSD
NSD・2026年3月期Q3、純利益11.7%増の90億円——DX需要が牽引、通期予想と配当を上方修正
独立系システム開発大手のNSDが30日発表した2026年3月期第3四半期決算は、売上高が前年同期比 9.2%増 の 86,849百万円、純利益が 11.7%増 の 9,033百万円 と大幅な増収増益を記録しました。企業のDX投資や生成AI活用のニーズを背景に受注が好調に推移したことが主因です。業績の進捗が計画を上回ったことから、同社は通期業績予想の上方修正と増配を同時に発表し、株主還元の姿勢を一段と強めています。
株式会社SHIFT
SHIFT・2026年8月期Q2、売上高16.8%増の720億円で過去最高——AI先行投資と採用正常化で利益は一時的減益も成長加速へ
ソフトウェアテスト国内大手のSHIFTが14日に発表した2026年8月期の中間決算は、売上高が前年同期比 16.8%増 の 72,035百万円 となり、中間期として過去最高を更新しました。一方で、営業利益は 14.3%減 の 6,907百万円 にとどまりました。これは「生成AIネイティブカンパニー」への変革に向けたAI関連の先行投資や、前年に抑制していた採用活動の正常化に伴うコスト増が主な要因です。同社はこれを「将来の非連続な成長のための意図的な投資」と位置づけています。
株式会社インターネットイニシアティブ
IIJ・2026年3月期第3四半期、営業利益17.9%増の244億円——法人向けDX需要が拡大、ストック型収益が成長を牽引
インターネットイニシアティブ(IIJ)が6日に発表した2026年3月期第3四半期累計(2025年4〜12月)の連結決算(IFRS)は、営業利益が前年同期比 17.9%増 の 244億1,200万円 と大幅な増益を記録した。企業のDX化を背景にクラウドやセキュリティ関連の需要が堅調に推移し、月額支払いのストック型収益が利益を押し上げた。売上収益も 8.7%増 の 2,493億3,100万円 と過去最高を更新しており、通期の業績予想は据え置いたものの、底堅い成長軌道を維持している。
株式会社システナ
システナ・2026年3月期Q3、純利益45.4%増の86億円——Win10更新需要と車載ソフト開発が牽引
ITコンサルティングおよびソフトウェア開発を手掛けるシステナが発表した2026年3月期第3四半期累計決算は、売上高が前年同期比 15.7%増 の 700億6,300万円 、営業利益が 32.7%増 の 115億6,300万円 と大幅な増収増益となった。2025年10月のWindows 10サポート終了に伴う特需を確実に取り込んだほか、自動車の知能化(SDV)を背景とした車載ソフト開発事業が利益を大きく押し上げた。収益構造を高利益率な「上流工程・PM(プロジェクト管理)」へシフトさせる構造改革が結実し、全ての利益項目で過去最高水準を更新している。
株式会社ジャストシステム
ジャストシステム・2026年3月期Q3、営業利益24%増の175億円——法人向けDX需要が急拡大、年間配当も増額予想
ソフトウエア開発大手のジャストシステムが発表した2026年3月期第3四半期決算は、売上高・利益ともに前年を大きく上回る好決算となりました。売上高は前年同期比 16.8%増 の 385億2,100万円 、営業利益は同 24.0%増 の 175億1,200万円 を記録しています。法人向け事業の劇的な成長と、収益性の高いサブスクリプション(継続課金)モデルの定着が利益を押し上げ、通期の配当予想も前期から2円増配の24円へと引き上げられました。
株式会社ラクス
ラクス・2026年3月期Q3、営業利益65.7%増の125億円——IT人材事業売却でSaaS特化へ、50億円の自社株買いも発表
クラウドサービス大手のラクスは13日、2026年3月期第3四半期(4〜12月)の連結営業利益が前年同期比 65.7%増 の 125億円 になったと発表しました。企業のデジタル化(DX)需要を背景に主力の「楽楽精算」などが堅調に推移したほか、広告宣伝費の効率化が大幅な増益に寄与しました。また、同社は創業事業であるIT人材事業の売却と、上限 50億円 の自社株買いを同時に発表し、経営資源を成長性の高いSaaS事業へ集中させる鮮明な姿勢を打ち出しました。
株式会社大塚商会
大塚商会・2025年12月期、売上高1.3兆円で過去最高——3年連続の増収増益、AI活用でSI事業が24%増と急伸
大塚商会が2日発表した2025年12月期連結決算は、売上高が前期比 19.4%増 の 1兆3,227億円 となり、3年連続で過去最高を更新した。企業の旺盛なIT投資需要を背景に、パソコンの更新やAIを活用したDX(デジタルトランスフォーメーション)提案が奏功し、営業利益も 21.0%増 の 899億円 と大幅な増益を記録した。同社は「オフィスまるごと」を掲げる独自の伴走型支援により、人手不足に悩む中堅・中小企業のデジタル化需要を確実に取り込んでいる。
株式会社電通総研
電通総研・2026年12月期Q1、営業利益14%増の65億円——DX需要が拡大、ビジネスソリューション部門が倍増
株式会社電通総研が発表した2026年12月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比 8.9%増 の 438億2,000万円 、営業利益が 14.0%増 の 65億8,800万円 と増収増益を達成しました。企業によるDX(デジタルトランスフォーメーション)投資や生成AI活用の動きが活発化する中、人事・会計分野のビジネスソリューションが大幅な増益を牽引しました。製造業向けが一時的に苦戦したものの、全社ベースでは売上高・各段階利益ともに過去最高を更新し、堅調な滑り出しとなりました。
株式会社野村総合研究所
野村総合研究所・2026年3月期通期、売上高は過去最高8,147億円も海外減損で利益急減——700億円の自社株買いとV字回復予想を発表
野村総合研究所(NRI)が発表した2026年3月期通期決算は、売上収益が前年比 6.5%増 の 8,147億円 と過去最高を更新しました。一方で、豪州および北米の海外事業において 975億円 の大規模な減損損失を計上したことで、営業利益は同 56.8%減 の 582億円 に沈みました。一時的要因を除いた「事業利益」は 16.3%増 と本業の収益力は強化されており、同社はあわせて最大 700億円 の自社株買いと、次期の業績V字回復予想を公表しました。
日鉄ソリューションズ株式会社
日鉄ソリューションズ・2026年3月期通期、売上収益12.7%増の3,813億円——インフォコム買収で成長加速、過去最高益を更新
日鉄ソリューションズ(NSSOL)が発表した2026年3月期通期決算は、売上収益が前期比 12.7%増 の 3,813億4,000万円、営業利益が 14.9%増 の 442億4,200万円 と大幅な増収増益となった。旺盛なDX需要を背景に、製造業や流通業向けのシステム構築が好調に推移したほか、インフォコムの連結子会社化が業績を大きく押し上げた。親会社株主に帰属する当期利益も 14.0%増 の 308億3,200万円 と過去最高を更新し、成長投資と株主還元の両立を鮮明にしている。
日本オラクル株式会社
日本オラクル・2026年5月期Q3、売上・利益ともに過去最高を更新——クラウド事業が前年比34.8%増と急成長
日本オラクルが3月24日に発表した2026年5月期第3四半期(2025年6月〜2026年2月)の決算は、売上高・各利益ともに第3四半期として過去最高を更新しました。企業のデジタル変革(DX)や生成AI活用に向けたIT投資が底堅く、主力のクラウド事業が前年同期比 34.8%増 と大幅に伸長したことが全体を牽引しています。営業利益率は 32.4% と極めて高い水準を維持しており、高収益なビジネスモデルがさらに強固となっています。
