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決算ダイジェスト

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トレンドマイクロ株式会社
決算トレンドマイクロ4704サイバーセキュリティ2026年5月15日

トレンドマイクロ・2026年12月期Q1、純利益33%増の117億円——「Vision One」が成長牽引、欧州・アジアで2桁増収

サイバーセキュリティ大手のトレンドマイクロが発表した2026年12月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比 9.4%増 の 738億5,600万円、親会社株主に帰属する純利益が同 32.9%増 の 117億7,500万円 と大幅な増益を記録しました。AIを活用した次世代セキュリティプラットフォーム 「TrendAI Vision One」 への移行が順調に進み、欧州やアジア地域での好調な販売が業績を大きく押し上げました。一方で、円安に伴う海外人件費やクラウドコストの増大が利益を圧迫したものの、前年に計上された多額の為替差損が解消されたことで、経常利益ベースでは大幅な改善を見せています。

2026年12月期 第1四半期

株式会社ジャストシステム
決算ジャスト4686ITサービス2026年5月15日

ジャストシステム・2026年3月期通期、営業利益24.7%増の224億円——法人向け34%増とサブスク化が収益を牽引

ジャストシステムが発表した2026年3月期決算は、売上高が前期比 15.6%増 の 515億15百万円 、営業利益が同 24.7%増 の 224億92百万円 と大幅な増収増益となりました。高付加価値なソフトウェア戦略が奏功し、営業利益率は 43.7% という極めて高い水準を記録しています。特に 法人向け事業の急成長 と、全社売上の約7割を占める サブスクリプション(ストック型)モデルへの移行 が、盤石な収益基盤を支えています。

2026年3月期 通期

リゾートトラスト株式会社
決算リゾートトラスト4681レジャー・観光2026年5月15日

リゾートトラスト・2026年3月期、売上・利益ともに過去最高を更新――富裕層の会員制リゾート需要が牽引、次期も増配へ

リゾートトラストが15日に発表した2026年3月期連結決算は、売上高・各利益ともに過去最高を更新する好決算となった。富裕層を中心とした会員制リゾートへの底堅いニーズに加え、ホテル運営の効率化や価格改定が奏功し、売上高は 2,630億2,000万円(前年同期比 +5.5%)、営業利益は 291億6,100万円(同 +10.6%)に到達した。人件費や建築資材の高騰といったコスト増を、高付加価値なサービスの提供と適切な価格転嫁で吸収し、強固な収益基盤を示した格好だ。

2026年3月期 通期

日本ペイントホールディングス株式会社
決算日本ペイント4612化学2026年5月15日

日本ペイントホールディングス・2026年12月期Q1、営業利益42.7%増の709億円——買収したAOCの寄与と為替効果で大幅増収増益

日本ペイントホールディングスが発表した2026年12月期第1四半期の連結決算は、売上収益が前年同期比 20.8%増 の 4,902億円、営業利益が同 42.7%増 の 709億円 と大幅な増収増益となった。2025年3月に買収を完了した米国のスペシャリティ・フォーミュレーターである AOC社の業績がフルに寄与 したほか、円安に伴う為替換算上のプラス効果や、各地域での販売数量の増加が業績を大きく押し上げた。主力の建築用塗料が世界的に堅調を維持しており、グローバル展開による収益力の強化が鮮明となっている。

2026年12月期 第1四半期

テルモ株式会社
決算テルモ4543医療機器2026年5月15日

テルモ・2026年3月期通期、売上高が初の1.1兆円突破——海外好調とM&Aで過去最高更新、次期も大幅増益へ

テルモが15日に発表した2026年3月期の連結決算(IFRS)は、売上収益が前期比 9.2%増 の 1兆1,318億円 となり、初めて1.1兆円の大台を突破して過去最高を更新した。世界的な医療需要の回復を背景に、主力の心臓血管事業や血液・細胞テクノロジー事業が海外市場で大きく伸長した。親会社の所有者に帰属する当期利益も 16.2%増 の 1,359億円 に達し、積極的な経営資源の投入と「デバイスからソリューションへ」を掲げる成長戦略が着実に結実していることを示した。

2026年3月期 通期

エーザイ株式会社
決算エーザイ4523製薬2026年5月15日

エーザイ・2026年3月期通期、売上高は過去最高の8,253億円——AD治療剤「レケンビ」急成長も投資先行で営業益18.8%減

エーザイが発表した2026年3月期の連結決算は、売上収益が前期比 4.6%増 の 8,253億7,800万円 となり、過去最高を更新しました。アルツハイマー病(AD)治療剤「レケンビ」や抗がん剤「レンビマ」などのグローバル主力品が大きく伸長した一方、営業利益は同 18.8%減 の 441億3,800万円 にとどまりました。これは「レケンビ」への戦略的な資源投入や、欧州での構造改革費用、さらには前期に計上した資産譲渡益の反動などが重なったことによる「先行投資型」の減益決算と言えます。

2026年3月期 通期

日本新薬株式会社
決算日本新薬4516製薬2026年5月15日

日本新薬・2026年3月期通期、売上収益が過去最高を更新——希少疾患薬の好調と契約改定が寄与、増収微増益を確保

日本新薬が発表した2026年3月期通期決算は、売上収益が前期比 6.6%増 の 1,707億7,100万円 となり、過去最高を更新しました。肺動脈性肺高血圧症治療剤「ウプトラビ」やてんかん治療剤「フィンテプラ」などの希少疾患領域が国内外で成長したほか、契約改定に伴う新薬の売上計上が寄与しました。利益面では、増収効果により営業利益が 354億9,600万円(前期比 +0.1%)と横ばい圏を確保したものの、法人所得税費用の増加が響き、純利益は 297億2,100万円(同 -8.7%)の減益となりました。

2026年3月期 通期

株式会社ADEKA
決算ADEKA4401化学2026年5月15日

ADEKA・2026年3月期通期、全利益項目で過去最高を更新——ライフサイエンス事業が牽引、次期は12.5%営業増益へ

化学・食品大手の中間素材メーカー、ADEKAが発表した2026年3月期連結決算は、売上高・全利益項目ともに過去最高を更新する着地となりました。売上高は前年同期比 2.3% 増の 4,165億円、営業利益は 1.5% 増の 416億円 に到達しました。家電や電気自動車(EV)市場の停滞を受けた「樹脂添加剤」の苦戦を、国内外で絶好調だった「ライフサイエンス(農薬)」事業が補った形です。あわせて年間配当を前期比 12円 増の 112円 とし、次期もさらなる増配と増益を掲げる強気の見通しを示しました。

2026年3月期 通期

株式会社電通グループ
決算電通グループ4324広告・マーケティング2026年5月15日

電通グループ・2026年12月期Q1、純利益6.4倍の401億円——自社ビル売却益が寄与、国内DX事業も堅調に推移

電通グループが発表した2026年12月期第1四半期(1〜3月期)の連結決算は、収益が前年同期比 3.5%増 の 3,571億円 、親会社の所有者に帰属する四半期利益が同 540.5%増 の 401億円 と大幅な増益を記録した。収益面では国内のデジタル領域が牽引したほか、利益面では 電通銀座ビルの譲渡益 約 296億円 を計上したことが大きく寄与した。一方で、海外市場では米州やAPACでのオーガニック成長率がマイナスとなるなど、地域ごとに明暗が分かれる結果となっている。

2026年12月期 第1四半期

日産化学株式会社
決算日産化学4021化学2026年5月15日

日産化学・2026年3月期、純利益15%増の497億円——AI向け半導体材料と農薬が好調、105億円の自社株買いも発表

日産化学が15日に発表した2026年3月期通期決算は、売上高が前期比 11.2%増 の 2,795億円、純利益が同 15.5%増 の 497億円 となり、大幅な増収増益を達成した。AIサーバー需要の急拡大に伴う 先端半導体材料 の出荷増加や、国内外での農業化学品の好調な推移が業績を大きく押し上げた。同社は好調な業績を背景に、年間配当を前期から28円増の 202円 とし、さらに発行済株式の1.56%にあたる 105億円 を上限とした 自社株買い の実施も公表した。

2026年3月期 通期

住友化学株式会社
決算住友化学4005化学2026年5月15日

住友化学・2026年3月期通期、コア営業利益48%増の2,083億円——構造改革が進展、医薬品事業が大幅な増益を牽引

住友化学が発表した2026年3月期の連結決算は、売上収益が前年比 10.7%減 の 2兆3,285億円 となったものの、企業の真の収益力を示すコア営業利益は同 48.3%増 の 208,376百万円 と大幅な増益を達成しました。北米での医薬品販売の拡大や構造改革に伴うコスト削減が奏功し、実質的な利益水準が大きく改善しています。親会社の所有者に帰属する当期利益も前年比 57.9%増 の 60,947百万円 に拡大し、経営再建が着実に進んでいることを示しました。

2026年3月期 通期

株式会社ラクス
決算ラクス3923ITサービス2026年5月15日

ラクス・2026年3月期通期、営業利益70.2%増の173億円——クラウド事業好調、IT人材事業譲渡で「専業体制」へ

クラウドサービス大手のラクスが発表した2026年3月期通期決算は、売上高が前期比 23.3%増 の 602億8,600万円 、営業利益が同 70.2%増 の 173億4,500万円 と大幅な増収増益を達成しました。主力商品の「楽楽精算」や「楽楽明細」が市場の成熟を跳ね返して新規受注を伸ばしたほか、広告宣伝費の最適化が利益率の劇的な改善に寄与しました。また、経営資源をクラウド事業へ集中させるため、連結子会社のラクスパートナーズ(IT人材事業)を売却するという戦略的な事業再編も大きな転換点となっています。

2026年3月期 通期