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最新の決算ダイジェスト・業界ダイジェストをまとめて読む
25件のレポート(2 / 3 ページ)
2026年3月期 第3四半期
ベアリング・駆動部品3社・2026年3月期Q3——構造改革で明暗。日本精工が利益率トップ、ジェイテクトは稼ぐ力復活
ベアリング大手3社の第3四半期決算は、収益構造の転換が鮮明となりました。日本精工が営業利益75.2%増と躍進し、ジェイテクトも純利益を2倍以上に伸ばしています。一方、NTNは減収となるなど、市場の逆風を徹底したコスト削減で跳ね返せるかどうかが、各社の明暗を分ける格好となりました。
2026年3月期 第3四半期
工作機械・精密加工2社・2026年3月期Q3——自動化のオークマが快走、アマダは「産みの苦しみ」
深刻な人手不足が業界の追い風です。オークマは自動化需要を掴み、純利益13.9%増と絶好調。対するアマダは、M&Aで売上を伸ばすも、コスト増と検収遅れで営業利益は15.4%減となりました。旺盛な受注をいかに効率よく「利益」に変えるか、両社の明暗がくっきりと分かれています。
2025年12月期
株式会社クボタ
クボタ・2025年12月期通期、売上高3兆円超で過去最高も営業益15.9%減——米国関税コストが重石、来期は大幅増益へ
農業機械大手のクボタが12日に発表した2025年12月期決算は、売上高が前期比 0.1%増 の 3兆189億円 となり、過去最高を更新しました。しかし、利益面では 米国関税の影響に伴うコスト増加 や、北米における在庫削減を目的とした減販が響き、営業利益は 15.9%減 の 2,655億円 に沈みました。原材料費の上昇や販売構成の悪化を価格改定で補いきれなかった格好ですが、次期(2026年12月期)は北米市場の底堅さやインドの成長を背景に、営業利益 13.0%増 の大幅な回復を見込んでいます。
2026年3月期 第3四半期
日立建機株式会社
日立建機・2026年3月期Q3、営業利益11.4%減の925億円——円高とコスト増が重荷も、需要堅調で通期予想を上方修正
日立建機が発表した2026年3月期第3四半期決算は、売上収益が 9,793億円(前年同期比 1.2%減)、調整後営業利益が 925億円(同 11.4%減)と減収減益となりました。円高影響や米国関税に伴うコスト増が利益を押し下げたものの、欧米やアジアでの独自展開が奏功し、実戦的な需要は想定を上回っています。これを受け、同社は通期の業績予想を上方修正し、あわせて2027年の「ランドクロス」への社名変更も発表しました。
2025年12月期 通期
住友重機械工業株式会社
住友重機械工業・2025年12月期、純利益4倍の309億円——構造改革で採算改善、100億円の自社株買いと増配も発表
住友重機械工業が10日に発表した2025年12月期の連結決算は、親会社株主に帰属する当期純利益が前期比 4.0倍 の 30,937 億円と大幅に拡大した。前期に計上した多額の減損損失が解消したことに加え、エネルギー部門の黒字化や不採算事業の整理といった構造改革が実を結んだ形だ。同社はあわせて、100億円 を上限とする自己株式取得と、次期の 20円増配 方針を打ち出し、資本効率の向上を急ぐ姿勢を鮮明にしている。
2026年3月期 第3四半期
SMC株式会社
SMC・2026年3月期Q3、売上高3.3%増の6,099億円——半導体需要が回復も、コスト増で営業減益
空圧機器で世界首位のSMCが12日に発表した2026年3月期第3四半期(4〜12月)決算は、売上高が前年同期比 3.3%増 の 6,099億円 と増収を確保した。一方で、営業利益は 3.7%減 の 1,375億円 にとどまり、増収減益となった。中華圏を中心に半導体・電機向けの需要が回復傾向にあるものの、生産能力増強に向けた積極的な投資に伴う減価償却費の増加や人件費の上昇が利益を押し下げた格好だ。
2025年12月期 通期
DMG森精機株式会社
DMG森精機・2025年12月期通期、純利益2.1倍の240億円——ロシア事業損失の剥落で急回復、受注高は6%増と堅調
工作機械大手のDMG森精機が発表した2025年12月期決算は、親会社の所有者に帰属する当期利益が前年比212.1%増の240億円と大幅な増益を記録しました。売上収益は5,149億円(前年比4.8%減)となりましたが、前年度に計上したロシア事業撤退に伴う巨額損失が剥落したことが最終利益を大きく押し上げました。受注面では、欧米やインドでの好調を背景に年間受注額が5,234億円(同6%増)と伸長しており、次期に向けた成長の種を確実に積み上げています。
2026年3月期 第3四半期
株式会社アマダ
アマダ・2026年3月期Q3、売上高7.3%増も営業利益15.4%減——M&Aで事業拡大、既存事業の検収遅れが重荷
金属加工機械大手のアマダが12日に発表した2026年3月期第3四半期決算は、売上収益が前年同期比 7.3%増 の 2,949億円 となった。一方で、営業利益は同 15.4%減 の 265億円 と増収減益での着地となった。大型M&Aによる事業拡大が収益を押し上げたものの、主力の既存事業における検収の遅れや、欧米を中心とした人件費高騰、米国関税の影響が利益を圧迫した格好だ。
2026年3月期 第3四半期
オークマ株式会社
オークマ・2026年3月期第3四半期、純利益13.9%増の85億円——大型案件の受注が寄与、物流効率化へ投資加速
工作機械大手のオークマは2月4日、2026年3月期第3四半期の連結純利益が前年同期比 13.9%増 の 85億4,300万円 になったと発表しました。米国の関税政策や物価高の影響で中小企業の設備投資が慎重さを増す一方、航空宇宙や防衛、医療機器といった高付加価値分野の需要が業績を下支えしました。同社は物流機能の集約や自動化技術の提案を強化しており、コスト増を吸収しながら収益性の改善を図る方針です。
2026年3月期 第3四半期
株式会社ツガミ
ツガミ・2026年3月期第3四半期、営業利益62.8%増の255億円——中国市場が牽引し既往最高益を更新
工作機械大手のツガミが30日に発表した2026年3月期第3四半期(4~12月)の連結決算(IFRS)は、売上収益が前年同期比 25.7%増 の 941億3,700万円 、営業利益が同 62.8%増 の 255億5,400万円 と大幅な増収増益となった。主力市場である 中国での需要回復 が業績を強力に牽引し、第3四半期累計期間として既往最高水準を記録。好調な業績を背景に、通期での大幅な増益を見込むとともに、積極的な株主還元も継続している。
2026年3月期 第3四半期
三浦工業株式会社
三浦工業・2026年3月期Q3、営業利益25%増の217億円——国内メンテナンス堅調、米州苦戦で通期予想は下方修正
産業用ボイラ最大手の三浦工業が12日に発表した2026年3月期第3四半期(4〜12月)連結決算は、売上収益が前年同期比7.3%増の1,880億6,400万円、営業利益が同24.9%増の217億2,900万円と大幅な増益を記録した。国内でのメンテナンス契約の拡大や海外買収企業の連結期間延長が寄与した一方、米州市場でのコスト増や販売鈍化を背景に、通期の売上・営業利益予想を下方修正した。
2026年3月期 第3四半期
株式会社日本製鋼所
日本製鋼所・2026年3月期Q3、営業利益175億円で増益確保——産業機械の豊富な受注残が寄与、子会社吸収合併で再生へ
日本製鋼所が発表した2026年3月期第3四半期(2025年4〜12月)の連結決算は、売上高が前年同期比 16.4%増 の 2,011億円、純利益が 20.7%増 の 149億円 となった。主力の産業機械事業において、樹脂製造・加工機械などの豊富な受注残高が順調に売上へ転換されたことが増収を牽引した。利益面では、過去の品質問題に関連する損失計上の一巡もあり、大幅な増益を達成している。
